福島市渡利番匠町の風と木(ふうとぼく)
テーマ:グルメの目ふるくからの読者の方ならご存知のとおり、僕はかなりのカフェ好きでございまして、
またそのカフェに大好きなチャイ
でもあろうものなら、もうすっかり虜になってしまうのです。
新天地福島での休日を迎えた最初の頃は、どこに出かけたら好いのか見当もつかず、
嗚呼、とにかく美味しいチャイでも頂きながら、ゆるやかな時間を過ごしつつ、
あれやこれやと福島での休日を考えてみることから始めたいと思っていました。
そこでネット環境が整ってから真っ先に調べたのは、福島市内でチャイの頂けるカフェ。
「福島 チャイ」・・・クリック、あった!て、これ、大阪市福島区じゃないですか。
「福島 カフェ」・・・クリック、あった!て、これ、福島県郡山市じゃないですか。
そんな悪戦苦闘をしているうちに、ようやくヒットしたとあるカフェ。
まさかそれから数ヶ月後には、お店の方ともこんなに懇意にさせて頂けるとは夢にも思わず訪れたカフェ。
それが今回ご紹介する、福島市渡利番匠町56-2
にあります「風と木(ふうとぼく)
」です。
初めて訪れた日のこと。まず今回のトップ画像にあるとおりの、素敵な建物の佇まいに心を打たれました。
僕が頭に思い描いて求めていたカフェの姿がそこにあったのです。
これはもう福島での僕のカフェになるに違いない。。。
店内に入りますと、心地の好い大好きなボサノヴァ
が静かに流れ、
天井は高く、天窓があり、木の温かみに溢れた空間が溢れています。
とりあえずカウンター席に腰掛けます。

カウンター席に腰掛けて、ふと後ろを見やりますと、大変にふるいストーブがあります。
東北の寒い冬の時期には火が入るのでしょうか。
とにかくチャイが頂きたかった。。。
のちにオーナーの妹さんであると判ることになるのですが、凛という言葉が相応しい女性の店員さんに、
引っ越してきたばかりであること、チャイを求めて辿り着いたこと、いろいろお話しをしまして、
とくにチャイはシナモンでもカルダモンでもなく、ブラックペッパーのチャイが好み
であったことを話すと、
特別にこしらえてくださいまして、一口頂き、その美味しさに身体が休まっていきました。
やっと見つかった。カフェのない生活は僕には無理ですから。。。
画像にあるストーブの奥には小さな本棚があり、そこには芸術書が溢れていたので、
もう僕は二重にも三重にも嬉しい出来事になりました。
日本の文様の本をひっくりかえし、落語の本をひっくり返す。それに美味しいチャイ。
そうこうする内に妹さんとカウンター越しに会話をして、大変に芸術に造詣のあること、
また、落語が大好きで、それはオーナーであるお兄さまのほうが勝っていることを伺います。
俄然、興味を抱いてしまったら止まらない龍の目ですから、、、
いつしか僕よりひとつ年かさで、奇遇な縁も重なったオーナーさんとも親しくさせて頂くようになり、
先日はオーナーご夫妻のお誘いで、福島の美味しい餃子をご一緒させて頂きました。
あっ、この記事はまた別のお話し。
そのときの記事でも書いてしまうと思うのですが、ご夫妻のふたりのお坊ちゃんが可愛らしくてですね。
というのも、年長のお坊ちゃんは、オーナーのこうだいさんの落語の英才教育と申しましょうか、
落語の名作「寿限無(じゅげむ)
」のひとくだりを諳んじることが出来るんですよ。
こうだいさんにせがまれて、僕の顔を見ながら恥ずかしそうに、、、
寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚、水行末、雲来末、風来末、食う寝る所に住む所、
薮ら柑子のぶら柑子、パイポ、パイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助ちゃん
すごい!素晴らしい!かわいい!
そんなありがたい交流をさせて頂きながら、週に1度のペースでこちらへ通わせて頂くようになり、
また、妹さんに教えて頂いた、大好きな眼鏡
や音楽の素敵なお店
にも通うようになり、
いま僕はとても愉しい福島の生活を送らせて頂いているのです。
すべてはここから始まった・・・といっても過言ではありません。

