2008-02-05 20:48:25

くよくよしたって

テーマ:真面目な話

くよくよしたって仕方ないかな、と思えるようになってきました。





いろんな人から医者をやめることについて、意見をいただきました。

ブログ上でもたくさんコメントいただいて、大変嬉しく思いました。


あと、嫁さんからは

「気合が足らないのよ」

とお叱りの言葉をいただきました。

そのあと

「医者やめたければやめてもいいよ。主夫やってくれたら私が稼ぐ」

と言ってくれました。





理不尽と思えるクレームを突きつけられるのは、まっぴらごめんです。


だけどそれも医者の仕事なのだとわりきってしまいたいと思います。

というかそういうことからも逃げたくないという闘争本能がフツフツと湧いてきました。

ちなみに僕は負けず嫌いです。



リニューアルしたryuuta19、頑張ります。


2008-01-31 18:23:59

ありがとう。

テーマ:真面目な話

えーと、どこから話せばいいのでしょう。



とにかく、たくさんコメントをいただいてありがとう。

励ましてくれて、とてもうれしかった。



深く深く考えました。


考えすぎてわからなくなるくらいに。





とりあえず、休日に子供たちと公園に遊びに行きました。


すべり台を飽きもせず何十回もすべっている子供たちをみながら、


涙が止まらなくなりました。



田舎でよかった。誰もみていませんでした。


そのうち、子供たちが僕が泣いていることに気付いて、


「おとーさんだいじょーぶ???」


と言ってくれました。





なんと答えればよかったのかわからないけど、


「だいじょーぶだよ」


と答えました。だいじょーぶならいいや、ってまた子供たちはすべり台はじめました。




とりあえず、だいじょーぶです。


コメントをいただいた方に伝えたくて、エントリ書きました。




医者を続けるかどうかはまだ考え中です。




2007-05-31 18:33:55

敗北感:sense of defeat

テーマ:真面目な話

 医者として数年がすぎると、毎日の生活に慣れてくる。

慣れは大切だ。慣れるということはリズムがでてくるということだと思う。


もちろん悪い慣れ方もあるけど、それ以上に良い慣れ方もある。


例えば、痛み止めや抗生物質の名前を覚えたり、手術の手順を間違えなかったり・・・



慣れてくるとそれでは満足できなくなってくるのも、人間の性かもしれない。


だからあえて新しい方法でアプローチしてみたり、小難しい本で調べたり。




でもやっぱり克服できないことやまだ自分ではできないことなんかがいっぱいある。

6年目なのに、まだこんなこともできないのか、とがっくりきてしまうこともある。






なにより悲しいのは整形外科では少ないけれど、患者を死なせてしまうこと。

敗北感にさらされる。


人間は必ず死んでしまう生き物だし、それは重々今までの経験でわかっていることだけれど、

やっぱり患者が死んでしまった時にはがっくりくる。

たとえそれが高齢の患者さんでも。


だけどどこかに救いがある(どんなことだって救いがあると僕は信じている)。

それをちゃんと拾わないとつらい。

拾わない、拾えない人は、がっくりきたものが淀みのように積み重なっていつかあふれてしまう。




S先生、元気だせよー

明日はきれーなおねーちゃんがいる店に飲みに行こう!!(嘘)

2007-04-21 10:03:26

涙:tears

テーマ:真面目な話

僕はもう何年も涙を流していない。

ドラマも映画も、日常あった出来事も、母ちゃんが脳出血で倒れた時でさえ涙がでない。


うちの嫁さんはよく涙する。

ドラマでも映画でも。日常あった出来事でも。


うちの子供たちもよく涙する。

3歳と1歳なら当たり前か・・・


涙は心の汗、と陳腐な表現があるけれど、やっぱり泣きたいときには泣いた方が体にいい。



僕は医者という職業柄、どこか冷めた目線で物事をとらえるようになってしまった。

だからといってロボットなわけではないので、ある程度は感情もある。

感情を押し殺すことに慣れたのかもしれない。慣れてはいても起伏はある。







96歳女性。転倒し受傷。

大腿骨頚部骨折で、寝たきりにならないためには手術が必要なのだけれど、心臓がもともと悪すぎて手術できない。

内科と麻酔科の先生から「手術なんかすると本当に死んじゃうよ。それでもいいの?」とかなりプレッシャーをかけられた。


受傷後3日目。真夜中に携帯電話がなる。


ナース「○○さんが息をしてません。今蘇生してますが・・・」

僕「す、すぐ行きます、家族を呼んでください」


おそらく肺塞栓症を合併したのだろう、と車を運転しながら考える。

一応家族には病院に受診したときから肺塞栓症のことは伝えていた。


病棟へ走ってあがると彼女の心臓と肺は止まったままだった。ナースが心マッサージを必死にやっている。隣では当直の先生がいろいろ指示を出しながらアンビュバックを握っている。僕はナースに代わり心マッサージをしながら経過を聞く。


それから30分後。


96歳という高齢もあってか、心拍は再開しなかった。僕は汗だくになったまま駆けつけてきた家族に逐一説明する。

家族も手術ができないぐらい心臓が悪い、全身状態が悪いことを知っていたからそんなに驚きはしなかった。


だけどやっぱり故人と対面した時は家族は泣き伏した。僕はどうにもすることができない。やはり涙さえでない。出るのは汗ばかりだ。



出棺の時、家族に「お世話になりました、本当にありがとうございました」といわれた。






僕は医者として彼女に何ができたのだろう?と自問する。

無力を感じて医者は成長するのだろうか。

それが果たして正しいことなんだろうか。


馬鹿だからわかんない。


ひとりひとり患者を診ていくしか僕にできることはない。



2007-04-14 22:24:35

つづれおり:Tapestry

テーマ:真面目な話

Carol Kingというと、シンガーソングライターの草分け的存在。

僕は大学生の時彼女を知って以来のファンだ。


彼女の曲に「Tapestry」という曲がある。

まさに人生はつづれおり。縦の糸と横の糸が重なり合って僕の人生は構成されている。

綺麗だかどうかはわからないけど。


この世の中で出会える人は数少ない。




このブログで顔もわからないのに僕の駄文につきあってくれる人達。


本当にありがとう。


こんな文章かくからって別にブログをやめるわけではありません。

できることならぼちぼち書いていこうと考えてます。今までどおりにね。





今日はたくさん急患診て疲れた。

だけど必要とされているのだな、と感じられたからすごくハッピーなまま家に帰る。


できれば今からは急患に呼ばれませんように・・・なんちって。

ではみなさんおやすみなさい。

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