民法改正12〔弁済〕

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 今回は,一般的な話になってしまいます。判例法を明文化するという側面が強いかと思います。


 冒頭に弁済の規定を明文化します。今まで当たり前過ぎて規定を置いていませんでした。


 第三者弁済の要件が緩和されます。中世の騎士道精神を挙げるなんていまどきじゃないですからね。


 代物弁済の規定について,その法的性質に争いがあったのですが,代物の給付によって債務が消滅することが明らかになりました。諾成契約であることも明らかになりました。


 供託の要件についても不明確でしたので,条文でどのような場合に供託できるか明らかにしました。弁済の提供があったことが条件になります。


 弁済による代位の規定についても,代位の効果を明確化しました。この部分については非常に難解なところですので詳細は割愛します。



                 弁護士 西口 竜司


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