先入観と他者評価 | 佐藤 祐介 

佐藤 祐介 

新たな人生へ

二人の若いボスによって、
新しいプーケットFCの再スタート。



給料の未払いも全て解決し、
全てがうまくと思えば…

選手の査定が始まりました。



後期開幕戦。



厳しい試合でした。
0-0の引き分け。

試合後、個人面談をし、
キャプテンとして、
これからも頑張ってほしいと…

ただ、年齢が高い。
そこが不安だから、
新しく若い外国人選手を獲得したと。

年齢が高いのはわかっています。
体力の衰えを感じてはいません。

自分では。

ただ周りから見たら、
そうは感じてないという事。

若く、勢いのある外国人選手を、
獲得した事に、不満はありません。

受けて立つつもりです。

新しい体制になった時、
古い体制を全て排除したがる習慣が、
この国にはあります。

それも理解しています。

監督との関係も最悪です。

宗教との戦いも引き続きあります。

言い訳も探せばいくらでも出来ます。

今週先発を外されそうな時、
最初は、監督のせいにしてた
自分がいました。

でも、自分が戦う相手は、
監督ではありません。

言い訳をしている暇があるなら、
自分自身に何が欠けているかを、
見つけ、修正したほうが自分の為。

年齢が高い不安から、
チームは、自分の良いところより、
悪い部分はがりついてきます。

粗探しをしています。

だったら、その先入観を変えさせ、

まだまだ俺はやれるぞという事を、

見せていくしかありません。



精神的支柱、リーダシップ、

僕が欲しいのはこういったものではなく、

選手として、違いを見せられる力。

年を重ねることは避けらませんが、

選手としての力が、年齢とともに、

落ちていくような比例関係は作りません。

今の年齢とうまく付き合い、

新しい武器を作ります。

今は我慢の時期。

おやすみなさい。