今僕は、大学院は物理系統へ進もうと思って独学で勉強しています。
一昔前だと大学レベルの物理をゼロから独学でやるのは結構難しかったのですが、最近は昔と違ってユーザーフレンドリーでかつ内容もしっかりしている参考書が出回っています。

僕は電磁気学がいまいちよくわからず、敬遠してしまい、化学系に進んでしまったんですが、今更ながら後悔していて、まずは電磁気学だ!!!と思って探していたところ、出会ったのがこの本です。

よくわかる電磁気学
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前野 昌弘
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電磁気学は厄介な科目で、高校では習わない場の考え方やベクトル解析を多用します。
そこでイメージできなくて、わけもわからず計算してとりあえず答えが出たからいいや、っていうのが大学時代の僕でした。
が、この本は場の考え方や、ベクトル解析の図形的イメージ、定理の物理的イメージを事細かに書いてありますのでつまづくところがありません。
途中式もあまり省略されておらず、途中で「?」ってなることが少ないです。
ただ数学の知識は高校3年の数Ⅲの知識が必要です…。
でも理系は数Ⅲは習っているので問題なく入れると思います。

あと、この本で一番の特徴は電気力線を有効活用しているところでしょうか。
普通電気力線というと、電場のイメージ図としてこんなもんだよと1ページくらいしか紹介されないものですが、この本では何度も電気力線を出して、電場のイメージを大切にして書かれています。
また電気力線を使うと定理の導出が直観的で簡単になるのですが、それも見事に書かれています。
静電場でつまづくところがないです。

本当におススメです。

大学レベルの数学で、分からないなーってところがあったら、とても良いサイトがありまして、
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/
このリンクにあるPDFファイルに大学の基礎数学が書いてあります。
これ単体で勉強しようとすると分量が多すぎてかなりの時間と労力がいります。
が、わからないところを目次を見てリファレンスとして使用するのにはとても適しています。
なので、リファレンスとして使用するのが一番かと思われます。

ちょっと話がそれましたが、この電磁気学の本の素晴らしいところはサポートページがあることと、著者がツイッター上にいることです。

サポートページは
http://irobutsu.a.la9.jp/mybook/ykwkrEM/
にあります。
ここに誤植や章末問題の解答が全部載っていますし、質問すれば詳しい答えが返ってきます。

さらに便利なのはツイッター上に著者がいるので、勉強していて詰まったとき、気軽にリプを送って質問できることです。
大体すぐに返事が来ます。
遅くても数時間。
つい2,3年前では考えられなかった事です。
大学の物理を独学でやって分らないところは気軽に質問できるなんて、SNSが発達した今だからできることなんだと思います。

あと、wikiもあります。
ここです



ここに質問を書き込めば一日以内には返事が返ってきます。

すごい早いです。

というわけで、この本を使ってしこしこと勉強をしております。
おかげで大学時代「?」だったところが「なるほど!!」に変わる毎日です。

同じ著者で量子力学バージョンも発刊されています。

よくわかる量子力学
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電磁気学と並行してできる余裕が出てきたらこっちにも手を出してみようと思います。
大学院受験は来年です。
気合いを入れて頑張っていこうとおもいます!!!
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