ぐうたら能無し教授の日記(坂口謙吾) -3ページ目

バレンタイン

バレンタイン。ジイさん未だ居るので、今年もいただきました、散財させてすんません。恐縮しております(このニッタリ顔、恐縮じゃないか)。最初の写真はいただいたデザインタオルの上で、下着じゃないです。

タイミング悪く、Yahooニュースに「キレるお年寄り」というタイトルで、高齢者による暴言・暴力が激増という話が出ている。チョコいただきながらツイ読む。「脳の機能低下」と「身辺環境の変化」と「会社人間団塊世代の自由化」なんですと。会社人間団塊世代、するてえと、お年寄りと言っても私どもの世代か。
温厚だった人が別人のごとく怒鳴りまくるド屑になるらしい。ヤッパ、ボケなんですかね?
ヤだなあ。キレたくないです。

バレンタインチョコ、深く感謝。


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未来の博士激減

未来の博士激減

時々フと思う。最近、理科系の大学生達の就職希望コースが極端な公務員指向になっている。理由は簡単何もない、単なる未来の安全志向に過ぎない。高校生の理系の大学進学は極端な資格コース指向(医歯薬獣医系)として既に30年以上前から始まっていたが、大学卒の場合、そこまで極端ではなかった。なぜか?

 理由はいろいろあるが、一番簡単かつ主要な理由は、おそらく急速に民間(大企業)就職コースが安全志向の中から外れて来たせいだろう。

 そして驚くのは、ごく最近突如、全国的に理科系全般に博士後期課程への進学が激減し始めたことである。これはさすがに今まで理系の博士後期課程進学はズッと変わらなかった。とにかく“研究をやりたい、やるんだ”人間が一定数でいた。私は6年前に理工学部を定年退職し研究所勤務になったが、その時までは自分の周りではそんなことは感じたことがなかった(実際には終わり頃には全国的には既に始まっていたのかもしれないが)。私は22年間理工学部に所属し自分の研究室から毎年平均3名前後の博士を製造した(総数58名、最初の5年間は修了者なし)。コンスタントに進学者がいた。

 突如激減が始まった。全国傾向のようである。

 なぜか?

 安全志向が更に極限化したとしか考えようがない。もう“研究をやりたい、やるんだ”的指向で、博士課程などに行っている余裕がないことになる。

 

 最近いよいよ再編無縁と思われてきた飲料系大企業、医薬品系大企業、重工業系大企業、再編が普遍化した電気電子系大企業、その他業種大企業などの巨大な合併再編(縮小再編とほぼ同じ)が始まる由。これは大企業系産業群の崩壊の予兆かも。

 これは私が見た1970年代1980年代の日本に敗れた当時のアメリカの産業群にソックリである。身の周りの話である(私はその間ズッと在米だった)。もしそうなら徹底的な崩壊まで行くことになる。IBMやコダック、GMなどが崩壊していく姿は想像を絶した。私のショックは今「トヨタが倒産した」というニュース出たとしたら、それ並だった。その時代のTVニュースで、大リーグが日本のプロ野球選抜チームとの国際親善試合で負け越して「Baseball too !」といった言葉が今も忘れられない。

 

 博士後期課程進学の激減はおそらく採用人員数ジリ貧の予兆を感じて、博士課程など行かず一日も早く安全の予約を取る流れの極限化だろう。全員が公務員になれる訳ではないから(採用が縮小傾向の)「安全な大企業に早く行かねば!」。とうとうここまで来てしまったんだ、と感じてしまった。

 今は大企業は国際化の方向なので博士後期課程修了者(博士)を積極的に取るようになっており、大学は後期課程の授業料を無料化し返済不要の奨学金も出すようになっている。しかし、それをも通り越すような不安感が大学生達に漂い始めたのだろう。誰も行かない!まだ過去3〜4年の話。いよいよ日本産業の終焉が始まったのかも。

 アメリカはこれに対応して70年代からベンチャー企業が湧き上るように起き出し1990年代以降全世界を制服するようになって復活。日本にそれが出来るのだろうか?ベンチャーは未だ数少ない。“研究をやりたい、やるんだ”人間がベンチャー創るんですがね。

 

少子化はだいぶ前に始まっているが、大学院博士進学は24歳から始まるが、激減の始まりはここ3〜4年で、その間に24歳に達したのは1989〜1993年生まれ。大企業の採用はズーッとジリ貧だった筈。落ちて行く前兆には敏感なんでしょうな。ジリ貧中はきっと理系の新卒数減少と会社の採用数減少が見合っていたんでしょう。

 どっちの減りが早くなるか?たぶん後者でしょうな。「もう伝統を誇る名門大企業なんか何処も当てにならん(1970〜1980年時代のアメリカ)水準まで行く」と彼らは突如アメリカみたいに“自分でやる!”ベンチャーだ!という“研究をやりたい、やるんだ”人間になるんですかね?

理科大iGEM

理科大2年生の美女、比留間くん(FBのお友達)が研究室を訪ねてくれる。何かと思えば、宣伝!であった。
IGEMに応募するクラブで、合成生物学の世界大会に出る為の有志の集まりなんだそう。「宣伝して下さい!」。ハイ、では彼女は可愛いから、ここに書きましょう。写真はそのメンバーなんだそうです。
IGEM TUS.webloc

こっちだそうで。facebook.com/igem.tus
理科大の希望者集まれ!(ただし、この場合は理科大生だけらしい。皆様ゴメン遊ばせ)。でも資金がない、近々クラウドファンディングの予定の由。
只今、完全に笑顔で利用されております。
まあ、よろしいですな、すんません。


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ボルダリング

孫とボルダリング。スピードで勝てず。


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利き研究

朝食後、貰ったお土産のチョコ比較、ポーランド製、モンゴル製、日本製。結構どれもいけるけど、私、味覚音痴なので特に差無しですな。全部チョコです。しっかり違うのは箱の絵と説明文の言語(英語だけは同じ)。
たぶん全世界にチョコ製品あるだろうから、きっと利き酒ならぬ利きチョコ専門家なんてのもいるんですかね。いるんだろうな。
学問もインパクトファクターだNatureだScienceだなんて受験競争みたいな若者虐めを避けるために「利き研究」なんてのを作ると面白いのかも。アカン!直ぐにアホなこと考えてしまう。
 暇ジジイで、すんません(暇じゃねえんだけど。只今群馬から戻ったばかり)。今TV見ていたら「すみません」を連発するのは、自信がない証拠・ダメ人間なんだそうでガックリ。でも、すんません。