遠隔操作で内視鏡手術を支援する米国製ロボット「ダビンチ」が4月から、前立腺がんの摘出手術で公的医療保険の適用を受けることになった。厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)が30日、了承した。これまでの手術に比べ、患者の身体的な負担が小さいという。
医師はカメラをのぞき、拡大された体内の3次元画像を見ながら操作する。医師の手の動きに合わせて、ダビンチの手も動くようになっている。
2009年11月、前立腺や胃、食道がんなどの手術を支援する医療機器として承認された。前立腺の周囲は血管などが集まり、がんの摘出は出血に注意が必要。細かな動きが可能なため、これまでの腹腔(ふくくう)鏡手術より出血量が少なく、入院日数も短縮でき、治療効果が期待できるという。
販売会社「アダチ」(大阪市)によると、国内では現在、32病院が導入。昨年は約700人の前立腺がん患者の手術に使われた。
前立腺がん手術のみが、一部に公的医療保険が使える先進医療に5病院が指定されている。ほかでは保険が適用されず、自己負担は100万円以上になるという。[朝日新聞 2012年01月31日
より]
http://www.asahi.com/science/update/0130/TKY201201300404.html
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今話題のロボット手術。最近はテレビ番組や雑誌等でも特集されているようで、ご存じの方も多いのでは。
元々はアメリカが戦地で戦う兵士に対し遠隔で高度な手術ができないものかと開発された技術。
傷を負った兵士に高度な医療を受けさせたいけれども、そのような手術を行うドクターを危険な戦地に行かせる事は困難。そこで、ドクターが現地に行かなくとも遠隔で高度な手術を行えるように考えられた技術を応用されているとか。
将来的には宇宙に住む人間の手術を、地球上から行う計画もあるとのこと。
さすがアメリカスケールがデカい!
人間の手では行えない細かな作業ができることから、今まで手術ができなかったケースでもダビンチならば可能といったことも。
腹部に3箇所の穴を開けるだけで手術を行う事が可能である事から、欧米では約3日で退院出来き(日本では現在約1週間)、当然患者さんの体への負担が軽い事から、高額な費用が必要になるにもかかわらず「ダビンチ」を使っての手術を希望される方も多いらしい。
以前もお伝えしてると思うのですが、千葉県のガンセンターにも導入済みなので、意外と身近ではありますね。
今現在は、健康保険の適用を受けていないので、全額自己負担。
その為、治療にかかる費用は自由診療なので莫大。
部位によっても異なるが、費用は400万円を超えることもある。
※医療機関によっても異なる
それが4月から前立腺がんの摘出手術のみですが、公的医療保険の適用になるということは、医療保険の先進医療特約に加入していれば、給付金から支払われることになります。
注意点として、先進医療が適用になるのは指定された5病院のみなので、他の医療機関では引き続き約100万円の費用が必要。
今後がん治療に関し、他の部位の手術にも保険が適用されれば、よりがん患者は治療の選択肢が拡がることになります。
と同時に懸念されるのは、先進医療特約の保険料。
高額な先進医療が認可されればされるほど、保険料も高くなるはず。
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