私的空間.com

大好きな『TVドラマ』や『映画』を中心に、
毎日の生活の中で感じた様々な事柄を書き綴っております。


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≪ 復讐編 ≫ 


第九週目  最終回   【第45話】   11月16日放送分


================================

「殉愛への道」

心から愛していることを確かめ合った新子(さくら)と準之助(大浦龍宇一)。タイサン(塩野谷正幸)は復讐(ふくしゅう)の仕上げのため、準之助と綾子(筒井真理子)を前川邸におびき寄せる。そこへ準之助の危機を知った新子が飛び込んでくる。数発の銃声の後、部屋に火が放たれ、屋敷は炎に包まれる。


teisou


新子と準之助は、これが最後になるであろう愛しい人のぬくもりを、何度も確かめ合うのだった。


一方、準之助を殺せと杉山に命じたタイサンは、部屋の中に落ちていた新子からの手紙に気付き、読もうとするが、そこに準之助の身を案じた綾子が現れる。


「これは珍しい方がおいでだ。」


「主人に手を出したら、このわたくしが、この手で、

あなたの大切な娘を、あの女郎蜘蛛を、葬って差し上げますわ。」


「やはり、前川  の娘だな・・・

もう恨みは、お互いに捨てようじゃないか。」


「何が仰りたいのかしら?」


「あなたとわたしの目的は同じ。ふたりが切れてくれればそれでいい。

しかしそれには、荒療治が必要かもしれないなぁ・・・。」


「荒療治?・・・あなたはいつもその様ですわねぇ。」


「とにかく、あなたを元の生活に戻して差し上げますよ。」


「わたくしは、そう簡単にはなびかないわよ。」


teisou


タイサンと綾子は、一体どんな駆け引きをしようと言うのか、、、。


お互いに愛を確かめ合った新子と準之助は、共に離れ難い気持ちを必死で抑えていた。

準之助は、万感の想いを込めて新子を抱きしめると、バー『ニュー・スワン』を後にするのだった。


綾子との密談を終えたタイサンは、新子の手紙を読んでいた。


『 王 泰三様

わたくしは姿を消します。

前川さんの事も忘れます。どうかあの方には手を出さないで下さい。

くれぐれもお願い致します。

わたくしは、これからは一人で生きて参ります。

どうかわたくしのことは、お探しにならないで下さいませ。

さようなら。      新子 』


タイサンは、準之助の事を想う新子の強い決意を知るのだった。

そこへ部下が、何やら準備が出来たと言って、封筒を持って入ってくる。


その後から、何と!圭子と美和子が現れる。


部下に何やら指図をすると、タイサンは二人を席に付かせて話を聞く。


二人は、新子をこれ以上苦しめるなと、実の父親だからと言って勝手は許さない。新子は自分達の家族なのだからと姉妹らしい忠告をするが、、、


「新子は大切に育てられたんですね・・・。 ありがとう。」


タイサンは、深々と頭を下げて礼を言う。


そして、実はこれから南条家にお礼に伺うつもりだったと言い、二人の前に、今夜の観劇の切符と新子が世話になったお礼の現金を並べ、これで劇を見て買い物でも楽しんで下さいと差し出すと、性格の卑しい圭子と美和子は、本来の目的など何処へやら、謝礼を受け取りそそくさと帰って行くのだった。


バーで準之助を見送った新子は、姿を消す為の支度を整えて2階の部屋から出ようとするが、ドアが開かない事に気付く。


タイサンの部下によって、閉じ込められてしまったのだ。


電話も切られ、外との連絡も取れない。

全てはこれから始まる復讐劇を成功させる為に、タイサンが仕組んだ事だった。


新子と別れた準之助が長屋へ戻ると、綾子は居らず、そこへタイサンから電話が入る。

南条邸に来て欲しい。話し合おう!と言うタイサン。


準之助は杉山の言葉を思い出していた。


『あの方はどう出てくるか分かりません。

あなたはどんな事があっても、決して会ったりなどしないで下さい。』


だがタイサンは、綾子も南条邸に向かっている、もう付く頃だと言って受話器を置くのだった。

準之助は、命の危険を覚悟の上で、南条邸へと向かう。


タイサンは、機会を待っていると言って準之助を仕留めなかった杉山に、自ら機会を作ってやったと言う。

予定に反して、タイサンのあまりの早急な対応に困惑する杉山。


新子が閉じ込められているバーには、支配人や美沢ら従業員が開店準備に現れるが、タイサンの部下に今夜は店は開けなくて良いと言われるのだった。

それがタイサンの指示とわかって、不審に思った美沢と支配人が2階の覗き窓に目をやると、そこには助けを求める新子の姿があった。


支配人は機転を利かして、店を開けないなら片付けたいものがあるとカウンターの中に入り、美沢達もそれに続く。

片付け事のフリをして隙を突き、手下の一人を捕らえてタイサンの居場所を聞き出し、2階の新子を救い出した。


支配人と美沢達の働きで無事に解放された新子は、タイサンと、おそらく準之助がいるであろう南条邸に急ぐのだった。


その頃準之助は、覚悟を胸に南条邸でタイサンと対面していた。

傍らには杉山の姿もあった。


「わざわざおいで頂いて、すみませんね。」


「綾子はどこですか?」


「もう・・・みえるでしょう。」


すると、螺旋階段の上に華やかな衣装に身を包んだ綾子が現れる。


「来て下さったのね。」


「話し合いって、何の話し合いだい?」


「もちろん、あの女郎蜘蛛の事よ。

そちらの間宮さんも、このあたくしも、あなたにはもう二度と

あの女郎蜘蛛には、会って頂きたくはないの。」


「その話なら、もう必要無いんじゃないかな?

