浄土宗災害復興福島事務所のブログ

東日本大震災からの復興のお手伝いをさせていただきたく開設された浄土宗災害復興福島事務所のブログです。
浄土宗災害復興福島事務所(いわき市平中山字諏訪下112 光林寺内)
tel&fax:0246-22-6818(tel:平日14:00~16:00,fax:24h受付)
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去る7月22日~28日、待ちに待った「ふくしまっ子Smileキャンプ」が開催されました。



7月22日、朝5時30分、JRいわき駅前にはブルーの帽子を身に着けた「ふくしまっ子」が49名集いました。

簡単な結団式の後、保護者の皆さんに見送られ、「ふくしまっ子」たちは期待や不安、様々な表情で電車に乗り込み、いざ京都に向け出発。


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上野~東京では、浄土宗災害復興事務局の新谷局長や局員の皆さんによる東京駅新幹線ホームまでの的確な誘導もあり、一人も迷子になることなく無事、京都への新幹線に乗り換えることができました。

いわきからのスタッフ共々、東京での乗り換えがもっとも心配なことのひとつでしたので、とりあえずひと安心。


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新幹線では、「車窓から様々なランドマークを探してみよう!」とふくスマのハンドブックに難易度をつけて掲載したところ、子供たちはハンドブックを片手に一生懸命、お城や山、レアな看板などを楽しそうに探していました。




京都では、総本山知恩院様のおてつぎこども奉仕団へ特別ブロックということで福島・宮城の子供たちが合同で参加させていただきました。

今回のおてつぎこども奉仕団ですが、被災三県の子供たちはご招待(!)という大変ありがたい知恩院様のご配慮がありました。

今回のキャンプ企画のきっかけにもなり、本当に知恩院様には深く感謝申し上げます。



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おてつぎこども奉仕団では、2泊3日の日程ながら、御堂参拝やおつとめの練習、荘厳な空気の中でのともしびの集い、比叡山根本中堂参拝と青龍寺へのハイキング、青龍寺裏手の沢での水遊び、レクリエーションと大変盛りだくさんの内容で、子供たちも大変貴重な体験をさせていただきました。

子供たちも、お念仏の仕方を正しく理解できたようで、とても大きな声で元気よくお唱えしている姿が印象的でした。


また、ふくしまっ子にとって沢遊びは原発事故以降はできない状況が続いていることもあり、久しぶりに自然の中で水遊びができることに大変な喜びを感じている様子でした。


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知恩院様の皆さん、おてつぎこども奉仕団の合宿長様、指導員の皆さん、各関係者の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました!



24日、知恩院様でのおてつぎ奉仕団の解団の後、ふくしまっ子は「高台寺」、「清水寺」を参拝し、管主様のご配慮もあり、特別に詳しいご説明やご案内をしていただき、ふくしまっ子・ふくスマスタッフともども京都のご寺院の独特な空気感を満喫させていただきました。


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突然の夕立に見舞われるというハプニングもありましたが、特段のご配慮のおかげで無事に参拝することができました。

高台寺様、清水寺様、本当にお世話になり、ありがとうございました。




2泊3日の京都での日程を終え、「ふくしまっ子」は一路、滋賀県高島市の琵琶湖湖畔の白浜荘へ。



25日午前は琵琶湖博物館内を班ごとに分かれて見学。

琵琶湖に住む生物を実際に見たり、触れたりして、琵琶湖生物の生態を学びました。


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たいへん大きな博物館で、生物以外にも、琵琶湖に関する歴史や周辺の農業に琵琶湖の水がどういった役割を果たしているか等、幅広く学べる施設でした。

ふくしまの水環境は放射性物質がどのように沈殿、堆積、拡散しているのか、だんだんと明らかになってきておりますが、まだまだ調査研究が進められている最中です。

ふくしまっ子にとっても、こういった水環境の展示は事故以前よりも関心が高いのかもしれません。




5日午後。博物館での学習を終え、ちょっと息抜き。

琵琶湖クルーズ船「ミシガン」に乗船しました。


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船上では、船内各所にあるスタンプラリーをしたり、パイロット服を着てポーズを取ったり、琵琶湖畔の景色を満喫したり、湖上の涼しい風を感じながら休んだり、パーサーによるショーを楽しんだりと思い思いの時間を過ごしていました。


