歯なしにならない話

静岡県富士市の歯科医が、話にならない日々の雑感や歯無しにならない虫歯予防や歯の情報等について書き綴っていきます。


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こんにちは!


久しぶりのブログです。


先日あるTVで予防歯科の有名な先生が取り上げられてました。


自分も30年以上予防歯科をしてきましたが、残念ながらもうこの概念は古いと思っています。



今の歯科業界は、何でも 予防=フッ素+キシリトールです。



確かに大事で、クリーニングや唾液検査や菌を見せたりしてきました。



でも早期発見、早期治療からPMTC等に移るのにやっとで、次の本当の意味での予防概念が遅れています。



もう医学も歯学も薬ばかりに頼っていてはだめです。



口も腸も消化器官で、菌でいっぱいなのに、殺菌剤や抗生物質で菌を目の敵にしています。


口腔内フローラや腸内フローラをいい状態にすれば健康になるのに、違った方向で治療しています。



自分は、これからの予防歯科は、呼吸、姿勢、嚥下、プロバイオティクスで健康を維持するように啓蒙し、予防していかなければいけないと思っています。



昨年、ブログでむし歯でなくても歯が溶ける話をしました。



フッ素では、虫歯が完全に防げないことは、先日の子供さんの虫歯データーをみても明らかです。



また別のブログでプロバイオティクスでBLIS M18、BLIS K12の話もさせてもらいましたが、まだ歯科医師でも知らない先生が多いです。



20数年前にスウェーデンでキシリトールを初めて知って、フィンランドのガムを輸入して患者さんに渡していた時、日本の歯科医のほとんどはキシリトールの存在さえまだ知りませんでした。



そしてかなり年月が経ってから日本に広まりました。



残念なことに、そのキシリトールも元々は白樺の樹皮からできていましたが、今ではほとんどが化学合成と言われています。



またフッ素も日本の使用頻度と量は多すぎますし、いろいろ弊害でてきてもおかしくない状況です。



法律で市販品の歯磨き剤のフッ素濃度は全て1000ppm以下と決められていますが、むし歯予防効果は20~30%(乳歯・永久歯)と言われてます。

ppmは濃度の単位で、1000ppmは1g中に1mgのフッ素が配合されていることを示します)



毎日歯磨き剤をしっかりゆすいがずに、間違って飲み込んだ場合、フッ素はまず胃の中で毒性の強いフッ化水素酸に変わり、血液に入って全身に流れていくとされています。


そして全身をめぐったフッ素は、成人では90%が尿中に排泄され、残りは骨に沈着します。




ところが子供では成人より排泄が少なく、3040%が骨に沈着するといわれています。



またフッ素は自然界にもたくさん存在し、いろいろな形で体に取り入れられています。



フッ素の量には、気を付けたいですね。



特に1歳~3歳くらいのしっかりゆすぐことのできない年齢は要注意です。



これからは、オーラルフローラのバランスで予防をし、多くの唾液をだし、口の正しい機能を使えるようにしていくことが重要です。





今当院では、子供さんに呼吸や姿勢に嚥下・舌などのトレーニングを専用の大きな部屋で行なっています。




でもまだまだ日本全国で一般的治療法になるにはかなり年月がかかるでしょうが、いずれ認知されるようにがんばっていきたいです。



この動きは当然海外でも広がっていて、当院では海外のトレーニング法も取り入れ、MRCの認定施設になっています。



そしてこのことが、虫歯を減らし、歯並びを自然に良くし、口臭や鼻炎も良くなり、いろいろな面で健康になり、脳の血流も良くなり、精神的にも良くなると思っています。



医科でも、みらいクリニックのように薬に頼らない病院もでてきました。


http://mirai-iryou.com/mc_aiube.html



CMを見ていると、歯磨き剤や薬のCMのイメージで、菌がいなくなることだけがいいことだと毎日植えつけられている恐怖を感じるのは自分だけなのでしょうか?











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最近、本屋さんに下記のような本見ませんか?


「口の体操 あいうべ」 みらいクリニックの今井先生というお医者さんが書いた本です。


薬を使わずに病気を治すことを実践しているお医者さんです。




当院でも、子供の矯正に姿勢や呼吸や嚥下などを指導し、お子さんの歯並びや健康にとって非常に重要であるというお話とMRCトレーニングをさせてもらっています。





今まで、なかなかご両親と本人の理解を得ることが難しかったのですが、この本が出版されて、きれいにいろいろな病気が治った実例がでていて、指導がとてもやりやすくなりました。





この新しい治療法と海外のMRC矯正治療はとてもリンクしていて、いかに正しい治療法であるかが再認識しました。




今後、多くの子供さんの楽しくて痛くない、できるだけ歯を抜かない矯正治療が広まり、当院のMRCルームでますます多くの子供たちの笑顔を見れるのが楽しみです。



あいうべ体操















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先日、虫歯ができたと来院された方に、

「〇〇さんは、ずっと定期検診に来られ、クリーニングもされているので、まだこの虫歯は様子見ましょう!」


とお話しすると、「すぐに虫歯が大きくなりませんか?自然に治るのですか?」

と聞かれました。


「軽いエナメル質の白濁なら再石灰化しますが、この虫歯は自然には治らないです。ただ今の定期メインテナンスしている口腔状態なら虫歯は何年も進みませんし、定期的に診させてもらっているので、もし進行があり必要があれば治療させてもらいます」

