観ました! | 相楽樹オフィシャルブログ「この樹なんの樹きになる樹」powered by Ameba

観ました!


こんばんは


つい最近、
映画「ハーツ・アンド・マインズ」
観てきました。


昔、深夜テレビで放送されて
この作品が話題だった頃の事を
私は知らないけれど
再上映するということで
映画館へ行って観てきましました。



ベトナム戦争のドキュメンタリー
ってこと以外予備知識無しで
観にいったもんだから
始まってしばらくして、
とにかく驚きました。


戦争映画をそんなに
たくさん見るわけじゃないけど、
ストーリーがどちらかの国に
偏っていたり、その国からの視点
だったりするのが多い印象が
あったけど、


この映画は当時のニュース映像や
戦場での生映像だったり

子供や兄弟を亡くした
ベトナムの人々だったり

アメリカの政治家や
アメリカの元兵士やその家族など

わりとバランス良く
お互いの国の現状がカメラに
収められていたので、
それぞれの国で
戦争が起きてしまったがゆえに
生まれた悲しみや、絶望や生き様が痛々しいほど
リアルに伝わってきました。

ベトナム戦争はこんなに悲惨だったんだ。と一言で
片付けられるようなことではないと
思いました。

戦争をゲームのように楽しんでいたり、戦争に罪悪感を持たない
人や、爆弾を投下することを
面白がっていたり、
ベトナムの人の命の価値は
ハエのようなものだ
と思われていたという当時は、

もうどちらの感情も何もかもが
崩壊していたんじゃないかと思います。

敵国同士でありながら、
商売の上でアメリカ兵の男性に
釈然としているかのように
笑顔を見せていた
ベトナム人女性の表情が、
私の中でとても複雑な
心境になりました。

喜怒哀楽が崩壊してしまいそうな
もうギリギリなところ。
それとも、もう崩壊してしまってたのかもしれない。

こうやって戦争が終わっても、
国のためにと正義を果たそうと
した彼らに重い罪の意識や
戦争というものがつねに
まとわりついているんだなと思うと
正義ってなんなんだろう。
と考えてしまいました。


んー書き出すと
書ききれなくなりますね(>_<)


とにかく、
私は戦争を知らないし
経験することがないでしょうけど、

この映画を観て
ベトナム戦争で何が起きていたのか、真実を、
この生々しい映像の力で
ほんの少し当時を感じることが
できた気がしました。


そもそも、ここまで踏み入った
ドキュメンタリーが
あることや、
ベトナム戦争の背景で
何がおきていたのか、、
あまりにも衝撃的すぎて
驚くことばかりでした。

世代別にみても、男女でも、
それぞれ観て意見が
違うんじゃないかな。

きっと知らない方もいるかもしれないから、観て欲しいなと思います。

私ももう一度ゆっくり見直したいくらいです。



さてと!

なぐり書きのように
つらつらとここまで
書いてしまったので、
雑だったかもしれないけど
久々の長いブログ
読んでくれてありがとうございました~(>_<)


「ハーツ・アンド・マインズ」
多分まだやってるはず!多分。


是非!


itsuki