DARK SOULS 2(1) | 空の上の雲

DARK SOULS 2(1)

ずいぶんとご無沙汰してて申し訳ないです。
ここのところ、ゲームといえばひたすら「Diablo3:RoS」ばかりだったので、記事にすることができずにいました(言い訳)。
CSゲームも最近全然買っておらず、PS Plusで無料配信されていた「ワンダと巨像」を今更プレイしているぐらい。めちゃくちゃ面白いけど、いかんせん古くて記事にはしにくいかなぁ(言い訳)。

と、そんな風にややモチベーションが下がっていた頃に、とうとう発売された「DARK SOULS 2」。

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PS3版は先行して1ヶ月ほど前に発売されているが、前作同様、ロード時間やグラフィック等でPC版の方が優れているのは明白なため、今回もPC版を待っていたのだ。買ったのはSteam。解禁当初、日本語が入っていないなど、やや不穏な空気が流れたが、その後無事に日本語も配信された。

ちょっと長くなったので折りたたみ。


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PC版ならではのグラフィック設定も充実。モデリング品質なんかもあり結構いじれる。

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すばらしい品質のオープニングムービー。フロムのムービーってホント綺麗だよねぇ。
Blizzardと同じようなリアリスティックな質感が得意のようで、ほぼ同レベルのクオリティだと思う。

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そしていよいよ大地に立つ主人公。あーわくわくするー

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前作「DARK SOULS」の正統な続編なので、システム的には目新しい点は少ない。インベントリや各種ウィンドウがシリーズを追う毎に見やすくなっているのはうれしいね。本作から両手には3つまで装備品を持てるようになった。

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操作を確認しつつ進むと、恒例となった素性とキャラクターメインキングへ。最初に色々選択を迫られるが、いくらでもやり直しできるゲームなので、お気楽に決めてしまおう。

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てなわけで生まれた騎士子ちゃん。本作はこれまでと異なり、かなり綺麗めなキャラクターを作成することができるように。
どお?わりとかわいいでしょ?

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さらに歩を進めると、「マデューラ」という海の見える高台にある小さな町(?)にたどり着いた。
夕焼けに光る海の綺麗なこと綺麗なこと。ここではやくもPC版にして良かったなーとつくづく実感。

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ここ「マデューラ」は、デモンズでいう「契の神殿」、ダークソウルでいう「火継ぎの祭祀場」といった風情で、敵はおらず、様々なNPCが主人公に語りかけてくる落ち着ける場所となっている。もちろん篝火もある。

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おねーさんに頼めばレベルアップも可能。取得した「ソウル」を消費し、自分の好きなステータスをあげることでレベルアップが可能。
この辺もダークソウルとまったく同じ。

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本作を印象づける、独特のNPC達による独特の言い回しと世界観も健在。

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町の探索を終えたらいよいよ冒険へ。本作には攻略に決まったルートはなく、ゲーム中でも次はここへその後はあそこへといった、明確なガイドは与えられない。「マデューラ」からも複数のルートが出ているようだが、この中からどの道を選ぶかはプレイヤー次第となっているのだ。ワタシは篝火に一番近い「朽ちた巨人の森」を攻めることにしてみた。まーダメなら他の道へ行くだけだし!

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一人で攻略しているときの楽しみが、他のプレイヤーが残してくれた「メッセージ」だ。発売直後ということで、そこかしこにたくさんのメッセージが出ては消えを繰り返している。これを見ているだけでも、今この瞬間にも世界中のプレイヤー達と同じ場所で冒険しているんだなと感じさせてくれる。直接的な繋がりをせず、こう感じさせてくれるこのシステムはやはり秀逸だ。

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戦闘に関しては、ダークソウルとほぼ同じで特筆すべき点はあまりない。それこそデモンズソウルの時点で完成されていた戦闘だけに色々いじってダメにしてしまうよりは良かったのだろうが、本音を言えばもう少し新しい要素が欲しかったところ。
しかし、敵AIの優秀さと地形のいやらしさで、歴代シリーズ同様本作もただならぬ緊張感を持っている。

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本シリーズ死亡要因堂々の1位を誇る「落下死」。本作も序盤からほそっこい道や高い高い場所など、これでもかというほど落下死を誘発させる場所が出てくる。ちなみに、これまでローリングとジャンプが同じボタンだったのだが、本作からジャンプを「Lスティックボタン」に変更できるようになったため、ジャンプの成功率はかなり高くなった。が、やっぱり落ちるんだよね…。高いとこキライです。

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あちちちちちち!初見殺しのギミックも相変わらず抜かりがない。

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露骨にワナがありそーな場所…。お宝のためには分かってても進まなければならない時もあるのだ。

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本作のガイコツ剣士は、とうとうパリィ→致命の一撃を繰り出すように。

てなわけで、約4時間ほどプレイしてみた「DARK SOULS 2」。
正直な感想としては、2というより「DARK SOULS」の拡張版といった印象が強い。
システムやグラフィックなどはほぼそのままで、遊べる場所だけ変えてみましたという感じ。

ただこれは決して悪い意味ではなく、デモンズソウルから完成されたシステムで、それをもっともっと遊びたい!というユーザーの声に応えた結果だと思う。他のゲームに類を見ないヒリつくような敵との戦闘はこのゲームでしか味わえないものだろう。

命からがら敵の巣くう未踏の地を徐々に探索していき、少しずつ装備を揃えキャラクターを強化していく。そしてテクニックの上達と経験によってボスを倒しダンジョンを踏破する。この極上のプレイ体験を提供してくれるのは、やはり「DARK SOUL」なんだなーとつくづく感じる。