2007年12月31日

ちょっと嬉しい自賠責保険値下げ

テーマ:日本の道路交通

この秋から人身事故を起こすと自動車運転過失致死傷罪が適用され、年明け早々には福岡の飲酒運転事故の判決(加害者が事故後、水を飲んでアルコール度数を下げて酒気帯び運転のレベルに証拠隠滅し、それを元に業務上過失致死も罪名に加えるよう最高裁・福岡高裁・福岡地裁からの要請があり、福岡地検・福岡高検・最高検がこれを了承したというとんでもない事実が発覚しました。危険運転致死傷で起訴されているが、失敗すると無罪になり、将来がないよという司法官僚の自己防衛のためです。加えて加害者が先代クラウンマジェスタ、被害者が初代ランドクルーザー・プラドということでトヨタ辺りが熊本のハイラックスサーフの事件を証拠不十分で不起訴にしてくれた御礼で・・・、となれば更に許しがたいですが)が出ます。今月には兵庫県尼崎市での危険運転致死事件で懲役23年と言う一番重い刑が言い渡されました(遺族は出来れば求刑通りの判決を望んでいるようですが、あれだけ加害者が酒を飲んでいるとよく運転していられるな、というのが率直な感想。殺人事件だったら死刑に値するからたっぷり償って来い、と言っておきます)。

そういった凶悪な事例ばかり取り上げられ、厳罰化しなければならない悪質な事故が多いのも事実ですが、ここ数年で交通事故の死者が激減しているのも事実ですし、人身事故自体も予想以上に少なかったために自賠責保険の保険料が2008年4月から2割ほど値下げされることとなりました。自家用車の2年契約で数千円値下げとなります。いつ加害者になるのか分からないですし、被害者になるのかも分からない。特に加害者になるという自覚は確信犯でもない限りないという点が盲点です。気をつけていきましょう。


自賠責保険、11年ぶり値下げへ 来年4月から2割程度(朝日新聞東京本社配信)

自動車のすべての保有者に加入が義務づけられている自動車損害賠償責任(自賠責)保険の保険料が、来年4月から値下げされる見通しになった。保険金の支払い対象となる人身事故が予測より少なかった上、保険料の運用も堅調だったため。政府は平均2割程度の値下げを軸に調整する。値下げは97年度以来11年ぶりとなる。


値下げは来年1月の自動車損害賠償責任保険審議会(金融庁長官の諮問機関)で検討される。自賠責保険で契約者が支払う保険料は、国からの交付金を差し引いた金額になるが、交付金は07年度で打ち切られるため、保険料はその分値上がりする予定だった。

一般的な自家用自動車の2年契約の場合(沖縄・離島を除く)、契約者が負担する保険料は現行3万830円で、来年4月から数千円の値下げとなる見通し。関係者によると、07年度は保険料収入のうち保険金支払いに充てられた割合(損害率)が予測より約20%低い85%にとどまり、保険収支の黒字が確実になった。運用分もあわせると3割程度の値下げ余地が生じている模様だが、制度を安定的に運営するため、値下げ幅は2割前後にとどめる方向だ。

自賠責保険料が最後に値下げされたのは97年度。02年度から制度が改正され、保険料の運用益を6年間で交付金として契約者に返すことになった。07年度の交付金は900円(自家用自動車の2年契約)で、交付金がなくなる08年度はその分負担増となる予定だった。



コメントComments

[コメントをする]

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

Amebaおすすめキーワード