2005年08月15日

床のはなし

テーマ:京都の目

いよいよ今日から5日間。夏季休暇を利用して京都へ帰ります。

そんな訳でしばらく記事の更新が出来ないものですから、
京都のお話しをひとつさせて頂きまして、「いってきます」のご挨拶に代えさせて頂きます。

夏の京都といえば、床(ゆか)ですね。川床(かわどこ)とかも申します。

床をご存知ない方のために、まず床とはどんなものであるかをご説明しますと、
例年5月1日の「床びらき」を以って9月末までつづく京都の夏の風物詩のひとつでして、
川に面して木組みで造られた席のことです。

とくに5月は「皐月の床」、6月から8月16日は「本床」、
8月17日から9月末日までは「後涼み」と区分して呼ばれております。

床の代表的なものを挙げれば、多くの観光客の方が目にする、
市内の繁華街を縦断するように流れる鴨川の「納涼床」。

その起源については諸説ありまして、、、

ひとつ目。豊臣時代に京都の裕福な商人たちが、
夏の遠来客をもてなすため、五条河原付近に床机を置いたというもの。

ふたつ目。京都の四条河原といえば歌舞伎の発祥の地として知られておりますように、
芸能の小屋が多くかかった場所でありまして、こうした興行のうちでも、
夏の納涼を愉しむ興行はとくに盛んだったらしく、
北は三条から南は松原まで、河原に床机を設けたというもの。

とにもかくにも、営業形態としての床机、つまりは床であると考えれば、
ふたつ目の江戸時代に発生した興行における床が起源と考えて好いのでしょう。

現在の鴨川の納涼床は、西岸を彩る夏の風物詩になっていますが、
僕がなにかの本で読んだところでは、明治23年(1890年)の疎水の完成 により、
東岸にあったお茶屋 は減少し、明治43年(1910年)から順次開通していった、
京阪電車 の設置により、ついに東岸の床は無くなったと記憶しております。

明治中期までの、鴨川の両岸に床が立ち並ぶ景色は素敵だったことでしょうね。

じつは京都にはまだいくつかの床があります。
「貴船の川床」「高雄の川床桟敷」「しょうざん渓涼床」というもの。

これについては「e京都ねっと・京の歳時記 鴨川・貴船の床びらき 」に詳しいので、
そちらをご覧になってみてください。

気になりだしたら調べるまで止まらない、龍の目の床のお話でした。

さて、今日から愉しい愉しい、年に1度の京都長逗留へ行ってきます。
今回の京都も企画が盛りだくさん。帰宅しましたら、恒例の京都の目SPの始まりです。

読んだらここをクリックしてね

コメントComments

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1 ■なるほど

何気なく行った貴船と鴨川の川床でしたが、そんな歴史があったんですね。すごく参考になりました。
初めて読んだんですが、内容が濃くて面白いですね。これからもお邪魔します。

2 ■Re : Belovedのbeloved:あい賛江

コメントにトラバ返しありがとうございます!
あいさんの行かれた貴船の川床。
じつはまだ僕は行かれていないのですよ。
お写真を拝見して、羨ましいなと思っていたのです。
僕のブログは濃い内容と申しますか
マニアックなブログですが、
どうぞこれからもお遊びにいらしてくださいね。

3 ■私も貴船に行きたいです(笑)

ごめんなさい,京都にご自宅がおありなのですか
わたしは今日は夫が東京に持っていくお土産を 一澤帆布に買いにいく予定なんですよ
東京の方に通勤に使っていただけるものってこういうのしか浮かびません
もっと早く龍の目さんに相談すればよかったわ!?

私も貴船の川床まだ行ったことありませんよ~(ちなみに京都タワーも)

また記事 たのしみに読ませていただきますね

4 ■帰京?

待ちに待ったお休みですね~
楽しんで来てください!!

