流行に乗ってみた

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こんにちは。
タイトルが流川を舞台にしているアニメみたいとか言われそうなのはさておき、最近自分はサポートですがレースに参加し沢山の高校選手の自転車を見ていましたが、まず初めに見るのはやはりチェーン。綺麗なチェーン、真っ黒なチェーン、コーティングされているであろう独特なベトベト感のあるチェーン、様々です。チェーンの汚れは心の汚れと言う程大切なことなんです。そんな中チェーンの事で、温めていたネタを書いていきたいと思います。

その名は、MOLTEN SPEED WAX
とても長くはなりますがまとめてみたので、是非ともお付き合い下さい。

今まで私は、市販のPTFEパウダー(日本製)とGROWTAC社のGT-OILを調合しコーティングをして使ってきました。雨天走行や経過もしっかりと性能実験をして自分の中で最も素晴らしいチェーンコンディションになるようにしていました。

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最近よく聞く『MOLTEN SPEED WAX』がどういった物なのか試してみたいと思います。
その前に、この『MOLTEN SPEED WAX』はどのような物なのか説明したいと思います。
MOLTEN SPEED WAXは、アメリカ ミソネタ州で2013年より創業した会社だ。チェーンの摩擦を限界まで軽減することで効率を向上させるワックスを開発。実績としては、2016年のリオデジャネイロオリンピック、ロードタイムトライアルで3連覇を果たしたクリスティン·アームストロング選手が使用していたのを始め、人力での史上最速を誇るAeroveloのマシーンにも採用されています。
自転車乗りは、疑問に思うだろう。何故潤滑油ではなくワックスなのだろうか?ワックスは他の潤滑油系の物に対して低摩擦及び高効率が得られる。過去に、某自転車雑誌にて30社程の潤滑油の比較テストが行われた際もワックスが上位を占め最も効率的であると証明された。更にこのテストのトップはMOLTEN SPEED WAXだ。

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コーティングとは、当然の事ながら砂や汚れなどの巻き込みで起こる摩擦抵抗を減らすためのものだ。今回使用するワックスは実際の試験で1時間走行時に初期より0.5w以上走行抵抗が軽減したという結果も得られている。当然のことながら、摩擦抵抗が減少すればチェーン自体の寿命も伸びる。ワックス自体の寿命は、メーカーは500〜800km程度を目安に再コーティングを推奨している。メーカー実施の試験では1000km以上でも効果を確認している。
使用方法に関して、今迄のPTFEパウダーとGT-OILを使用していた際はパウダーをすり潰し温めたGT-OILを混ぜ、超音波洗浄機でしっかりと洗浄したチェーンに対してコーティングを施していたが、MOLTEN SPEED WAXは違う。メーカーHPだけではまとめきれないことも多々あったので個人のブログ等も参考にしまとめてみた。

1.チェーン洗浄(完全に汚れを落としきる、出来れば超音波洗浄機推奨)
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2.チェーンにワックスを漬け込む事の出来る耐熱容器と加熱する事の出来る物を準備しMOLTEN SPEED WAXを適量(チェーン1本に対して200-250g 複数回利用可)を入れる
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3.ワックスコーティング後にチェーンを取り出しやすくする為にワイヤーやハンガーなどを形状加工しチェーンに絡まないように引っ掛け容器の中に入れる。容器に蓋をし90℃まで加熱する。

4.90℃まで温度が到達しワックスが溶けてチェーンがワックスの中に沈んでいる事を確認したら1分程度揺らし細部までワックスを浸透させます。尚、ワックスの温度は90℃前後を保つようにする。温度が大きく外れると綺麗にコーティングがされづらくなってしまったり、ワックスの樹脂成分の分解に繋がるので要注意。

5.十分にワックスを浸透させたら、チェーンを乾燥させます。その際、チェーンが絡まないように注意してください。また、熱したワックスは複数回利用できるとのこと。固まる前にしっかりと攪拌した後冷却。次回使用されるまでは、冷暗所のような所での保管が好ましい。

6.しっかりと乾燥させたチェーンは繋ぎ部分がワックスで固着しないよう良く動かす。その後同社から出ているパウダーをふりかける。余分なコーティングのカスやパウダーはブラシ等で軽く撫でるようにして取り除く。

7.チェーンを取り付ける。取り付けたら約30分程度(氷点下は約1時間、夏季の場合は約20分程度)慣らし運転をする。その際ディレーラーは動かさない。
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そして完成だ。使用した物は以下の通りだ。

·ワックスを溶かし、チェーンをコーティングする為の··
·耐熱容器。(今回は鍋を使用)
·耐熱容器や乾燥させる際に掛けておくためのワイヤー等
·温度計
·MOLTEN SPEED WAX
·RACE POWDER

読んで頂けると分かる通り、順を追って説明すると長く面倒なように見えるがPTFEパウダーとGT-OILを混ぜ合わせてコーティングするよりも使う器具が少ないので用意するものだけ見てもコスト的に助かる。問題は、手に入れる手間や時間だ。ここに関しては普段利用しているお店にもよるが、私が利用しているバイシクルセオららぽーと北館店では取り寄せに1ヵ月近く取られた。レース前にコーティングしようと手持ちを確認して足りなく、注文となったらレースに間に合わなくなってしまう可能性は高く注意しなければいけない。値段に関しては以下の通りだ。

·MOLTEN SPEED WAX
3600円/1袋
6200円/2袋
8400円/3袋 (全て税別)
 内容量 453g
1袋あたり、8〜16回使用可能
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·SPEED WAX
3600円/1個 (税別)
1個あたり、約20本目安
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ここで、上の方で書いた某自転車雑誌が検証したランキングで2位になっていたsquirtというワックスの事についても少し調べてみた。企業に関してはよく分からなかったが日本の代理店はTRI SPORTSだ。展開している商品は、DRY LUBEやコーティングチェーン、クリーナーやシーラントといったところだ。ランキングに記載されていた名前はメーカー名だけだったので確実ではないが、ラインナップからするとDRY LUBEの事で間違いないと思われる。このDRY LUBEは日本でのレビューが見つからなかったため、海外選手のレビューを参考にした。
晴天時のみで2000kmの走行をしたが調子が良かった。
長距離を走行しても多少拭き取るのみで他メーカーの商品に比べて汚れにくい。
MTB(悪路)で500kmの走行をした際、チェーンの調子はとても良かった。
などといった声が挙げられていた。実際に使用したことがないのでなんとも言えませんが長距離(ブルベ)比較的汚れに強く砂にも対応出来る。2000km近く走っても洗浄無しで拭き取るのみで済むぐらい汚れにくいだろう。
ランキングを見直して、1位と2位と3位がワックス。その他は、潤滑油系だった。

ここで、約1ヵ月使用してみての感想です。
雨天走行2度ありましたが、とても周り心地は良く不快感や異音はありませんでした。汚れにくさは想像以上でした。

《参考ブログURL》


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