フラクタル心理学と酒井日香の占い学☆ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

今日は沼田和子さん著

 

「フラクタル心理学のインナーチャイルド療法」

 

 

 

という、こちらの本を交えての、

酒井さんのくだらない

独り言です☆ ( ´艸`)

 

 

↑ 現象学的にフラクタルがあるのなら、心にも

  それに類似したフラクタルがあるはずである。。。(BY 酒井日香)

 

 

 

 

ってなわけでさっそく本題☆( ´艸`)

 

 

 

この沼田さんの本では、心理セラピーの

大まかな流れが書かれていましたが、脳の情報処理には

大きく二つあるそうな。。。(勉強になりました☆)

 

 

 

 

 

一つは、興奮物質であるアドレナリンに関係した 「感情回路」。

一つは、平常時の神経伝達物質であるドーパミンに関係した認知回路」。

 

 

 

 

通常、受けた刺激は視床と呼ばれるところに届き、

そこからいったん短期記憶を保管する海馬に送られ、

海馬から大脳新皮質を通って扁桃体に到着するそうです。。。

 

 

 

 

これが「認知回路」という、平常時の情報処理パターンで、

このとき神経伝達物質として働くのは脳の報酬系に作用し、

スリルや昂揚感、成功感、喜びなどといった感情を呼び起こす

ドーパミンだそうな。。。

 

 

 

 

ところが、危機に瀕しているときはもっと素早い

情報処理をしないと命を落としてしまう。

 

 

 

 

 

それで、危機に直面したとき、目の前の敵と

戦うか? 逃げるか? を、咄嗟に判断する回路、

というのも人間にはもともと備わっているらしい。。。

 

 

 

 

それが、視床からダイレクトに扁桃体へと情報が

伝わる 「感情回路」 なんだそう。。。

 

 

 

 

本来はこの回路は、サバンナで肉食獣と鉢合わせる

とか、突然横から車が突っ込んできた、とかいうときに

咄嗟に判断するなくてはならない回路なのだけど。

 

 

 

 

自分がピンチだ、と思うときに発動してしまうので、

ピンチだ! と感じるハードルが低すぎたり、あるいは

環境によって年中叱られたり、怒鳴られたりしていて

いつもピンチだ! と思っていると、感情回路に関係

した脳のニューロンがどんどん太く、しっかり、強固に

発達してしまうのだそうな。。。

 

 

 

 

 

そうなるとふつうの人にはなんの問題でもないことが、

その人にとっては大問題になり、冷静な判断ができなく

なる。。。

 

 

 

 

 

家庭に問題あったり、学生時代からいじめられすぎたり、

上司にひどいことを言われ続けて萎縮したような人が

しばしば、自分を悲劇のヒロインにしてしまったり、

些細なことで落ち込んだり、希死念慮を持ったり、

人格障害みたいなひどい見捨てられ不安を抱いたり

するのは、本書の中ではこの感情回路を何回も使いすぎた

ために、他の脳内の情報処理ネットワークが相対的に

弱まってしまったせいだ、ということらしい。。。

 

 

 

 

 

 

確かに、酒井さんは数年前、ネット経由でひどい人格障害

の人から攻撃されて困ったことがあったけど、その人の

背景とか聞いたら親がそもそも変人で、その人がちょっと

思い通りにならないと自殺するそぶりを見せたり、あたしを

見捨てるのね?? とか言ったり、バストが崩れるのがイヤ

だからと抱っこを一切しないで育てたりなどなど、いわゆる

 

 

 

 

 

「毒親」

 

 

 

 

に育てられていたらしい。。。 そういう、脅し子育てみたいな

中でメンヘラの母親を見て育ったこの人も、立派に母親以上の

メンヘラに育ってしまったが、酒井さんがなんとかこの方に

落ち着いてもらおうと思ってちょっとこの方の問題点を

やんわり提起したりすると

 

 

 

 