5 ■はじめまして。

TBありがとうございました。
京都愛していらっしゃるんですね!
私は京都人の京都知らずというのか、龍の目さんのように京都を深く知りません。
大変勉強になります。
私もTBさせてくださいね~。
休暇楽しんでくださいね!
これからもどうぞよろしくお願いします。

6 ■ようこそ

鴨川を挟んでお店があったのは私も耳にしたことがありますが、暗くなるとたいへん綺麗な光景だったことでしょうね。
お帰りになってからの京都のお話楽しみにしております。

7 ■はじめまして

TBありがとうございます。
いろいろ京都のこと勉強されているのですね。
今日からこちらにいらっしゃってるとのこと,
あしたはゆっくり大文字見物でしょうか。
長逗留楽しんでくださいね。

8 ■TBありがとうございます

 ああ、まさにこれこそ私の求めていたもの・・・(笑)
いつかこんなところでお食事してみたいものです。

9 ■TB有難うございます

TB有難うございますm(_ _)mそれと、床のお話勉強になりました^^;

10 ■Re : diaryのdietstar賛江

いえいえ、京都に家は無いのですが、
数年前まで仕事で京都におりまして、
すっかり虜になってしまったのです。
で、勝手に僕の心の故郷になってしまいまして、
京都へ行くことを帰るというようになったのです。
京都は連夜の雷雨ですね。いまも雨が降り止みません。

11 ■Re : totty blogのtotty賛江

帰郷というより帰京ですかね?
もう京都に家はないけれど、
僕には京都そのものが帰る家なのです。
しっかり毎日、京都を愉しんでいますよ。もう死にそうなくらい。
あと2日で休みも終わりか。オヨヨヨヨ。

12 ■Re : ふたり暮らしのぴぐ賛江

こちらこそコメントにトラバ返しありがとうございます!
もう京都を愛しまくっておりますよ。
京女の方以外との結婚は考えられないほどです(笑)
来週からいま京都で愉しんでいる出来事を綴って参りますので、
こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます。

13 ■Re : 皆さんへのzensyouji賛江

じつはね、善正寺さん。
僕は以前住んでいた宇治の某駅前にある某ホテルを拠点に、
京都の夏を愉しんでおりまして、
もしも時間ができたなら、
善正寺さんへ突然伺おうとも思っていたのです。
あいにく今回は見送りになってしまいましたけど、
次回は善正寺さんへ寄らせて頂こうと思っているのです。

14 ■Re : 日常ちゃめしごとのふー賛江

こちらこそコメントにトラバ返しありがとうございます!
本来はお勉強の嫌いな性質なんですが、
京都のことになると恐ろしいほど知識が頭に入ってくるのです。
いつか京都検定も受けてみたいと思っているほどです。
昨夜の大文字は最高でした。興奮しましたね。
これで今日から京都は夏ではないのだそうですね。
そんな会話を今日あちこちで聴きました。

15 ■Re : ぽぽろんのたまには根性だしてみたいのkiyoshiutsukushi-seihoku賛江

こちらこそコメントありがとうございます!
最近は床もリーズナブルになりまして、
僕のような若僧サラリーマンでも、
夏の遠来客をもてなすのに、以前はよく活用しましたよ。
京都の方にいわせると、こんな暑いときに、
なんでわざわざ外に出なならんの?と仰います。
現代は川辺に出たところで、
涼など求められない気候なんですかね。

16 ■Re : 母ちゃんの日記の母ちゃん賛江

こちらこそコメントありがとうございます!
また、お勉強だなんてとんでもないです。
うろ覚えの知識で綴った拙い記事ですので、
きちんと本流のところで読み返して下さいましね。
間違えている記述があるかもしれませんし(汗)

17 ■床・・・

いつも行きそびれて悲しい思いをしています。ああ。賀茂川には例の妙な感覚のカップル人が出ているのでしょうか? あれは冬でしたっけ? 堪能してくださいまし~。

18 ■感心します

京都で生まれ、京都で育ちました。
近頃、四条寺町にあるお多福珈琲さんに足繁く通てるんですが、そこのマスターも京都の人ではないのに京都に物凄く詳しくて、勉強させてもらってます。京都にお越しやした折には是非、訪れてみて下さい。きっと、京都話に花が咲く事でしょう…

