先日,吹越満主演の映画「冷たい熱帯魚」を観賞しました。
この作品は第35回日本アカデミー賞
にて優秀助演男優賞(でんでん)を受賞しており,
現在でんでんが報知映画賞 や毎日映画コンクール などで賞レースを旋風しており,
日本アカデミー賞でも最優秀賞最有力候補となっているのですね。
そんなこの作品の主要キャストは,「アンフェア the answer 」の吹越満や
「ヒミズ」のでんでんらが出演している作品なんですね。
監督には,「愛のむきだし」や「ヒミズ」など社会派作品を世に送り続け,
各国の世界映画祭で絶賛を受けている園子温監督が担当しています。
そんなこの作品を鑑賞させていただいた感想はというと,
作品の過激度が激しいため映倫からR-18指定を受けてしまっていた今作を観るのには
あまり過激な作品を鑑賞することには抵抗感があった私にとっては不安があったのですが,
そういう思いを抱えながら鑑賞してみたのですが,グロテスクなシーンは多々あっても,
脚本がしっかりとしているという影響もありとても見やすい作品ではありましたね。
気難しく考えるような作品ではないのですが,これが園ワールドなんだなぁ~と感じましたね。
日本アカデミー賞でのこの作品のへの過小評価には驚いてしまいましたね…
優秀助演男優賞を受賞したでんでんだけに優秀賞を与えるのではなく,
優秀作品賞や優秀監督賞,優秀脚本賞などを受賞するべきだったと思いましたね。