改革前はムリ、改革後は当たり前
「改革者はみな不幸である」という旧ソビエト連邦のゴルバチョフ元大統領の言葉がある。
改革を行う前は、多くの人がそんなことができるはずはないと言い、改革に成功すると、それを当たり前と言う、ということである。
例えば、改革とは深い森に道を切り開くようなものといえる。
はじめはそんなことができるはずがないと言って、作業命令を拒んでいた人が、道ができると当たり前のようにその道を使う。
改革には抵抗がつきものであり、仮に成功しても、それが当たり前となって、改革を推進した人の努力や功績を誰も認めてくれない。
でも、誰かが改革を進めないと成長できない。