このたび、紹介をしていただいたご縁から、長野県松本市にある“ヴィオ・パーク劇場”にて、「ヒトリ主義Night 2016」に出演してまいりました。
ここは松本駅からバスで30分くらい、山奥へ入っていったところにあります。
「竪穴式表現空間」と銘打ってある舞台はこのようなところでした。
本番ここに立つ演者に、内面深くから何かを引き出さずにはいられないようなどころだ。
前日リハに入った時、この場から直感しました。
劇場ではときどき、表現の神さまみたいな存在を強く感じることがあります。ここも間違いなくそうした場でした。
この劇場で過ごし、携わってきた先人たちの想いが宿っていて、空間を満たしている。
そんな不思議な場の力を借りて、二日間を踊ることができました。
撮影していただいた写真を見ると、
私であって私ではないような、私だけではないような、
実際そんな風に見えました。
自分以上の力が出て、ここでしかできない表現をし、共に居る人たちと一緒に生きたのだと思いました。
スタッフのみなさんの力量が素晴らしかった。
主催の亀田恵子さんはじめ、出演、関係者の方々、遠方までお越し下さったお客様。貴重なひとときを一緒に創り過ごしてくださって、誠にありがとうございました。
このイベントに関わったこと、この劇所で踊ることができたことを心から感謝します。
中庭でも踊りました。