新子さんは、もういないよ。 姿を消したんだ。」


「えっ?」


準之助の言葉に驚く綾子。


「それはどうかな・・・?」


タイサンの目配せで、杉山が銃を取り出し構える。


「騙したのねっ!! あなたのおやりになりそうな事ね!!」


綾子は階段を駆け下りてくる。


「あなた方の死に場所は、1番この家が相応しいと思いましてねぇ・・・。」


タイサン、杉山、準之助、綾子、それぞれが睨み合う中に、新子が飛び込んで来るのだった。

驚くタイサンと杉山。


「やめて!!  杉山! ・・・お願いやめて!!」


「殺れっ!!」


「お願い、止めて・・・」


新子のすがる様な懇願に、杉山は銃を下ろそうとするが、


「やはりお前には、少し荷が重かった様だな。」


そう言うと、持っていたステッキで杉山を激しく打ち付けて、気を失わせる。

そして素早く自分の銃を取り出して準之助に向けるのだった。


「止めなさい!!」


綾子がタイサンに飛び付くが、どうにもならず、新子は思い余って杉山の落とした銃を拾い上げ、タイサンに銃口を向けるのだった。


「もう止めて!!」


「(新子に) お前にこの私が撃てるのか? 

(準之助に) これでおしまいだ!!」


復讐の鬼と化したタイサンの銃口は、今にも準之助に向けて放たれようとしていた。

その時、気を失っていた杉山が意識を取り戻して、準之助とタイサンの間に割って入るのだった。


「いけません!!」


「ダメだ!新子!!」


次の瞬間、、、

タイサンと新子が放った2発の弾丸は、杉山と準之助を貫いていた。


杉山は、新子を想って準之助を庇い、左腿を撃ち抜かれる。


準之助は、新子に父親を撃たせたくはなくて、新子の銃の前に立ちはだかった為、至近距離から右腹部に銃弾を受けてしまう。


一瞬の出来事だった。


新子の手から、ゆっくりと銃が滑り落ちる、、、。


「あなた・・・! あなたぁーーー!!」


綾子は、倒れた準之助に泣きすがる。


「いろいろと、すまなかったね・・・」


そう言い残すと、準之助は静かに眼を閉じる。

狂った様に準之助の体にすがって泣き続ける綾子だった。


新子は、愛する準之助の命を自ら殺めてしまった事へのショックで放心状態となり、座り込んだままだった。


綾子は泣きすがっていた準之助の許を離れると、置いてあった照明用のアルコールランプを無造作に取って、中のアルコールを撒き散らして火を放つ。


「あなたの望みは、このわたくしが叶えて差し上げるわ!!」


カーペットやカーテンに点いた火が、あっと言う間に燃え広がって行く。



その頃、芝居見学を終えた何も知らない南条家の一行は、家路に付こうとしていたが、聡子は草履の鼻緒が突然切れた事から、不吉な予感を覚えていた。



南条家の家の中は、かなり火の手が廻っていた。


タイサンは新子の手を引いて外へ出ようとするが、怪我をしている杉山を助けて欲しいと言われて、タイサンは慌てて杉山を抱え上げる。


「もう、おしまいよ!!  燃えておしまい・・・燃えておしまいっ!!」


父を亡くし、準之助を失った綾子は、完全に常軌を逸していた。

綾子は、笑い声だけを残して、螺旋階段を昇り2階へと消えて行くのだった。


「新子・・・新子!!」


杉山を抱きかかえて、タイサンは新子を呼ぶ。


「さようなら・・・お父様。」


新子はタイサンの呼ぶ声には応えず、たった一人で横たわる準之助の側から離れようとはしなかった。


「新子!! 新子ぉ~っ!!」


「いけません!!」


タイサンは必死で炎の中から新子を連れ出そうともがくが、杉山に連れ出されてしまう。


燃え盛る炎の中、新子は準之助をそっと胸に抱く。


すると準之助の瞳が僅かに開き、涙に咽ぶ新子の顔を確認すると、穏やかな微笑を浮かべながら安心した様に力尽きるのだった。


新子は準之助を抱き、炎の中に身を置いて、共に果てる事を望んだ。

それが準之助への愛の証だとでも言うように、、、。




抜ける様な青空の下、木賀と路子は牧場で干草を集める仕事に汗を流していた。


「お姉様は、お兄様を愛していたのよね・・・。」


「綾子さんは、ああいう愛し方しか出来なかったんだよ。」


「何だか寂しいわね・・・。」


「でも、不思議だよね。」


「えっ?」


「新子さんとは女学校の頃、最初にあった時から友達になったんだろ?」


「きっと・・・お母様が私達を引き合わせてくれたのね・・・。」


そう言って路子は微笑んだ。




バー『ニュースワン』では、美和子が立派にマダムを務め、美沢も演奏会にパトロンが付いたと言う。


前川家がいた長屋には、また南条家が戻って生活していた。


圭子もこれからは私も働くと言っているが、、、どうなんだか?