そしてつい先日のこと。友人の誕生日が近かったこともあり、
お祝いをかねてのお食事をと、こちらへお誘いしました。
いつもは単品のメニューなのですが、お祝いでしたらコースのように組みましょうと仰ってくださり、
デザートまでついた欲張りなお祝いのお食事となりました。
伊達鶏のスモークとサラダ
こちらで扱う食材はすべて身体に優しいものを厳選されていて、
メニューを捲ると詳細に書かれてありますので、とくに健康志向の方にはオススメなのです。
聞き慣れない名前ですが、伊達鶏とは
安全に飼育された福島産の鶏で、
鶏の臭みのない、大層美味しい鶏肉なのです。
これは伊達鶏のモモ肉のスモークですね。

玄気膳(げんきぜん)
山形県産の有機無農薬のコシヒカリ玄米を使用しているそうで、
それにお豆腐や南瓜といった懐かしくて嬉しい小鉢がいくつもついて、
そこに日替わりのお皿と、具沢山の美味しいお味噌汁がついてくるお膳です。
独り暮らしをしておりますと、どうしても縁遠くなる献立ですし、
扱われている食材がすべて安心の出来るものですから、
僕がカフェとしてではなく、お食事を愉しませて頂くときは、いつも必ずこれなのです。
お食事としては他にも、玄米のカレーや玄米のトマトリゾットなどがございまして、
僕がカレー好き(その1
・その2
)というのもあるのですが、個人的には玄米カレーを是非にと思っています。

キャラメル・アイスクリーム
これは初めて頂いたのですが、素晴らしく美味しいスイーツでした。
アイスなのですがシャーベットのような繊細な舌触り。
上にかかっているカラメルソースは、すこし苦味のあるカラメルソース。
好いプリンを食べたときに味わう、あの味ですね。
このスイーツはまた頂きたいです。この季節、しばらく僕の定番になりますでしょうか。。。

これはもちろんこの日も頂いたチャイです。
こちらにお邪魔するきっかけにもなり、
こちらのオーナーさんのご一家とも親しくさせて頂けるきっかけになったチャイ。
そして何よりも僕の福島での生活が愉しくなるきっかけを作ってくれた、
すべてはここから始まった・・・飲み物なのです。

この日、お食事の供にしたのは、ミネラルウォーターのaWa心水(あわ・しんすい)なるもの。
会津心水株式会社
から販売されている、天然炭酸ガスを含んだミネラルウォーターで、
福島県大沼郡金山町で採水された、日本版ペリエ
のような飲み物です。
ペリエほどクセのないものではありませんが、嫌味のない味わいで、
いつも外食の時には、そのお店にペリエがあればオーダーする僕ですので、
この日本版ペリエのようなaWa心水を、すっかり気に入ってしまいました。
で、帰りに買ってしまったのですよ。お風呂あがりに頂いて、またまたサッパリしてしまいました。

こちらはcafeとgalleryを謳っているだけあって、
いつも素晴らしい企画を催されているのも愉しみのひとつなのです。
いまちょうどギャラリー・スペースで販売されているのは、
以前、拙ブログでもご紹介した
、東京浅草の「染の安坊(そめのあんぼう)
」のもの。
江戸(オーナーのこうだいさんは東京とはいわない)へ手ぬぐいを探しに・・・と、
メールで伺ってから間もなく、その手ぬぐいが取り扱われているのには驚きました。
福島へ来て、懐かしい浅草の手ぬぐいに再会できて、うるっと来ましたよ。
手前の青海波(せいがいは)
の手ぬぐいなど、じつにスッキリとしていて江戸な風情ですね。
そうそう、つい先日はお店の隣にあるマンションの一室を貸し切って、
東京吉祥寺にある絵本屋さん「トムズボックス
」を招いた企画
をされていまして、
僕も「近代美術史テキスト
」という素敵な小冊子を買いました。
印象派から始まる近代美術史を大変シンプルに、
それでいてポイントをしっかり押さえた素晴らしい内容に驚かされます。
カフェのない生活は考えられない拙筆。
カフェの溢れる街である京都でカフェ巡りをし続けている、
自称ディープなカフェマニアである拙筆がオススメしますので、
福島市へお越しの際には是非に立ち寄られてみてください。
好い時間の使い方が出来ますよ。
読んだらここをクリックしてね






1 ■無題
遅ればせながら今、拝見致しました。
なんか気恥ずかしいです。
さくらんぼの記事も読ませていただきました。
果物王国の福島です。満喫してください。
市場に出る前のパキパキと硬い桃が僕は好きです。
今年はあんまり暑くないのでイマイチかもしれませんが。
うちではカレーに入れたりもしますよ。
福島の夏といえば忘れてならないのが渓流釣りです。体力に自信があれば是非ご一緒に。