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2012-02-18 15:21:29

整骨院って?後編

テーマ:医療系エッセイ

いわゆる整骨院(接骨院とも)とは、柔道整復師という国家資格を持った人が柔道整復術を行うところらしい。
業務範囲はねんざや打撲、骨折や脱臼の応急措置のみで、腰痛肩こり変形性膝関節症は取り扱うことができないらしい。

業務範囲内ならば保険適応できる。腰痛肩コリ変形性関節症では保険外。(ここ重要)


Wikipediaによるといろいろ問題があるらしい。


以下引用

1998年(平成10年)の柔道整復師養成施設不指定処分取消請求事件の福岡地裁の判決以後、従来厚労省の指導で抑えられていた養成施設の新設が相次ぎ、1998年(平成10年)に14校だった養成施設は2008年(平成20年)には97校となった。その結果養成定員も7000人以上となり、柔道整復師の過剰[4]が現実のものとなってきた。


ぽこぽこ整骨院が乱立しているようにみえるのは、こういう理由があるからなのね。

で、もちろん業務範囲内だけではやっていけないので、慢性疾患にも手をだす。ねんざとかの病名をつけて、患者さんには負担かからないように(だが健康保険や税金払っている人たちに負担かかっているんだけど)して、安価でマッサージしてあげる…らしい。


ちなみにyahooで「柔道整復師 不正請求」で検索するといっぱいソースはでてくる。関係者の方は気を悪くなさらぬように。悪い奴はどんな業界でもいるんです。真面目な人は損をするような世の中なんて…

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%9F%94%E9%81%93%E6%95%B4%E5%BE%A9%E5%B8%AB%E3%80%80%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E8%AB%8B%E6%B1%82&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq =


整骨院や接骨院とはまったくちがうのが鍼師、灸師、あん摩マッサージ師で、柔道整復師とは違う法律(頭文字をとってあはき法と呼ばれる)で国家資格が規定されている。健康保険は医師の同意がないと使えない。


カイロプラクティックや整体とかは国家資格はない。


僕からみると全部ひとくくりに代替医療と呼んでしまうのだけど、その中には国家資格があるものやないものや、健康保険がきくものやきかないものや、またその業界それぞれに問題をかかえているのが現状だろう。もちろん整形外科だって問題だらけだ。


代替医療はいろんなのがあるので、一口にはいえないが、その科学的立証(エビデンス)がもし使うのなら必要になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E5%8C%BB%E7%99%82%E4%B8%80%E8%A6%A7

面白いことに、代替医療を受ける人たちはどちらかというと知識人層に多いらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E5%8C%BB%E7%99%82#cite_ref-7


参考文献

代替医療のトリック/サイモン シン
¥2,520
Amazon.co.jp




僕の意見としては、どうしても整形外科だけでは網羅できない側面を、代替医療で補っていくことが理想だろうと考えている。

整形外科だけでは満足できない患者さんがいるのも厳然たる事実だからだ。


ただし代替医療もいろいろで、エビデンスに乏しいものが混じっているのも確かだ。そしてそれを行う人間もいろいろだ。どこまで信用するかは利用する人次第。なんだかすんごいあやしいものまであるしね。


まあ、だけど僕が腰痛や膝痛で苦しんでいても、まずは整形外科にいくだろう(当たり前か)。悩んで悩んで整形外科に絶望するようなら代替医療しちゃうかもしれない。だけど整形外科医で代替医療している人なんているのかな?

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2012-02-17 19:02:13

整骨院って?

テーマ:医療系エッセイ


僕が住んでいるようなド田舎な地域でも整骨院は乱立しているのだが、なかなかつぶれないところをみると繁盛しているようだ。


そもそも整骨院って何するところなんだ?


僕は幸いどこか慢性的な痛みをかかえているわけでもなく、自転車で300k走るぐらい超健康。

スポーツでけがをした時も基本整形外科にかかっていたので、残念ながら整骨院に行ったことがない。


でも患者さんからは「腰やひざが痛いので整骨院に行ってみようと思うんですけど、先生どう思いますか?」なんて聞かれることもある。
そういう患者さんには

「うーん僕は行ったことないからよくわかんないし、整骨院の勉強はしたことないからどんなことするのかわからないので、●●さんの思うようにしてみてよいと思います」と正直にいう。


はたして整骨院とはどんなところなのか?
そしてその長所と短所ってなんだろう?

