帰省の途中で
テーマ:たまには恋の話8月15日。
一足先に帰省した嫁さんと子供達を、迎えにいく。
…二十分ほど高速道路を走ると、事故&通行止のランプが点灯している。
途中のインターで強制的に下ろされた。
ナビが誘導する道を行くと、そこはとてもとても懐かしい道だった。
もう12年になる。
僕はまだ21才で、今よりおなかがでてなくて、解剖学が大変で四苦八苦している頃だ。
その道は、そんな時代によく通った道だった。
3ヶ月間だけ付き合った、一コ上のKさん。
そーいやだいぶ前にエントリ書きましたが。
彼女の実家に続く道。
ひどい別れ方をしたものだから、いまだに覚えているのだ。
もののけ姫。
浜田省吾。
ピアノ。
花火。
宮崎。
夜の堤防。
フラッシュバックを感じつつその道を行く。
何度も行き来して、お母さんとも仲良くなって、御飯をご馳走になることもあったっけ。
だけどそこにあったはずのコンビニはなくなり、二人で行ったレストランもなくなっていた。
ただ海だけが変わらずにそこにあった。
そんな彼女と医者になってからたまたま再会した。
彼女は過去のことは何にも思ってないかのように笑顔で挨拶してきたけど、僕は彼女の目をみれず「あの時はごめんなさい」としか言えなかった。
いま思い返してもダメダメな僕。
チキンな僕を、彼女は笑って許してくれた。
「ご飯でも食べにいこ」と社交辞令まで言ってくれた。
ありがと。
んじゃ。さよなら。
風の噂で結婚したらしいとのこと。
幸せになってほしいなあと思いながら、アクセルを踏むのでした。






