こんにちは^^
研修レポート後編です♪
山梨県にあります登美の丘ワイナリー。
登美の丘とは、「登ると美しい景色が見られる丘」から来ているそうです。
丘というよりはもはや山の上のような、とても高い場所にありました。
晴れていると富士山が見えるそうです。
この日は曇っていて残念。
葡萄の栽培にも人の手がとてもかかっています。
例えば剪定も手作業。
切りすぎると育たないし、切らな過ぎても陽が当たらない。
どのくらい切るかはとても重要なんです。
ちなみに剪定した枝はチップにし、果汁の搾りかすと一緒に堆肥として再利用するそうです。うーん、エコロジー。
また、雨に当たると水っぽい葡萄になったり
カビが生えて病気になりやすいので、シートを掛けてあげたりもします。
こちらは葡萄畑です。
雑草がたくさん生えていますが、これはもちろん手入れを怠っているわけではありません。
丘が坂になっているので、雨が降った時に雑草がないと水とともに木が流れてしまいます。それを防止することが一つ。
また、雑草と栄養分を取り合って競争することで、葡萄の木の根が深く伸びるそうです。
甘やかしてばかりではダメなんですね。
こちらは木樽が寝かされている倉庫。
ひんやりと涼しい造りになっています。
ウイスキーと同じようにワインも樽に入れて熟成していると天使の分け前で量が減っていきます。
ただ、ワインの場合、減った分空間ができると酸化して品質が落ちてしまいます。
そうならないように減った分同じ種類のワインをつぎ足しながら熟成させていきます。
試飲会では、登美の丘ワイナリーの代表「登美」を始め、「登美の丘」、「ジャパンプレミアムシリーズ」など8種類ものワインを試飲させていただきました。
白でもすっきり辛口のものもあれば、酸味が少なく柔らかい味のものもあり、
赤でも渋すぎないものもあれば、色・渋みともに深く濃いものもあり、
とても勉強になりました。
お土産コーナーで試飲(有料)もできますので、皆さんも行った際は是非!!
(個人的には葡萄ジュースがおいしかったです^^)
白州、登美の丘と研修に行き、たくさんの人が手をかけ時間をかけ商品を作っていることを改めて実感しました。
私たちはその大切な商品の良さを広めることはもちろんですが、
飲み手としても、作り手の方々の誇りを損なわないようにしないとなと思いました。
飲めない人への強要や、過度に飲みすぎて迷惑をかけるなど、お酒のイメージを悪くする行動をとることは、作り手の方々にも失礼。
飲酒は楽しく感じよく。
作り手の皆さんの思いと、かかった時間を思いながら、美味しく飲んでいきたいですね
美斉津