と話すと、ひと安心されたようです。


ちょっと歯に黒い所が見つかると、お手入れしている方ほど心配されているようです。


(歯科医院でPMTCをすることで、虫歯菌を減らせます)


30年以上予防中心の診療を続けていると、10年以上歯を削らずにすんでいる方が非常に多くなります。



前にブログでも書きましたが、今プロバイオティクスと言って、善玉乳酸菌でお口の虫歯菌を減らすBLIS M18、K12などの商品もでてきました。



20年以上前にスウェーデンで予防歯科を学んだ時は、日本にキシリトールはなく誰も知りませんでした。


当時は、しかたなくフィンランドからキシリトール100%のガムを輸入して医院で渡していました。


今は日本の誰もがキシリトールを知っていますが・・・。



BLIS M18、K12も、歯科医でさえ知らない方が多いのですが、いずれ知られていくでしょう。



当院では、海外の様々な素晴らしい療法を行っているのですが、まだまだ歯科一般になかなか広がっていかないのに不思議を覚えます。




今、子供たちの隠れ鼻炎や口呼吸の怖さを知らないかたが多いのですが、先日TVで放映していて、もっと多くの人に知ってもらえればと思いました。


BLIS M18、K12は、鼻腔にもいいので、何らかの方法で認知され使われてくればと思っています。


当院では、お子さまの健康のため、口呼吸防止のトレーニングも始めました。



新しいことを最初に広げるのは本当に大変ですが、皆さんの健康と笑顔のためにこれからもがんばっていきます!

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早いもので、もう5月が終わろうとしています。



新しく入ったスタッフ達は、日曜日ごとに研修のため東京に行ったり、歯科医師会のセミナーに行ったりと、毎日研修づけになっています。


今の時期が本当に一番大変だと思います。


でも、楽しそうに仕事しているので、そのままがんばってもらい、患者さんや他のスタッフ達から感謝され喜ばれるスタッフを目指してほしいと思っています。



また、当院の他のスタッフ達も常にスキルの向上のために、昼休みを削り練習しています。


本当に頭が下がります。(院長は強要してません)


うちのスタッフは本当に頑張り屋さんが多いです (^-^)/。



診療時間の減らしての外部講師の勉強会もあったり、ミーティングや診療後に勉強会や症例検討会などもあり、今後の医院の成長がますます楽しみです。



ところでそろそろ、吉原のお祭りですね。


太鼓の練習の音も聞こえてきます。



暑い日が続くので、そろそろ納涼食事会でもしようかな(笑)。

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皆さんはどうして磨いているのに、嫌な虫歯になるかご存知ですか?



きっと


・甘い物をよく食べるから

・歯をよく磨かないから

・遺伝だから


と思っている方が多いと思います。





でも、実は虫歯菌が虫歯の大きな原因なんです!


虫歯や歯周病は、インフルエンザなどと同じ感染症です。


そうです、うつります。




むし歯の3つの輪ってご存知ですか?



カイスの輪と呼ばれ、3つの輪が重なると(本当は時間も関係しますが)虫歯になると言われています。
















今まで、フッ素で歯の抵抗性を、キシリトールを砂糖の代わりに、虫歯菌を殺菌剤でという形でむし歯を予防してきました。





しかし、最近、フッ素の過剰摂取の弊害、キシリトールによる下痢、原料の問題、歯磨き剤や洗口剤の殺菌剤、発泡剤、界面活性剤などの化学成分の問題などが問題になってきました。





そんな中、プロバイオティクスという善玉菌を多くし、悪い虫歯菌などの悪玉菌を減らす療法があります。





ロイテリ菌BLIS K12BLIS M18などといった善玉乳酸菌です。





ただ残念なことに、まだまだキシリトールやフッ素より認知不足で、これからだと思いますがいずれ日本でブレイクしそうな気がしています。




ただ気を付けたいのが、保管が難しく、菌は高温に弱く、海外並行輸入ではほとんど菌が死んでいる可能性が高いそうです。





また、せっかくトローチとしてお口に入れても、そのあと殺菌剤入りの普通の歯磨き剤やマウスウォッシュしたら菌は死んでしまいます。






ただ、三歳までに虫歯菌を移されなければ、その子は一生虫歯になりにくくなると言われています。




また、移されてもプロバイオティクスでできるだけ多くの善玉菌だけの口腔環境をずっと作れれば、虫歯の怖さから脱出できるかもしれません。




でもまずは、正しい歯ブラシと正しい食生活、そして定期的な歯科医によるバイオフィルムの除去が大切です。




それ以外には、口呼吸や歯並びや生活習慣等もお口の健康にとても大事ですが、なかなか歯科医院でそこまで指導できる所はほとんどないのが実情です。




子供のうちから、正しい生活習慣や悪習癖などをなくことが重要です。





当院では、本当の予防歯科を通じて、これからも皆さんの健康に寄与していきたいと思っています。


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