海のように大きな琵琶湖という自然を学習し、そして船上から満喫できた一日となりました。




26日午前。

いよいよ「ふくしまっ子」が待ちに待った湖水浴の時間。


先にも述べましたが、福島県では原発事故の影響で以前は当たり前にできた海水浴や川遊びといった自然の中での水遊びができない状況が続いております。

調査が進み、数値的には大丈夫といわれる場所がほとんどですが、親や保護者としては本当に大丈夫なのか、なかなか信頼できないというのが本音でしょう。

福島県内今年はプール開きした学校がほとんどですが、学校によっては準備体操は室内で行い、泳ぐときだけ外へ、という学校もあるようです。

また、保護者の許可がないとプールの授業には参加できないという学校もあるのが現状です。


こういった福島の状況もあり、いざ湖に入るときにしたカウントダウンの時の子供たちの顔は、本当に活き活きとしてキラキラと輝いていました。

スタッフは、「あの表情を見て疲れも吹っ飛んだ」と声をそろえていました(^^)

逆を言えば、それだけ福島で抑えて過ごさざる得なかったと言えるでしょう。


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いざ湖に入ってからも、大きな歓声や弾けんばかりの笑顔に溢れていました。

ボール遊びしたり、水を掛け合ったりするだけではく、水草を集め男性スタッフの頭に増毛したり、スタッフにロケットのように水上に発射されたりと様々な楽しみ方で過ごし、午前中いっぱいの湖水浴の時間はアッという間に過ぎてしまいました。



26日午後は、「いかだ作り体験」。

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4つの班に分かれ、インストラクターの指導の下、力を合わせて塩ビのパイプを繋げて立派ないかだを作り、班対抗の白熱したいかだレースを展開。

大人スタッフも一緒になって熱くなってしまいました。

皆で一緒にひとつの物を作り上げることは、友達になるきっかけになるし、結束も強くなるし、本当に良い体験ができたと思います。

気温35度という猛暑の中、みんな頑張ってくれました。




27日午前。




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滋賀教区湖南組青年会による少年信行道場に参加の子供たちと合流し、総勢90余名にて「投げ網体験」。

交代しながら慣れない手つきで投網を投げ、すばしこい魚に手こずりながらもたくさんの魚が捕獲できました


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自分たちで獲った魚を焼いて昼食。


27日午後。

班ごとに寝泊まりするテントを設営。


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説明書を読んでから取り組む子、とりあえず立ててみようとする子、できていないうちから中に入って遊ぶ子など始めは慣れない作業に戸惑っていましたが、班長さんのリーダーシップやスタッフの補助のもと、意外と早く設営が完了しました。

(ちなみに一番遅かったのは、スタッフのテントでした)


テント設営を終わったら、みんなで夕食のカレー作りと飯盒炊飯。

これも班ごとに行いましたが、男の子は薪集めや火おこし、飯盒炊飯、女の子は洗い物や食材カット、カレー調理となぜか自然と役割分担ができている印象を受けました

・・・が、どちらかというと女の子主導でした。

普段から親御さんの背中を見ている証拠でしょうか。


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多少のご飯の焦げ付きはあったものの、どの班も美味しく出来上がり、皆でテーブルを囲んで楽しく夕食にありつけました。

ちょっと心配でしたが、良かったです。



夕食の片付け後、湖畔で最後の夜を飾るキャンプファイヤー。


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ふくしまの子と滋賀の子、一緒に「燃えろよ燃えろよ」「遠き山に日は落ちて」を合唱したり、火を囲んで踊ったり、花火をしたりしてキャンプ最後の夜は過ぎていきました。




28日。

滋賀の子供たちとのお別れ会。


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滋賀の子からふくしまの子へいろいろな色でつくられたカラフルな腕輪念珠がプレゼントされました。

お別れ会の後、ふくしまへの帰路に就いた訳ですが、その車中にてプレゼントされた腕輪念珠を大切そうに眺める姿が印象的でした。




ふくしまに帰る途中の車中や帰ってきてから、子供たちから「またキャンプに行きたい!」、「今度はいつやるの?」、「すっごく楽しかった!」といった声がたくさん聞こえてきました。

今回のキャンプが「ふくしまっ子」にとって、震災や原発事故の影響に負けない為のなんらかの糧となることを確信した1週間でした。





今回の琵琶湖湖畔でのキャンプにおいては、滋賀教区青年会様、滋賀教区湖南組青年会様には、湖水浴の安全面への配慮をはじめとした様々なサポートにご協力いただきました。

大変お忙しい中、多くの人員協力を賜りまして、ありがとうございました。

また、キャンプスタッフとして東京や京都、奈良、滋賀、そして福島からたくさんのボランティアスタッフがご参加くださいました。

本当にありがとうございました。



最後になってしまい恐縮ですが、今回の「ふくしまっ子Smileキャンプ」を開催するにあたり、多方面からのご協賛、ご協力、ご支援を頂戴いたしました。

お陰様をもちまして、大きな怪我や病気をすることなく、無事に第1回目の「ふくしまっ子Smileキャンプ」を円成することができました。

この場をお借りいたしまして、深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!!!



今後とも「ふくしま」の取り組みを温かく見守っていただききますようお願い申し上げます。







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