TFCC損傷:治療
テーマ:TFCC損傷あしかけ3年にもおよんでしまったTFCC損傷・・・なかなか重い腰をあげずすいません・・・
で、治療。
まず保存的治療します。身体所見や、画像所見で疑わしければ、サポーター固定して原則3カ月待つ。これで70%ぐらいは良くなりますが・・・残念ながら30%の患者さんは良くなりません。
TFCCに対する治療は主に2つ。
切れたTFCCを
①縫合する
こんな感じに縫う。縫えるところは縫うけど、血行のないところは縫ってもくっつかないので、②をします。
わかりづらいと思うんですが・・・すいません。
黄色のところがTFC。真ん中は血行がないので、こんなかんじにくりぬいてしまう。
・・・・あらこれで終わり?
ではない。
みなさん覚えているだろうか?
去年の画像所見の部分。
太い方が橈骨、細い方が尺骨、んでTFCCは尺骨の上にのっかっているようなかんじ。
で、TFCCは尺骨が橈骨よりも相対的に長いと、指側の骨にぶつかって痛みやすい。
ということで尺骨が長すぎる人には、尺骨短縮術、というのをやることもあります。
文字通り尺骨を一部削って、短くして、プレートで固定してしまう・・・
ただしもともと尺骨は骨癒合しづらいところなので、どーしても偽関節(骨がつかないこと)が起こることがあります・・・手術はなんでも合併症がある程度つきものなんですが・・・
患者さんの年齢、TFCC損傷の場所、程度、尺骨が長すぎるかどうか、罹病期間、患者さんの希望、既往歴・・・なんかをいろいろ加味して考えるのです。
といっても僕は手の外科専門というわけでもなく、手術もほとんどやったことないので偉そうな口は聞けませんが・・・苦しんでいる患者さんの参考にでもなれば幸いです。












