どっこい俺は生きている。

酒井靖之の「俺の生き様」。

酒井監督最新作品
感動の実話ドラマ「おばあちゃんの口紅」
0002 代表を務める映像制作会社
公式HPはこちら【作品公開中】

テーマ:
雄飛



ビッグコミックスペリオールに連載中の「雄飛」。
敗戦後、戦災孤児となった雄飛と、彼を取り巻く人間模様が秀逸な「人間ドラマ」。

戦後のドサクサ感が、リアリティをもって丹念に描かれている。
それだけに、胸をえぐられるようなシーンもある。
特に、満州引き上げ時に、雄飛の母と姉が、同じ日本人にレイプされ、殺されるシーンは、漫画を読んで初めて目を覆ったほどだ。
(ネタバレになるので、これ以上は書きません)


この作者の「人間の機微をとらえる上手さ」は相変わらずで、この力は漫画家随一であると僕は思う。

小山ゆう先生の代表作のひとつに「がんばれ元気」という名作があるが、この作品ほど、僕が泣いた作品はない。

先生の描く「元気」や「雄飛」は、決して能弁なタイプの男ではない。どちらかと言えば、無口なタイプである。
ところが、なぜかこの主人公たちに、思い切り感情移入してしまうのである。

人がどうすれば怒るのか。人がどうすれば感動するのか。
僕も自分で作品をつくり、演出するようになって、小山ゆう先生の作品を何度も読み返し、勉強したものだ。

「人間の機微をとらえる」とは、分かりやすく言えば、「人間」をしっかりと描く目線。

「人間ドラマ」を描く場合、作者の「人間力」そのものが、作品の質を決めてしまうと言えるかもしれない。

今の漫画家をあれこれ言うつもりはないが、「画力」ばかりで、「人間力」が足りていないようにも思える。

やはり漫画家といえども、「机上」だけではなく、人生の様々な苦労や経験がないと、本当の「人間ドラマ」は描けないんだなぁ、と思ってしまうのは、僕だけだろうか?





雄飛


小山ゆう
http://www.amazon.co.jp/dp/4091864198/ref=cm_sw_r_tw_dp_h7.0wb0Q14T83

敗戦を迎えた昭和20年、満州から引き揚げる混乱の中で、ある男に母と姉を殺された雄飛。孤児となってしまった
雄飛は、彼に救いの手を差し伸べてくれた娼婦のまち子と、弟の剛士とともに生きていくことになった。やがて17
歳となった雄飛は、母と姉の仇である男への復讐心を胸に秘めながら、プロボクサーとしての道を歩んでいく…
肉親との永遠の別れ、幼なじみの少女・青葉との再会。幾人もの人との出逢いを重ねながら、戦後の混乱を激しく生
きる少年・雄飛の、熱き魂のドラマ。






がんばれ元気


小山ゆう
http://www.amazon.co.jp/dp/B009JZH0C8/ref=cm_sw_r_tw_dp_NR13wb0AB69EZ

堀口元気はプロボクサーである父親の影響をうけて、5歳からボクシングをはじめた。しかし、父親は後に世界チャンピオンとなる「天才ボクサー」の異名を持つ関拳児(せきけんじ)との死闘の末、この世を去ってしまう。父親の果たせなかった夢……世界チャンピオンを目指して、元気が駆け抜ける!熱く燃え続ける男の感動ドラマ!







▶酒井靖之の個人的「この漫画がすごい」第1回目の記事を読む



▶酒井靖之の個人的「この漫画がすごい」第2回目の記事を読む



▶酒井靖之の個人的「この漫画がすごい」第3回目の記事を読む











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