 

「ネガキャンした」

「嫌がらせされた」

「脅された」

 

 

 

 

・・・・・・・などなど、自分を被害者に仕立てて、それをまた

私の関係者へ吹聴して歩くものだからほとほと疲れてしまってのう。。。

 

 

 

 

 

 

まぁ、最後はどうにか離れられたけど、人格障害の人の

あの執念というか、どこまでも自分は被害者、というのも、

感情回路が年中フル稼働しすぎていてすべての物事が

脊髄反射になってしまって、ちょっとでも指摘されたり矛盾を

言われたりするとパニック発作みたいになっちゃって、

自分でも止められないんだろうね。。。

 

 

 

 

 

まぁ、気の毒な人ではあった。 そんなの、意識ひとつで

いくらでも変えられるただのヴァーチャルリアリティなのに。。。( ´艸`)

 

 

 

 

 

んで、著者の沼田さんは心理カウンセラーになるための

勉強をアメリカでなさったそうなのだが、セラピストになるための

実習として、自分がインナーチャイルドセラピーというものを

受けたのだそうな。。。

 

 

 

そうしたら、結局インナーチャイルドセラピーっていうのは、

現在に影響を及ぼしていると感じる子供時代の傷ついたこと、

ショックだったことを思い出し、子どもの自分をイメージの中で

癒し、さらに自分を傷つけた相手に想いの丈をぶつけて、さらには

謝罪させるのがセオリーなんだって☆

 

 

 

 

最初は沼田さん、自分の家族問題を思い出し、自分の親を

記憶の中で呼び出して、自分がいかにつらかったかをぶつけ、

親にイメージの中で謝罪させていたらしいのだが、それを何度も

繰り返すうちにもっと不安定になってしまったと。

 

 

 

 

思えば、それって「感情回路」を強化させているだけであり、

感情回路が興奮しっぱなしになるともっとヒステリックになり、

ますます悪い方向へ行くだけだった、とやがて悟るので

あります☆

 

 

 

 

実はこうした弊害はかねてよりフロイト的な原因論に

よるカウンセリングではよく言われていることで、

アドラーなんかははっきりと

 

 

 

 

 

トラウマなど存在しない!!

 

 

 

 

と言い切っていますよね。。。。

 

 

 

 

アドラーが言うのは、人は、目的のためにあらゆる

ことを言い訳に使用しているだけなのだ、と。。。。

 

 

 

 

 

だから、今の自分がうまく行かないのは過去のトラウマ

のせいだ、と考えるのは、本当は本人が今のままで

いることを望んでいるのであり、とにかく何でもそれを

理由にして変わらないでいることを単に選択している

だけのだと。。。( ´艸`)

 

 

 

 

占いにもまったく同じことが言えます。

 

 

 

 

酒井さんはこれまでに7~8人ほど、自分の精神疾患を

ホロスコープのせいにしている人に出会いましたが、

たぶんそれはメンヘラでいる大変さをアピールすることに

当人が快感を覚えているからであり、単に変われないのを

星のせいにしているだけです。

 

 

 

 

 

沼田さんのこの著書では、人間の脳と言うのは、何度も

繰り返し同じような情報処理をするうちに、どんどんそのような

ニューロンが強く・太く形成されてしまい、ますますそうした

特性が強化されるということです。

 

 

 

 

 

 

成功体験の多い人がどんどん成功を重ねていく

のに対して、失敗の経験からいつまでも立ち直れない

人がよりいっそう社会的信用を落としてしまうのは、

繰り返し感情回路を働かせることでいっそうアドレナリンが

強く働き、些細なことさえ破局的に感じられてしまうから

だと。。。

 

 

 

 

 

でもまぁ、それは確かに一理ある。。。

 

 

 

 

んで、ここでいう

 

 

 

 

 

「フラクタル心理学」

 

 

 

 

とは何かというと、むしろインナーチャイルドセラピー

の視点を本人の子ども時代にするのではなく、

 

 

 

 

 

「謝罪してほしい相手の視点」

 

 

 

 

にむしろ切り替えてみる、ということのようです。。。( ´艸`)

 

 

 

 

 

それをフラクタル心理学というのか???

