ファンタジーS、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変長らくお待たせしました。それでは、今日京都競馬場で行われますファンタジーステークスの有力馬の情報です。なお、「?」で隠された馬につきましてはレース後にでもお話します。



【展開予想】


前走同様、内からスッと先手を奪うのはレディーメグネイト。が、前走と決定的に違うのは、同じ京都1400m戦ながら、内回りから外回りへと舞台が変わる点。この点を踏まえると同馬が一気に飛ばしていくことは考えられず、最終的にはスローペースからの決め手比べとなりそう。

【有力馬情報】


・13 エイシンキンチェム・・・・ここまで2戦2勝。前走後は放牧に出されたが、「こっち(栗東)に戻ってきてから確認したけど、上背が伸びたし精神面もすごく大人になってきた」と切り出した某情報筋。「この馬のセールスポイントはこの時期の牝馬にしてはカイ食いが良く、ビシビシ鍛えられている点。ブリーズアップセールで高野師が見込んだ通り、馬体面も充実一途。期待通りに成長を遂げているし、重賞勝ち馬(ファインチョイス)にも引けを取らないだろう」。今週の最終追い切りでは、ケイコ駆けするシュテルンターラー(4歳1000万下)を子供扱いしたように、状態面に関しても前走以上と言える。

・17 ビウイッチアス・・・・1週前追い切りで、美浦坂路4ハロン48.3秒をマークした同馬。これを見守った某情報筋は、「この時期の2歳牝馬が48秒台をマークしたのは、ちょっと記憶にないですよ」と一言。続けて、「前走の内容もまた秀逸。一気に先手を取る勢いから、スッと折り合って好位置追走。レースセンスも長けており、初コースもまったく問題にしないはず」と。その他、会議では、「それにしてもダイワメジャー産駒はいい仔を出す。エピセアロームがすでに重賞を勝ったが、この馬が父に2勝目をプレゼントする可能性も十分」との話題も上がっていた。

・2 レディーメグネイト・・・・「前走は開幕週に加えて内回り戦と、この馬に条件が向いたのは確かですが、一概にフロックと決め付けることはできません」と声を発した某情報筋。「当時は『陣営関係者が、デビューが待ち遠しくて夜も眠れない様子』というエピソードをお伝えさせていただきましたが、そのときから陣営の評価はまったく変わっていません。うまく溜めさえ利けば、前走からのもう一丁も期待できますよ」と。勝っても人気にならないようなタイプの同馬だが、「まだまだ奥がある」との評価であった。

・12 アイムユアーズ・・・・「つい先日、近しい関係者に話を聞く機会があったんだけど、伸二(藤田伸二騎手)もずいぶんこの馬のことを気に掛けてるって話だったよ」と某情報筋。「函館の未勝利戦を勝ったときに伸二が乗っていたんだけど、かなり印象に残ってたみたいだね。それに、前走函館2歳Sのときはちょっとソエ気味で、且つレースでは出遅れて大外をブン回して2着でしょ。今はソエも治まってきているし、まだまだ前走勝ち馬との勝負付けは済んでないんじゃないかな」と。別の某情報筋も、「前走の脚を見る限り、1ハロン延長で外回りになるのは大きなプラス材料」と、同馬の背中をプッシュしていた。

・???????・・・・派遣メンバーから報告が上がった陣営の談話は以下の通り。結論から言えば、陣営はここでの賞金加算を目論み、次のGIを狙っているようだ。「毎年1勝馬でも阪神JFに出走できないこともありませんが、やっぱり抽選待ちじゃなく、きっちり出走枠に収まりたいですからね。確かに荒削りな面はありますけど、GIに出てもいいところがある馬だと思ってますから。きっちりここで賞金加算しておきたいですね」。まだ1勝馬の身ながら、自己条件でなくここを使ってきたのは勝負になると踏んでいるからこそ。素質では引けを取らない。

・11 タガノミュルザンヌ・・・・派遣メンバーからの報告によると、どうやら他陣営の中でも、「あの馬の切れ味はちょっと強力」と、警戒の声が上がっているとのこと。某情報筋も、「牝馬の活躍が目立っている松田博資厩舎ですが、それは決して偶然ではありません。やはり長めからじっくり乗る普段の調教方針が、牝馬の切れ味を引き出すには適しているということなんのでしょう。当然この馬も、まだ1戦1勝の身ながら、経験豊富な馬相手にも引けは取らないはず。前走はまだまだ余裕残しで、ビッチリ追えば、終い34秒台前半から33秒台をマークできますよ」とコメント。キャリア1戦でも、まったく割り引いて考える必要はなさそうだ。

・5 ファインチョイス・・・・父アドマイヤムーンに、重賞初挑戦・初制覇のタイトルをプレゼントした同馬。「あれから3ヶ月。キレイな成長曲線を描いていますよ」と某情報筋。「追い切りが終わった時点で460キロありましたから、競馬ではおそらく450キロ前後になるんじゃないでしょうか。が、まったく太め感なく仕上がっていますね。本番は確かに次ですが、それでも長めから意欲的に乗られているように、息持ちに関しては問題なし。函館2戦をノーステッキで勝ち上がったように、当然ここでも期待に応える走りを見せてくれるでしょう」。加えて別の某情報筋も、「1ハロンの距離延長もまったく心配ない」と同馬を後押し。どうやら世代上位の素質馬という認識は、間違っていなさそうだ。


なお、大変申し訳ありませんが、予想に付きましてはお休みさせていただきます。ご了承ください。