【多様な人、多様な世界のそれぞれの適性を活か活かしあう】
ダイジェスト版→☆の内容と感想はシェアしておりますが、
先日は、マッキーの覚悟の作り方第二部。
第一部は、聞きそびれてしまったのでシェアできませんが、
第二部もまた、
心揺さぶられるものがあったので、
シェアしたいと思います。
①語り継がれる物語には、昔の人からのメッセージが込められています。
まずは桃太郎のお話から。
おばあさんが桃を捕まえられたのはなぜか。
川上を見て、
これから来るぞ、というのが分かっていたから、
待ち構えて桃を捕まえることができた。
時間は未来からやってくる。
チャンスは前からやってくる。
未来を見て、
チャンスをつかむ準備をしておくことが大事なのですよ。
おじいさんおばあさんは、桃太郎が鬼ヶ島に行くとき、
行ってきなさいと、きっとあなたにはできるはずだからと送り出してやりました。
子供が、何かやりたいと言ったとき、
どうせお前には無理だからとか、
そんなこと無駄だとか、
そんなことを言うのではなく、
おまえにはやれる力があると信じてる。
精いっぱいやってこい。
出来る限りの力にはなろう。
そのかわり、だめだったら帰ってきなさい。
ここはいつでもお前が安心して帰ってこられる場所なのだから。
安心安全な居場所があるから、
安心してチャレンジできるのです。
そして、桃太郎の話は
オニを懲らしめて許して終わります。
『正しい』とは何ですか?
正しいの反対は?
正しいの反対は間違いでもなく、悪でもない。
『別な正しさ』なのです。
善か悪か
正しいか正しくないか
陰か陽か
というような二元論ではなく、
かつての日本は一元論だった。
もと一つと言って、
全ては一つで、すべては自分の中にある。
二元論で生きるなら、
幸せの反対には自分より不幸な人が必要になる。
一元論で見るなら、
今私が何を大切にしているか?が大切で、
今ここにいる自分を見つめること。
自分のあるものに気づき、
自分の中に幸せを感じる。
あるから幸せ、
ないから不幸ではなく、
全ては自分の中にある。
②結い和す(ゆいやわす)
感じ方の違いは多様で、
多様な国の、多様な人が、多様な世界の人がいる。
善か悪かではなく、
正しいか正しくないかではなく、
お互いの性質を、長所を活かして
人と人、土地と土地、
国と国が結びつき、混じりあい、
平和とともに調和する世界。
日本はもともとそういう民族でした。
今、世界的にも、
そういう流れになってきている。
お互い活かしあうことが大切な世界が来ています。
③リーダーの役割
お互いを活かしあう時代の中で、
一人でなしえないことを、
チームとなり、より大きな力でなしえることが出来る時代です。
そして、チームとなったとき、
そのリーダーの役割とはなんでしょう?
安心安全かどうかを確かめ、
環境を整えることが大切となってきます。
物語の全体像を見て、
演出家になり、
今、どのステージにいるのかを把握しておくこと。
『神話の法則』というのがあります。
第一幕:日常からメンターとの出会い
第二幕:通過儀礼、試練を経てやればやるほど豊かになる
第三幕:衰退、今までと同じことをしているのに思うようにいかない
→次のステージへ。
あなたが次なる人のメンターとなり、
誰かに手を差し伸べてるようになる。
メンターに出合い、
自分も何かやろうと動き始める。
するとそこへ試練がやってくる。
あなたは、次のステージに行く覚悟がありますか?
次のステージでうまくいくやり方を知っていますか?学んでいますか?
と、問われているわけです。
やり方を学んでいなければ、
最初に戻されるわけです。
試練が来たということは、
次のステージに進めるというサイン。
よくぞやってきてくれたと喜んで下さい。
目の前のことをただただ一生懸命こなしていき、
気がつけば第三幕です。
あなたの人間力が試される次なる試練が待っています。
リーダーは、今どのステージに自分たちがいるかを把握して、
演出していく必要があります。
④誰かのために役立てる
そうやって一生懸命やっていくと、
あなたは成長します。
そして、成長した先にあるものは、
感謝です。
自分のためだけに生きることから、
誰かのために命を使い切るという生き方から、
感謝が生まれます。
目標を立てるのも悪くないけれど、
人は、自分の過去の延長線上にある目標しか立てられない。
北極星のように、
方向を定め、
動かない一点を決めることで、
迷わず、何をしたらいいのか決めることが出来るのです。
北極星にはたどり着かなくてもいい。
軸を持って、
自分の方向性を定め、
与えられた環境の中で、
自分がやりたいからやるということに向かって、
信じて進むことが大事です。
⑤あなたのその命、大切なもののために使わなかったら後悔しませんか?
今の自分に何が大切ですか?
何かを犠牲にするのではなく、
今すべきことの優先順位を自分で決め、
行動していくこと。
そうすれば必要なものは必ず手に入ります。
いのちの長さは寿命です。
いのちの高さは志です。
いのちの深さは想いです。
いのちの幅は徳や器です。
あなたの命を、
本当に大切なもののために使いませんか?
阪神大震災、
東日本大震災、
熊本地震、
災害の度に、
命は明日保証されるものではないと突き付けられてきました。
大切なことを子供に伝えているだろうか?
人のお役に立てる生き方が出来てるだろうか?
これからの世界を生き抜く子供たちに
私たちは何を伝えてあげられるだろうか?
目の前のことを、
不平不満を言わずに、
ただただ一生懸命こなしているだろうか?
見返りを求めず、
やっているだろうか?
誰かのために、
美味しいぼたもちを棚に上げているだろうか?
感謝を循環させているだろうか?
自分に改めて問いかける機会をいただきました。