効率化はラクを「してもらう」ために
テーマ:複数の視点や切り口を翻訳という作業ひとつとっても、効率化できるところは山ほどあります。
ところで、この効率化。
何のためにしていますか?
何人かの方々にこの質問をしてみたところ、「ラクをするため」「物理的な処理量を増やすため」といった答えが多くありました。
それはそれで、ひとつの考え方でしょう。
現実問題として、たとえばパソコンを使った効率化をすすめていけば、自分もかなり「ラク」になります。
でも、問題解決を考えるとき、自分がラクを「する」ためではなく、お客様にラクを「してもらう」ための効率化のほうが、ずっといいと思いませんか?
少なくともわたしは、そのほうがずっといいと思いました。
自分もラクになるのは、単なる結果。副産物。
だから、いつも「どうすればお客様がもっとラクに/快適に仕事ができるか」ということを考えて、そのために自分にできることをひとつずつ試してきました。
もちろん、どうなればお客様にとって快適なのかは、聞いてみなければ分かりません。
ある程度は推測できても、実際のところは聞いてみないかぎり絶対に分からないのです。
裏を返せば、お客様とのコミュニケーションは不可欠だということ。
これ、当たり前以前に当たり前のことだと思うのですが、意外と実行している人は少ないようです。
翻訳者と翻訳会社との間もそうですが、翻訳会社と企業との間でも、どうすれば「自分が」ラクになるかを考える人が多すぎるような気も……。
ほんの少し視点を変えて、相手目線に立つだけで、全然違う景色が見えてくるのではないかと思いますよ。
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1 ■お客さん目線。
翻訳という仕事をされていながら、『お客様に楽をしてもらうために』という発想に驚きました。脱帽です。降参 !突飛な思い付き、にしか思えませんが、それが、結果として自分も楽になるかも知れない。お客さんの立場を考えるという、その視点、恐れ入谷の鬼子母神。失礼しました。