~小学校3年生がその人の本質?~ハッピープリンvol.110 | 無料映像授業のさかぽん先生.tv

無料映像授業のさかぽん先生.tv

大手有名進学塾などで15年以上指導している
人気講師さかぽん先生がなんと完全無料で授業を公開中。
お気に入り登録しておけば、いつでも見に来られますよ

ハッピープリン

先日、関東のほうで小学校の先生を
されている方のお話を伺う機会がありました。


その方は、長年の経験からこんなことを
感じられているそうです。


「私が担任をもつのは小学校3年生、4年生が多いんです。
その子どもたちが卒業して、社会人になってから連絡が来ます。


そのとき思うのが、幸せそうにやっているなーと思う子は、
3年生4年生のとき好きだったことを仕事にしている子です。


しんどそうだなー辛そうだなーと思う子は、
当時好きだったことと真逆のことをしているんです。


不思議と、小学校3年生のときというのが、
その子の本質だったりするんですね。」



この話を聞いて、自分自身のことを振り返ると…
私は3年生の時は引っ込み思案で人前で
話をするのがとても苦手な子でした。


でもなぜか、担任の先生が転校生のお世話係や、
学校に来るのが少ししんどい子を迎えに
行く係などを私に与えてくれたのです。


私もそのお仕事は嫌ではありませんでしたし、
人のお世話をしてその人の役に立つことは
うれしかったんだと思います。


そして、4年生の学芸会でソーラン節をやりました。
それまでは学芸会での配役は「近所のおばさんA」「木」など、
どれもセリフも1行くらいのできるだけ目立たない役をしていました。


でも、4年生のソーラン節では練習の成果が認められ、
他の子たちの指導役をし、本番ではセンターで
踊るメンバーの一人になっていました。


その後、どんどん人前で話をしたり、
行事の中心になって引っ張っていくことが
楽しいと思うようになっていきました。


そして今、寺子屋で子どもたと接している
自分を重ねてみると、なるほど!と思いました。
そして、寺子屋に来てくれている3,4年生の
「好き」や「ワクワク」をたくさん引き出していきたいと思います。


みなさんは、
小学校3年生のときの自分は何が好きでしたか?
そして今の自分と重ねてみてください。
すてきな本質が見えてくるのではないでしょうか。