Wordのトラブルシューティング
テーマ:パソコンと二人三脚市販されているソフトウェアは、複数の開発者がたずさわる規模の大きなものほど「バグ」と呼ばれる不具合も多いのが普通です。
バグの種類は実害のないものから実用に差し障るものまで幅広く、ユーザーの操作で対処できるものもあれば、ユーザーの側にはどうすることもできないものまでさまざま。Wordについても例外ではなく、マイクロソフト社のサポート技術情報にはWordだけでも膨大な数のバグ報告が出ています。
あるいは、バグではなく内部的には仕様なのですが、使う側からみると「どうして?」というようなこともわりと普通に起こります。現象によっては、まさに翻訳者泣かせです。
でも、だからといって使わないわけにもいかない翻訳者が多いでしょうから、まずは「トラブルはあって当たり前」という心構えを持ってもらえればと思います。
もちろん何も起こらないに越したことはありませんが、長い間にはいろいろなことが出てきます。今まで使えていた機能が、あるときちょっとした「はずみ」で使えなくなることもあります。だからこそ、トラブルの可能性について知っておくことは大切でしょう。
何らかの問題に出くわしたとき、それが当然なのだという気持ちの余裕があれば、苛立つことも慌てることもありません。何も知らない場合に比べて、間違いなく冷静に対処できるはずです。
少なくとも、そのトラブルが自分の操作や環境に問題がありそうなのか、それともWord側の問題らしいかの推測ができるだけでも、その後の対処の仕方が変わってきます。
以下、翻訳現場に直結しそうなトラブルの例をマイクロソフトのサポートオンライン
から拾いました。少し前までは、検索した文字列に移動しないとか、濁点を含む文字を検索できないとかいったこともありました(現在は解決しているようです)。
○ Word 2007 および Word 2003 で印刷に問題がある場合のトラブルシューティング方法
○ Word 文書を開くか置換するとエラー メッセージが表示される
(Word 2003)
○ 以前のバージョンの Word で開けるファイルが開けない
(Word 2002)
○ ユーザー辞書に登録した単語が失われる
(Word 2002)
○ [元に戻す] で復元した情報が保存されない
(Word 2002)
○ 空き容量が少ないディスクに保存するとファイルが削除される
(Word 2000)
○ Word が正しく動作しない場合-原因の特定方法-
(Word 2000)
○ Office IME 2007 で入力した文字を漢字に変換できない場合の対処方法
サポートオンラインで情報を探すときは、できれば英語版と日本語版の両方をあたることをおすすめします。
日本語版Wordに固有の問題などでは最初から日本語で書かれた情報もあるにはありますが、基本的に英語で先に公開されるからです。つまり、英語版の方が情報がはやいということになります。
その上、英語版技術情報のうち人間の翻訳者によって日本語に翻訳されるのはごく一部。残りは機械翻訳(かなり笑える訳がそのまま載っています)か、そうでなければ英語のままかのいずれかです。
また、人間が訳した場合でも、翻訳文にムラがあることが珍しくありません。このため、本当に必要な情報を探すときには、英語版と日本語版の両方をあたり、なおかつキーワードをいろいろ変えて試すほうが確実でしょう。
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