サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の開催にあわせ、世界自然保護基金(WWF)ジャパンが、同基金のパンダロゴを描いたサッカーボールを販売している。WWFジャパンでは、、サッカー選手たちの華やかなプレーの舞台の裏で、サッカーボールの多くが途上国の子供たちの安い労働力で製造されていると指摘し、「パンダボール」を通してその現状を広く知ってもらい、少しでも問題解決につなげたいとしている。

 WWFジャパンによると、多くのサッカーボールが、インドやパキスタンに住む子供たちの手によって製造されているという。長さ10センチの針2本で、硬く厚い革片を縫っていく作業は、子供にとっては重労働だが、その報酬はボール1個につき約30円。女性を含む大人の労働者も基準をはるかに下回る低賃金で長時間働かされているという。

 WWFジャパンではこうした状況を踏まえ、フェアトレード商品を紹介するNPO「わかちあいプロジェクト」(東京都墨田区)の協力のもと、パキスタンでサッカーボールを製造。1個につき100円が医療活動支援などの目的で、パキスタンの生産会社に支払われる。

 またボールの内側に使われるゴム素材は、スリランカの管理された持続可能な森で採取されたものを利用。森林保全の活動を展開する国際機関、森林管理協議会(FSC)の認証を得た。

 WWFジャパンは、新しいサッカーの楽しみ方を提案、「パンダボール」で人々に幸せと地球環境のことを考えようと呼びかけている。「パンダロゴサッカーボール」は、WWFジャパンの通信販売サイト「パンダショップ」で販売。1個4900円。問い合わせはパンダショップ(03・3769・1722)。【江刺弘子】

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