日本画家・榊山敬代 SAKAKiYAMATAKAYO
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2016-11-26 19:19:55

円山応挙と写生のとき。

テーマ:美術館

昨日の午後は
根津美術館で
只今開催中の

円山応挙 展
「写生」を超えて 

こちらの展示をふとおもいだしまして
根津美術館へと足を運んでまいりました

会場に到着するなり
おどろきましたのが

会場が大変混雑しているのでした…
海外からの観光客も大半でしょうか
ときどき…海外の美術館かしらと
キョロキョロ振り向いてしまうほど
美術館から庭園までは多くの方々でにぎわっているのでした

それもそのはず
ロビーの窓ガラスに広がる庭園の景色は
いつもとは異なって華やかに
鮮やかな紅葉の世界が広がっているのでした

都心にこんなにも素敵な紅葉スポットが
あったなんて…

紅葉の季節の根津美術館は
はじめてでしたから
今回は作品鑑賞の前に庭園を散策してからのスタートにしてみましたので…

まずは庭園のひとコマより。。

{AFCA9311-1D78-4BF2-97E7-0B838207A55A}

しずかな水面に
紅色のトンネル

{14DEBC2F-1EE0-403C-8085-73673557B40D}

夕暮れ時の庭園も
風情がありました

{96AEE873-1B9B-4602-A912-A0441EA8887A}

落ち葉と水面の
プラネタリウム

見上げても見下ろしても
全てが絵になる景色には

何度も感心なため息と深呼吸を
くりかえす散策時間となりました

…さて 散策はほどほどに
応挙さんの待つ展示会場へ…

{2DE883F9-C841-4F9A-A748-43794679206E}

応挙さんとは

{77ED04F4-3392-4125-AF9B-5EB5D3AC7B22}
Wikipediaより

写生にもとづく新しい画風を創られ
日本の絵画史に革命を起こした画家です

本展は応挙さんの若き日の作品から
生涯を代表する作品までが展示されておりました

そのような展示のなかで
ふと心にとまりました作品がありまして

きょうは そのひとコマを
つづっておこうとおもいます。。

その作品は
二階の展示会場へ展示されております
絵巻に描かれた世界でした

「七難七福図巻」重要文化財
(しちなんしちふくずかん)」

経典に説かれる七難と七福を
リアルに描くことで 仏神への信仰心と
善行をうながす目的で制作された
応挙の出世作といわれる絵巻

{E187DD8D-7DE9-4047-A8CF-C05C54AEE9F0}

人間が直面する災いや幸せを描いた
応挙の代表作です

七難七福図巻は応挙を物心両面で支えた大津の僧侶 祐常(ゆうじょう)の依頼を受けて1768年に完成。
天災と人災…福寿の3巻で構成され
火事や洪水などさまざまな災いがあるものの仏道に帰依し
つつましく生きれば幸せが訪れると説き
卓越した写生力を生かし 地震が発生し逃げ惑う人々や穏やかな表情で長寿の祝いをしている人たちの様子を描いた絵巻作品です。

この作品は応挙さんが
36歳の頃から三年の年月をかけて
制作された作品…とのこと

ちょうどわたしも35歳なのですが
只今ご依頼されております
これから取り組む新作に対する始まりが
36歳の応挙さんの心境にちかいことも
不思議とこのタイミングで
この作品と巡りあえたことへ
さらなる意味を感じるように観てゆくのでした

時代を経ても変わらぬ真理なる眼差しを
作品の線から未だに新鮮に感じるように

応挙さんが心神込めて描かれている姿勢は 心が正されてゆくようでした

信心という神仏を信じる真の心とは
本来の芸術の姿のように感じるこの頃…

応挙さんの線や写生のすべては
単なる手先の技術だけではなく
そもそもの応挙さんの「生きる」姿勢が
線となりカタチとなり作品へ「写されて」
写生をも超えた応挙さんの人生観が
作品に凝縮されているようにも感じさせてくれるようでした

写すことのイミ
あらためて向き合うひとときとなりました


…ところで

午後の会場では
大変混雑していたのですが…
もしかしたら午前の方が空いてるでしょうか。。

前期の展示は27日日曜日まで
後期の展示は12/18日曜日までです

◇根津美術館



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