特許翻訳の新規事項セミナー 参加者の声 (2) | 特許翻訳 A to Z

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1992年5月から、フリーランスで特許翻訳者をしています。

3月4日に開催いたしました特許翻訳の「新規事項」セミナーの参加者の声です。
ブログ等に掲載する旨、ご本人の承諾を得ています。
 

実際に参加してみて、いかがでしたか。

大変、勉強になりました。

私は特許翻訳を始めて10年目の者ですが、
「新規事項」のこのような視点から
翻訳を考えたことはありませんでした。
水野さんの翻訳メモリの危険性については
私も以前より、別の点ですが(新規事項以外の点で)
誤訳の危険性が高いものと考えておりました。
ぜひ、このような懸念を影響力のある方から
クライアント企業へ伝えていきたいと思いました。
(私も機会があれば、声をあげてまいります。)
 

 

実際に参加してみて、いかがでしたか。
普段TADOS等を用いて翻訳をしているので
あらためて気をつけるべき箇所について考える良い機会になりました。
ありがとうございました。
 


参加者の声(1)でも触れたように、今回は実務の視点から沢井さんに語って頂いた第一部と第二部がメインで、具体例をあげた第三部は、いわば補足のようなもの。

その具体例の中に、TRADOSに代表される翻訳メモリによって生じる問題点を、いくつか織り交ぜました。
 

 

コスト削減を主な理由に特許翻訳でも使われはじめている、翻訳メモリ。
上手に活かせば重宝するのは間違いないですが、安易に使うと非常に危険なツールでもあります。

特許翻訳業界全体でみると、翻訳メモリの利用は、今後増えることはあってもおそらく減ることはないでしょう。
他の技術翻訳には「ない」特許翻訳だけに特有の注意点を念頭におきながら、上手に活用していきたいものですね。

2017年4月21日 同じ内容での追加開催


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