民主党の生方(うぶかた)幸夫副幹事長は24日、民放テレビ番組に相次いで出演するとともに記者団の取材に応じ、小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題について、小沢氏は証人喚問や参考人招致などの国会招致に応じるべきだとの考えを示した。また、自身の副幹事長解任の方針決定に動いた高嶋良充筆頭副幹事長らは国民に謝罪すべきだと指摘した。

 生方氏は、29日に予定される党正副幹事長会議で、小沢氏に「政治とカネ」の問題について、国会で説明責任を果たすよう要請する考えを表明。「参考人招致、証人喚問の形で(小沢氏が)言えば、そこで言ったことは事実だろうから、国民も納得がいく」と述べた。それでも国民の理解が得られなければ、「上に立つ者としてしっかり判断してほしい」と、辞任が望ましいとの認識を示した。

 要請が受け入れられない場合については「幹事長を支えられるのかという判断をする。一緒に(仕事が)できないなら辞めざるを得ない」と、副幹事長辞任の可能性に言及した。

 生方氏は高嶋氏について「自分で(私に)辞めろと言った。辞めなくてよくなったのなら、私に理由を言うのが当然だ(がそれがない)。間違った判断をした人は『迷惑をかけて申し訳ない』と国民に言ってほしい」と述べた。

 高嶋氏が小沢氏の意向を忖度(そんたく)して解任に動いたとの見方には「間違えて忖度したのなら(小沢氏は)『私はそんなこと思っていない』と言わないと訳が分からない。小沢氏はもっと自分の考えをしゃべらなければ」と注文をつけた。

 一方、民主党幹部には生方氏の言動を批判的にみる向きが強く、平田健二参院国対委員長は記者会見で「彼の人間性だからあまり論評したくない。無視する」と不快感を示した。

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