 

 

 

ん???

 

 

 

酒井さんは今、数学者にしてフラクタル幾何学の

パイオニアであり、創始者でもある

 

 

 

 

「ブノワ・マンデルブロ博士」

 

 

 

 

が書いたこんな本も読んでいるけれど

↓       ↓       ↓

 

 

↑ この本の19ページから20ページにかけて、

そもそも

 

 

 

 

 

「フラクタル」

 

 

 

 

という言葉自体は、マンデルブロ博士の造語である

と書いてあった。( ´艸`)

 

 

 

 

 

その由来はラテン語で破砕、という意味の

形容詞「fractus」から来ていて、ラテン語には

fractusが動詞になった言葉「frangere」は壊す、

という意味で、それをもじったものである、とのこと。

 

 

 

もともとは海岸線のような不規則な地形や、複雑な

国境線などを研究する中で生まれてきた言葉である。

 

 

 

なのでやっぱり元祖はマンデルブロ博士なのであり、

本当は心理学用語ではない。。。( ´艸`)

 

 

 

 

私がこの本の唯一、残念だなぁと思ったところは、

 

 

 

 

 

「フラクタル」

 

 

 

 

という用語についてこの本の中では、

納得のいく解説がまったくなされて

いなかったことだ。

 

 

 

 

そもそも数学用語である、ということさえ

書かれていなかった。( ´艸`)

 

 

 

 

 

まぁ、最後はフラクタル心理学の創始者、

一色真宇(宮崎なぎさ)さんのHPを見てくれ、

ということのようだ。( ´艸`)

(※注、なんで名前が二つあるのかすげー気になる)

 

 

 

そこのセミナー内容をざーっと見たけど、まぁお高いね。( ´艸`)

 

 

 

講座のタイトル見た感じでは量子論や超ひも理論や

インフレーション宇宙論とか、そんなのを読めば

誰でもわかる内容に思えたので、習いに行くのもいいけど

酒井さんは別にこの協会からフラクタル心理学習わなくてもいいや☆ ( ´艸`)

 

 

 

 

 

そんなカネあったら数学塾行くし。( ´艸`)

 

 

 

それにマンデルブロ博士の研究書や、数秘術の中に

使われているユークリッド幾何学とフラクタル幾何学や

フラクタル解析といった数学のことを知らないと、わけの

わからん用語で煙に巻かれてしまう可能性もありそうで

酒井さんはこうした協会、なんてものは怖くて絶対

近寄れない☆ ( ´艸`)

 

 

 

 

ただ、占いもまったくインナーチャイルドセラピーと同じで、

用い方ひとつでノロイになっちゃうし、酒井さんがこれから

やる占星術講座はフラクタル心理学ではなくてフラクタル

占星学だからまぁ、競合することはないかうん。。。( ´艸`)

(※注、そもそも酒井さんは講座やったってラーメン代くらい

にしか収入にならないし、それ以上は望んでいない)

 

 

 

そんな感じで、酒井さんと使用する用語は似ていても、

内容は似て非なるセラピーのようだから安心しました☆

 

 

 

別にこいつらパクッたわけじゃねぇし酒井さんのは

占い講座だから、用語がかぶってしまっても大丈夫だよね??

 

 

 

 

だってもとはマンデルブロ博士が考えた用語だもーん♡ ヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

 

というお話でした♡

 

 

 

お知らせ☆

 

酒井さんが必死こいて連載している占星術大河小説

「VICE-ヴァイスー孤独な予言者」

 

  占いとはなんなのか、考えさせるストーリー展開に

  なっています☆ ぜひ読んでくにゃさい☆

 

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