アースシェイカー『フュージティヴ(逃亡者) 』

日本のハードロック史は今から20数年前、その辺りから始まったのではなかっただろうか？

その時代、マイナーミュージックシーンで大活躍する音楽グループがたくさんありましたが、そのひとつにアースシェイカーがあります。

track-3.シャイニー・デイ

彼らの2ndアルバムに入っているシャイニー・デイはギターのコード弾きから始まるメロディアスロック。
洋風ハードロックスタイルにストレートなメロディアスなメロディーに日本語を乗せる彼らの音楽は当時、とても新鮮でインパクトがありました。

ハードポップスで普遍的なストレートなメロディーに、ストーレートな日本語とロックギターとコーラスとを融合させていたのは、ある種、日本の音楽の文明開化だったといってもいいのではないだろうか…。

ボーカルの西田昌史は、その部分を見事に表現していたと思います。

シャイニー・デイは彼らの地元京都のミッドナイトがテーマになっています。

彼らは実力以上の実を手にすることはありませんでしたが、その後のボウイの出現も、彼らの偉大な功績がきっかけになったことは間違いない…、

日本のロック史に残るアルバムの一枚です。

ありがとうございました。