とは言えレースとかではなく、みんなでワイワイはしゃいでる日常と、休みにツーリングに行くお話とが、コメディタッチで描かれてます。
ボクは父の影響で自動車はそれなりに知識がありますが、バイクについては全然知りません。
でも、基本的にメカ好きなんですよね。
カワイイ女の子とゆるーい世界観、そこにかなり精密にバイクが描かれているミスマッチが魅力です。
非常にキャラデザインもマシンの描き方も『ガルパン』に似てるのですが、もしかして同じチームでしょうか。
そういえばパンチラとかが皆無なのも同じですね。
温泉とかはありましたが、裸を見せるのが目的という感じではなく、ツーリングに温泉はつきものという感じで、自然に描かれてました。
主要キャラは(初期は)5人いますが、1人がひとつのメーカーを担当というのは面白いですね。
主人公 羽音 は教習所で気に入ったHONDA CB400SF
悪質バイク店の娘 恩紗 はYAMAHA SEROW225W
過剰なSUZUKI愛の 凛 はSUZUKI GSX400S KATANA
決してヘルメットを取らず、何故か10年以上前からバイク部の先輩の 来夢 はKawasaki Ninja ZX-12R
大富豪の娘 聖 は免許を持っていないため、執事が運転する主にDUCATIなどの高級外国産バイクを改造したサイドカー
という感じです。
来夢先輩のと同じ型かは判りませんが
よくSUZUKIのデザインがダサいことを恩紗におちょくられて凛が怒ってます。
あとDUCATIの故障の多さもよくネタになってます。
まあ湿気がなく、雨もあまり降らないイタリアのメーカーですからねー。
そんなネタなどからも、作者さんがすごくバイクが好きなのが伝わってきますね。
横から見ていた父がいろいろツッコミを入れてくるので若干うるさいですが、実は大型二輪免許を持っていて、昔は乗ってたそうです。
「HONDAは完璧すぎる」という意見は、恩紗と凛と一致してました。
恩紗が3MAに乗って、失敗作だと言ってたシーンでは、
「直列2気筒か?あれは7000回転からじゃ」
と、直後に解説される内容を先に言ってました。
その他は、
「女子高生の体力では乗れん」とか
「ブレーキかけてタイヤがロックしたらコケるはず」とか
いちいちうるさいです。
10割コメディです。
あと、アニメではそんな描写はありませんが、Kawasakiもけっこう壊れやすく、乗ってるとメカニックに強くなるんだとか。
そういえば、向かいの家のおじさんが前までバイクに乗ってたのは知ってましたが、DUCATIの1200ccだったそうです。
父が「DUCATIか?」と聴いたら喜んでたそうです。
田舎で判る人はまずいないので。
しかし、何てことないカーブの道路上にあった砂ですべって足を複雑骨折、いまもボルトが4本入ってるそうです。
そして、奥さんからバイク禁止令が出てしまいました。
うーん、アニメを観てると楽しそうですが、自分が運転するとなると、ちょっと怖いです。