次回潜入レポ(うそ)。

2012-01-27 18:05:47

金曜入院

テーマ:医療系エッセイ

水曜日、めざましテレビをぼーっとした頭で見ていたら、どーも金曜入院することがいけないよ、と厚生労働省がケチつけているらしい。

で、ソースを探してみると
http://www.asahi.com/politics/update/0126/TKY201201250784.html



むー
整形外科に関して言えば、金曜入院する患者さんのほとんどは月曜に予定手術が入っている患者さんだ。で金曜入院して諸手続きが終わるとだいたいみんな外泊してしまう。で日曜の夜に帰ってくる。

どーしてこんなめんどくさいことになっているのかというと、


①術前の麻酔科検診が金曜にやっているから
②入院時の諸手続きが金曜にやらないと事務や病棟のナースが困るから
の二つが原因だろうと思う。


病院は365日同じように働け

ということなのかな…だったらマンパワーを増やす→診療報酬上げる、という方向になるのかなーと思ったら逆みたいですな。これって医療費の無駄遣いだろ、という意味らすい。役人はいろいろ削るところをみつけてきますねー


だけどどうしろっていうんだよー月曜に全部事務的手続きやれってか?もしくは日曜?


2010-03-04 20:01:17

成長と停滞。

テーマ:医療系エッセイ

そんなわけで今日も手術をして今にいたる。


8年目も終わろうとしている僕であるが、日々整形外科医としてのスキルが上がっているのか、すごく疑問に思う。


なにかしらのスキルを獲得しようと思うなら、努力しないと無理。

それはどんな仕事でも。


毎日の忙しさにかまけて、努力してないんじゃないか、と時々反省する。


大学院にいかないか、との教授から言われるけど・・・

大学院に行けば研究ばっかり4年間やらされるし・・・

しかも教授は脊椎が専門。僕はあんまし興味がない。

ていうか全然興味がない。なんてことは教授にはいえませんが。



そして毎日をすごしていくのです・・・

あー勉強しよう。うん。

2009-08-19 18:41:59

救命病棟24時第2回の感想。

テーマ:医療系エッセイ

えーと。

進藤先生かっこええっすなあ。


第2回みましたよ。うん。

第1回がひどかったと噂を聞いていたので、どんなもんかと思って。


いやーつっこみを入れたい部分が多すぎる・・・

だけどまあドラマだから大目に見てやれや、という意見もあるとは思うけど、

一般の方がこれを見てふつーと思われたらいやだから、

つっこみ入れたいところはつっこみますよ。



えーと。

どこからいこう(笑)


まず、整形外科関連から。





(以下ネタばれありますから注意してください)


パンクバンドの兄ちゃんが手首の骨折でやってきたシーンで

「弾性包帯もってこい!」

と進藤先生が研修医に言いますが。


まず折れているかどうか、またどのような骨折型なのか、X線写真をとるのが先。

整復(骨折を元に戻す作業)の時必要です。

いやまあそっちの方がTV映えするんでしょうけどね。


まあこれぐらいはいいや。


次にパンクバンドの兄ちゃんが、

後日「ありがとーございました進藤先生」みたいな感じでやってくるシーン。

「外科の先生にも大丈夫と言われました」とのたまいました。


おーい。あのね。

外科と整形外科は全然違うんだわ。

外科は骨折なんて診ない。

というか、外傷は「胸腹部」になーんもないと整形外科に全部まわってきます。


脚本家さんの、整形外科の認知度の低さに泣きました。はい。


それと、初診の段階で大丈夫なんていわない。

頑張りましょうねとはいうけど、大丈夫かどうかは誰にもわからないから。


あとね。

瑣末なことかもしれませんが、救急医が初期固定することは僕の地方では珍しい。

というか骨折判明した時点で整形外科へTELがある。

東京では違うのかもしれませんが。





えーと。まだまだある。

くじけずにツッコミましょう。


ユースケサンタマリア先生の助言で、松嶋奈々子先生の裁判がくるっと180度好転したシーン。

TVの意図はわかるよ。うん。

だけど人が死んだ、しかも子供だ。

自分の子供が死んだと仮定してみてちょーだい。


そんなに簡単に人の心が動かせるものかね。

恨みの心というのはすごく深いですよ。

訴えられそうになった僕がいうのもなんですが。

訴えを取り下げる、というのもすんごい労力が必要でしょう。

振り上げたコブシは、なかなか下ろせない。



あとなんだっけ。

眼科の先生が救急部にもどってきたシーン。


いやあラストシーンだから、感動させようたって、ねえ。

眼科医がいたってどーにもならんでしょ。

「急患全部うけましょう」

ったってあなた眼科医でしょ。

救急のことわかるんかーい。無責任すぎるやろ。

急患がみんな眼科関係ならいいけどね・・・

まずそんなことはありませんが。


なんか、野村監督のボヤキみたいになってきた・・・

第3回を楽しみにしときましょう。


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