2011年09月21日(水) 23時41分57秒

台風15号から今年のみかん

テーマ:みかん sakaturnの投稿
今年は、日本全体が災害ばかりと言った感じですね。

全く・・・

なぜ、日本ばかりと愚痴りたくもなりますが、それでもやってくる明日に向かうためには前を向かなきゃ。

なんて、珍しく詩的になってしまいました。



実際に、みかんでも和歌山では台風12号の被害が相当にひどいです。
ヤフーニュースにも出ていたくらいですが、畑の浸水により褐色腐敗病が蔓延しているようですし、風でカメムシの餌がなくなったのか、大量発生しているようです。

うちも今日カメムシの被害樹を確認したので、遅ればせながら防除しようと思います。



また、今回の15号では静岡方面が被害にあっているようで、九州に住んでいてそんなに県外には交流がない私でもお客様や知人が被害にあっているんですから、相当なんでしょうね。

まずは被害に合われた方々の復旧を願っています。



そんな時に、こんな話と思われるかもしれませんが、こんな時だからこそ書こうと思います。

今年のみかんは梅雨までは全国的に糖度も上がり、品質も良かったんですが、その後の雨により下がってしまいました。

ただでさえ今年は生理落果が極端に多かったために、表年なのに裏年並みの着果量になっているために品質が良くなければというのが前提だったように思います。

実際に、最近の地元の農協の発表によると、前年の2割り増し程度のことのようです。
前年が近年にないほどの裏年具合でしたから、2割り増しと言っても大した量にはならないでしょう。



ところが、市場の方と話をしていると、「今年は表だから・・・」という言葉が数人から出てきたことには驚きました。

市場や仲買の情報不足には少し驚きましたが、よく考えると彼らにはそれはそんなに大きな問題ではないのかとも思いました。
どうでも良いとは言いませんが、彼らは仕入れた農産物をいかに売るかということに全力を傾けなければいけない立場ですし、生産に関しては私たち生産者が全力を傾けなければいけないことですもんね。

まぁ、それでもやっぱり、生産者と販売者ではそんな乖離があるんだなと思ったのも確かです。

それをいかに埋めるにはお互いにできる限り交流を持ち、情報を交換し、できる限り相場に左右されないみかんを作るしかないですけどね。



と、ちょっと話はそれましたが、そんな感じで今年のみかんは品質的にあまり良い状況とは言えません。



ラジオを聴いていると、「○○がありましたが、今年も甘い○○ができました」って毎年言ってますが、天候によって様々なことが変化するのが農業なんです。

「今年の○○はちょっと・・・」みたいなことがあっても良いんじゃないか?

と思いながらも、そんなこと言ってちゃ売れませんよね。



だからこそ、いつも書いているように他の物とは一味違う物を作ること以外に出口はないでしょう。



被災した。

楽しみは収穫だけ。

そんな収穫したみかんも最悪。

なんてことにならないように、祈ります。

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