しかも小池はすっかり居付いて、木賀のやっていたシジミ売りをしていた。


相変わらず、逞しい家族である。



タイサンは自分の事務所で、松奴と自分と赤ん坊の新子が写った写真をぼんやりと眺めていた。


「新子さんも、もう、きっと許してくれていますよ。」


杖をついた杉山が、そうタイサンに声を掛ける。


「私達は、私達の居場所へ・・・上海へ帰りましょう。」


杉山はすっかり憔悴しているタイサンに、日本を離れる事を勧めるのだった。



元前川家の軽井沢の別荘に、小太郎と祥子がメイドのチヨと楽しそうに遊ぶ姿があった。


テルがデッキでお茶の支度を整えていると、エーデルワイスのオルゴールの音色が聞こえてくる。

そこに姿を現したのは、車椅子を押す新子とそれに乗る準之助だった。


ふたつの懐中時計を並べて、それを見つめる準之助。


「これ、お揃いなんですね。」


「ええ、あなたが、わたくしに下さったんですよ。」


「そうですか・・・すみませんね、思い出せなくて・・・。」


新子は静かに首を横に振るのだった。


どうやら準之助は一命は取り留めたものの、記憶を無くしてしまっているらしい・・・。

それでも新子も準之助も幸せそうだった。


「このふたつの、どちらをあなたに差し上げたんですか?」


「銀色の方を・・・ですわ。」


「じゃあ、もう一度最初から・・・貰って頂けますか?」


そう言うと準之助は、銀の懐中時計を新子に差し出す。


「ありがとうございます。」


新子は笑顔でそれを受け取った。

準之助もまた、曇りの無い笑顔を見せるのだった。



軽井沢の草原を散歩するふたり。

まだ足元のおぼつかない準之助を気遣う新子。


「大丈夫ですか? ゆっくり、行きましょう・・・。」



全てはまた、ここから始まろうとしていた・・・。





***【    】***



================================


衝撃的な展開でしたが、新子も準之助も生きていて本当に良かった!


あの炎の南条邸からふたりを救い出したのは、結局杉山とタイサンだったのでしょうね。

自分の復讐の為に、もう少しで娘の命までも奪ってしまう所だったのだから、、、。

タイサンも少しは反省していた様子だったしね。


軽井沢の別荘は、法的に新子のものだし、前川家の人達は、新子の世話になっているんですね。

杉山が、新子の生活の援助はしっかりしてくれているでしょうから^^


それにしても、綾子の姿が無いって言うだけで、こんなに穏やかな家族になってしまうんですね・・・前川家って(爆)


南条家の人達は、今まで新子にオンブにダッコでしたが、バーの経営もあるし、逞しい家族ですから何とかやって行くでしょうw


とにかくこのドラマは、綾子に始まり、綾子で終わったっと言っても過言ではないですよね。


綾子さん、本当にお疲れ様でした!ご冥福をお祈り申し上げます!!


貞操運転手・杉山が、あんなにイイ男なのにフリーです!

ぜひ一緒に上海に行きたい!と思う私って、、、


ヾ(^▽^*おわはははっ!!

 


**★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★**



大変お待たせしてしまって申し訳ございませんでした。

師走ですので、あれこれと私用に追われておりましたものですから、、、。


楽しみにしていて下さった皆様、ありがとうございます!!


何とか最後まで完成致しましたが、

今回は、文字数制限に引っかかり、感想を殆ど挟めませんでした。


結果、分割の分割になってしまっているんですが、、、(≧▽≦)ゞ

まさかそんなに書いているなんて、本人思ってもいなかったもんで(爆)


なるべく忠実に、最終回を再現したつもりです・・・が、手落ちの部分もあるかと思います。

どうか、努力に免じてお許しを!!


最後までお付き合い頂きました皆様には、心からお疲れ様と言わせて頂きたいと思います。

そして、ありがとうございました!!


また楽しいドラマでお目にかかれたら嬉しいです(*^^)v


by ぽたぽた




    菊池 寛
 ■ 原作 貞操問答

LOOK!  本日のリンク♪


 ■ 『貞操問答』   オフィシャルサイト


 ■ 『くちびるセクシー』   主題歌(奥村愛子)


 ≪私的空間.com内 関連記事≫

 ■ 『貞操問答』 第一週目   

 ■ 『貞操問答』 第二週目

 ■ 『貞操問答』 第三週目

 ■ 『貞操問答』 第四週目

 ■ 『貞操問答』 第五週目

 ■ 『貞操問答』 第六週目

 ■ 『貞操問答』 第七週目

 ■ 『貞操問答』 第八週目

 ■ 『貞操問答』 第九週目 ≪前編≫

 ■ 『貞操問答』 第九週目 ≪後編≫



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