漢詩の話5 江南春絶句 杜牧


 えー、前回で訂正いたしますといってました杜牧の漢詩ですが、題は


江南春絶句(こうなんしゅんぜっく) でした。


江南春絶句


千里鶯啼緑映紅   千里鶯啼いて緑、紅に映ず


水村山郭酒旗風   水村、山郭(さんかく)酒旗(しゅき)の風


南朝四百八十寺   南朝四百八十寺(はっしんじ)


多少樓臺烟雨中   多少の樓臺(ろうだい)烟雨(えんう)の中(うち)




見渡す限り鶯が鳴きしきり、若葉の葉が花の紅に映えわたる。水辺の村にも山ぎわの里にも居酒屋の青い旗(お酒あります)が風にはためいて__  南朝以来四百八十の寺々の数知れぬ堂塔が、うちけぶる春雨の中に霞んでいる。


岩波文庫 中国名詩選 下 松枝茂夫編 より


 杜牧は晩唐の人で、杜甫が大杜と呼ばれるのに対し、小杜と称される。25歳の時に進士に及第し、功績をあげ刺史から中書舎人にいたった。


 連夜妓楼に流通し、美貌の風流子でありながら、また、豪放磊落で政治、軍事に精通していた。


いわゆる、男前だったんですねー(^_^)v


韻は一東で、 起句 紅、承句 風、結句 中

すべて、平声の東の発音になっています。


転句は韻をふみません。


また、各句の対比が美しいですね


千里 水村、鶯啼 山郭、緑映紅 酒旗風 このように対句として対比させ詩に美しさと深みを与えています。



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