19 ■はじめまして・・・

以前にこちらを覗かせていただいてたことあるんですが、TBいただいて感激しております。ありがとうございます。京都知らずの京都人なものでブログを始めてあらためて、京都のよさを京都以外にお住まいの方々に教えて頂いているようなことです。せっかくなので、こちらからもTBさせていただきました。また、おじゃまします。

20 ■オヨヨヨヨ。

お休みもあと少しですか?
休み明けに宿題を出させて頂きました!
Batonですよ~
よろしくお願いします☆

21 ■貴船の川床

6月1日に貴船神社のお祭りがあるのですが、
会社の創立記念日も6月1日ということもあって、何度か訪れたことがあります。
こちらは川面と床の高さが近いのでとホントに涼しくて自然のクーラー!
ここが京都市内だということを忘れてしまいます。
京都でのお話楽しみにしています!

22 ■Re : 闘え!ナチュラルキラーのmizzy賛江

もちろん鴨川には、あの等間隔に座っているカップルはいましたよ。
暑くないの?ねえ暑くないの?と、
橋の上から叫んで訊きたくなりましたよ。

23 ■Re : チョビレの介護引継ぎ簿のチョビレ賛江

そんな素敵な方が京都にいらっしゃるのですね?
このコメントを京都滞在中に拝読していたら、
きっと僕は寄らせて頂いていたことでしょう。
次回の京都では是非!

24 ■Re : このはなみ★録のこのはな賛江

こちらこそコメントにトラバ返しありがとうございます。
そんなにご感激頂けると恥ずかしいやらで申し訳ないです。
僕もこのはなさんのブログへちょこちょこお邪魔させて頂きますね。

25 ■Re : totty blogのtotty賛江

昨日から仕事ですわ、tottyさん。
復帰2日目ですが現実逃避を続けています。オヨヨ。
新しいバトンですね?夢ですか?
またもや頭をひねりそうですけど頑張ります!

26 ■Re : 今日も美味しい一日~パスタでブランチのわんこ賛江

おおっ!貴船神社の祭礼ですか!?
なんだか聞いただけで素敵そうな祭礼ですねえ。
わんこさんの仰るとおり、
貴船の床は床の中でも一番涼しいのだろうなと思います。
今回の京都記事は週明けからスタート予定です。よろしくお願いします!

27 ■まぁ... そうだったのですね♪

>僕の心の故郷になってしまいまして、
>京都へ行くことを帰るというよう>になったのです。

本当に京都お好きなんですね
いま蛸長さんは改装中でした
お酒を 飲めないと有名なお店
どこにも行けません.

わたしダイエット日記以外の
ブログ初めて持つようになったので
よろしかったら私の知らない京都のこと書き添えてやってくださいね

http://plaza.rakuten.co.jp/madameannie/

28 ■Re : diaryのdietstar賛江②

後ろ髪をひかれる想いで京都から帰ってまいりました。
早速「じゅぅるねさんざぁしゃ」を拝読しましたよ。
こちらは日本語なので安心して読めます(笑)
はじめてdietstarさんのアメブロのブログを拝読した時は、
が、外人さん?と驚いてしまったのです。

29 ■龍の目さまへ

言い忘れていました
京都たのしまれたようでよかったです.
そちらは台風で雨が大変ですね

ameba のブログはダイエット用なので一応家族にもアメリカのパソコンで読めるよう英語になっています(夫がもうすぐ渡米するんです).
はずみで出来ちゃったので楽天のブログなんですけどまた読んでやってくださぁい♪ 拝
↓ここです↓
http://plaza.rakuten.co.jp/madameannie/

写真つきの日記って自己満足ですが楽しいです~!

30 ■Re : diaryのdietstar賛江③

なるほど!そういうことだったのですね?
会社で隣席の「焼き物の家」くんと、
どんな方が書いていらっしゃるんだろうと話していたほどです。
楽天のブログ、全部拝読しちゃいました。
ほんと写真つきの日記って病みつきになりますよね。

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