一般社団法人体力メンテナンス協会 指導士養成講師 鈴木祥子です
バランスボールエクササイズや産後トータルケアクラスなどを通じて、産後ケアをお伝えしている日々ですが、
なぜ、産後ケアが必要なのか?
それは、ママの為でもありますが、子どもたちの為です。
出産後、母体はボロボロの状態でも、育児は待ったなしでスタートします。
授乳回数も多く、夜泣きもし、頻繁におむつ替え。
なんで泣いてるのか分からないけど、抱っこしたら壊れちゃいそうで不安でした。
分娩方法に係わらず、出産後の母体は交通事故に遭った時のようなダメージを受けています。
そんな状態なのに、やった事のない育児という責任の重い仕事を任されるのです。
当たり前のように
そう、育児って当たり前なんです。
でもね、身体がついていかないの。
身体が不調だと、こころも不調になります。
なんで私ばっかり
私だって寝たいよ
泣きたいよ
そんな気持ちに誰もがなります
人間は、自分が満たされてなければ、相手を満たしてあげることはできません。
母親が心身ともに健康であることが、子どもの成長にとって最も必要な事だと、私は考えます。
子どもに、愛を伝えるためにも
基本的な生活リズムを身につけさせるためにも
子どもの知能の発達のためにも
子どもの笑顔の為にも
パートナーと良いコミュニケーションを取り、信頼関係や愛のある家庭で見守られ育つ事が、何よりの子育て方法だと思います。
どんな子育て本よりも、子育て論よりも、パパとママが笑顔で、自分の人生を楽しみながら生きていて、子どもの事をまっすぐ見ている事が、何よりの子育て方法だと思います。
そして、子どもに向き合うのって、体力がいるんです。
交通事故に遭ったようなママの体は、しっかりリハビリしてトレーニングしないと、子育てに向き合えません。
そのリハビリ、トレーニングにお勧めなのが、バランスボールエクササイズ
・赤ちゃんを抱っこしながら出来る
・寝かし付けにも使える(お腹にいた時の揺れに近いと言われています)
・関節の負担がかかりにくいので、体に負担が少ない
・畳一畳分のスペースで出来る
・楽しい!
お勧めする理由はたくさんありますが、子どもと一緒に出来る有酸素運動で、身体に負担が少ない!
これが最大の理由です!!
子育てに必要な体力をつけるのには、有酸素運動が最適です。
エネルギーを自分の力で生み出すので、疲れにくい体に。
そして疲れても回復が早くなります。
子どもそしてパートナーに向き合う気力が湧いてきますよ。
そしてさらに大切な事
まっすぐ愛を伝えるのって、難しいんです。
それを伝えられるようになるためにも、産後トータルケアクラスで客観的視点やコミュニケーションの取り方を見直しましょう。
私自身、子どもと向き合うのがとても下手です。。
だからこそ、産後ケアを続ける事で、子どもとの関係を常に見直し、良い関係を作ろうと模索してます。
産後ケアしてなかったら、どうなっていただろう?と、自分の子育てが怖くなる時もあります。
赤ちゃんの時は、お世話が大変で、体力に自信がなく、子育てが不安でした。
言葉を話すようになる頃には、イヤイヤの対応に悩み、苛立ちを感じていました。
保育園の頃は、お友達との関係や成長に自信が持てず、
小学生の今は、思春期の扉が近づいていて、息子自身の自我との戦いに負けそうになっています。
子どもの事が大好きだからこそ、距離感や声かけが難しくなっていきます。
でもね、とっても楽しみながら子育てしています。
私自身も、子育てに不安を感じながら、楽しむ気持ちが持てるようになっているのは、
バランスボールで体力メンテナンスしてる事と、産後トータルケアクラスで自分の事や子育てを見直しているから!
本当に実感しています。
私がお伝えしている産後ケアは、誰かに何かをしてもらうのではなく、
自分自身の持っている力を、しっかり使えるようにするための、体力メンテナンスや心のケア方法をお伝えする事です!
自分の人生を、自分で好きなように生きる力を、みんな持っています。
いろんな出来事が日々あるけど、それを楽しむ力、体力を手に入れて、楽しく子育てしませんか?
誰かに何かをしてもらう事を期待して、思い通りに行かなくて苛立つ日々から、
自分の力で、楽しみながら過ごす毎日に変えてみませんか?
自分に自信が持てず、子育てに向き合う自信がない日々から、
自分の好きなものに囲まれて、楽しみながら子育てする毎日を手に入れませんか?
自分自身が幸せに、そして家族が笑顔で幸せになるヒント、
産後トータルケアクラスで、手に入りますよ