職能要件書の作成方法2 | 人事コンサルタントのブログ

職能要件書の作成方法2

(前回の続き)

 

部署別定義 部署別または職種別 仕事(まとまり課業)レベルの作り方について説明します。

 

1.等級定義の確認

 
 すでに作成された等級定義の内容を確認して、等級のイメージをつかむ。

 

2.部門別等級定義の検討

 
 部門別の等級定義を検討する。

 
3.部署別等級定義の作成

 
 さらに、参加者の部署の部署別等級定義を作成する。

 

4.注意点

 
 卒業方式 「基準を満たすと上の等級に上がることができる」という基準の考え方

 
 入学方式 「基準を満たすとその等級に上がることができる」という基準の考え方

 
 職能資格制度では通常「卒業方式」で考える。

 

5.あるべき姿

 
 等級定義や職能要件書は「会社が求める能力の期待像」であるため、現状を考慮しつつもあるべき姿で考えるものである。

 

6.独力でできる  

 
 能力の期待像であるため「~~ができる」ことを明示することになるが、この「できる」とは独力レベルで「できる」ことを言う。

 

(続く)

 

 

 

 

 

仕事の基本」研修動画(10分)もご覧ください。

  

JK式人事考課制度の作り方動画(24分)もどうぞ!

       

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