■未来への資源投入■~リスクを冒すことは基本的機能~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空の川崎の朝、涼しいですね。

国会閉会中審議、与党は丁寧な
説明で疑念は晴れたとした。

しかし、安倍さんがキレずに丁寧な口調で、
不明確な説明をしたに過ぎない。

世論調査はまた下がるんでしょうね。

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経営科学の”公準”に含まれなければならない、
5つの事実。

4点目
◆企業は、リスクを冒すことが基本的機能


企業の目的は、
顧客や市場の”満足”を
作り上げること、
つまり”顧客の創造”である。

しかし、顧客はすぐに飽きる、
瞬く間に”満足”は”不満足”に変わる。

そこで、企業は顧客の期待を捉え
新たな満足を作り出すべく活動するが、
なにが”満足”であるかの判断は難しい。

その”満足”へのチャレンジにはリスクが伴うが、
そこにしか”顧客の創造”は存在しない。



「経済的な活動とは、

 現在の資源を不確かな未来に

  投入することである。

 事実ではなく期待に投入することである。

 企業にとって、リスクは本源的なものであり、

 リスクを冒すことこそ基本的な機能である。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(6章 マネジメントの技能  30 経営科学)