2014-11-13 21:01:40

第8398回「古典落語 その332、扇の的(源平盛衰記) 春風亭小朝 ストーリー、ネタバレ」

テーマ:ねたばれ古典落語





 第8398回は、「古典落語 その332、扇の的(源平盛衰記) 春風亭小朝 ストーリー、ネタバレ」です。落語ネタとしての「源平盛衰記」について、ウィキペディアから引用します。


 『 ・・・・ 古典の源平盛衰記との関連性はあまり深くはない。落語全集の類でも話の題名が「源平」「平家物語」等と記されているほどである。平家物語を大幅に略した上、時事ネタやギャグをふんだんに盛り込んで演じる「地ばなし」といわれる落語である。


 藤井宗哲は「口座に余りかかることはなく、別の言い方をすれば時事落語で、内容は演者によって大きく変わる。いわば落語家のセンスによって変化する落語である。落語界では、(『源平盛衰記』のような)地ばなしを行う噺家は軽視されているが、この話は江戸初期の落語草創期の形態を残すものだと考えられる。演じている落語家は立派である」と述べている。 』


 確かに談志師匠のものなど面白く、また、小朝師匠も下ネタ、時事ネタ取り混ぜて楽しい落語に仕上げています。小朝師匠がモチーフとしているのは、屋島の合戦の扇の的です。ふたたびウィキペディアから引用することにします。


 『 やがて、源氏軍が意外に少数と知った平氏軍は、船を屋島・庵治半島の岸に寄せて激しい矢戦を仕掛けてきた。『平家物語』によれば、平氏の猛攻に義経の身も危うくなる・・・・ 夕刻になり休戦状態となると、平氏軍から美女の乗った小舟が現れ、竿の先の扇の的を射よと挑発。外せば源氏の名折れになると、義経は手だれの武士を探し・・・・


 弟の那須与一を推薦した。与一はやむなくこれを引き受ける。与一は海に馬を乗り入れると、弓を構え、「南無八幡大菩薩」と神仏の加護を唱え、もしも射損じれば、腹をかき切って自害せんと覚悟し、鏑矢を放った。矢は見事に扇の柄を射抜き、矢は海に落ち、扇は空を舞い上がった。しばらく春風に一もみ二もみされ、そしてさっと海に落ちた。 』


 引用が長くなりました。これを小朝師匠が虚実取り混ぜて新説「扇の的」に仕上げています、


「枕 田中裕子さんと松井選手」

 平安時代の美的基準って、現代とは大きく異なりましたな、その条件を当てはめますと、女性では女優の田中裕子さん、男性であれば野球の松井選手、このような人たちが美男美女といわれたんです。さしずめ、「源氏物語」は田中裕子さんと松井選手のラブ・ストーリーとして読むと大変分かりやすいと思います。


「本編」

 男性にしましても、頼朝公ってのは「早い、小さい、下手」と悪い方で三拍子そろっていますが、平清盛は違いますな、脂ぎっております、子どももたくさん生ませております。一方、美人だった常盤御前の息子、義経、これがみなさん、ブサイクだったんです、ようく覚えて帰ってくださいね。「チビ、ハゲ、ブサイク」・・・・。


 それでも戦(いくさ)には強かったそうですな。部下の使い方も上手かったのかもしれません。平家の美女の挑発に与一を当てています。見事、与一の鏑矢は音を立てて扇を撃ち落とします。これを見た平家の大将・宗盛が竿の下で和歌を歌いながら踊ったというんですな。


「落ち」

 「このことから、踊る(おごる)平氏久しからず、と言うようになりました」


(追記) 随時、「古典落語」につきましては更新していくつもりです。過去に書いたブログに興味がありましたら、ブログテーマ「ねたばれ古典落語」か、下のURLをクリックしてください。

http://ameblo.jp/s-kishodo/theme-10061012317.html

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