ボクとその周辺 趣味と日常の文書

主にゲームやアニメのこととか書きます。あと、映画とか音楽のこととか書きます。
あと、日常のこととか、気が向いたら心理学関連も書くかもです。


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2クール目なので、あまり乗り気というわけではなかったのですが、何となく録り始めました。

今回のクールは、コレと『紅殻』ですね。

意外だったのですが思いっきりハマりました。
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ファンタジーにSFが加えられてるような作品は好きなのですが、本作はファンタジー+現実世界です。


銀座のど真ん中に異世界とつながった門が現れて、飼いならされたモンスター、中世ヨーロッパの鎧で身を固めた兵団、ドラゴンに乗った兵士、などで構成された向こうの軍隊が攻め込んでくる、というのが冒頭です。

そういう作品はたいてい敵の強さを示すために、最初に警察や自衛隊がやられますが、この作品は違います。

組織的な動きで相手を追い詰め、制圧してしまいます。

さらには、自衛隊は門の向こうまで進出して、陣地を構えます。

ここから色々あって、向こうの「帝国」と和平交渉に持っていくというのが本編の大きな流れですね。

その大きな流れがバックで動いてる中で、ドラゴンが出たり、資源を狙った動きがあったりする訳です。


他の似たような作品と一線を画してるのが、まず自衛隊の作戦行動や戦闘中の動きが結構リアルに描かれてる点です。

ボクはアニメを見てコミックを読んだところですが、その前にネット小説があり、書籍化されてます。
そしてどうやらこの著者さんが自衛隊の経験者らしいです。

細かいリアリティはミリヲタ(そんなに詳しい訳じゃないですが)には嬉しいです。


世界設定もしっかりしてますね。

向こうの世界は、ちょうど『ウィッチャー』と同じ感じです。

魔法もあるけど『ドラゴンズドグマ』みたいに強くありません。

そういえば、
「帆船がある大航海時代なら銃があるはずだ」
とレビューしてた人がいましたが、『アサシンクリード』みたいな感じと言ってるのでしょう。

しかし、向こうは地球ではありません。
たぶん魔法があるから、銃は発達しなかったのでしょう。
中世ヨーロッパや大航海時代というよりはRPGの世界です。

攻め込んできた向こうの軍隊は、手持ちの武器か弓、いって投石器くらいしか想定していなかったので、鉄をも貫く豊和工業のライフルに完敗でした。

『うぽって!』のBlu-rayのオマケ映像で観ましたが、吊るしたフライパンをライフルで撃っても揺れませんし、当たった音もしません。

貫通力がものすごく高いのです。

人に当たると、拳銃弾が体内でエネルギーを使い切ってストッピングパワーを与えるのに対して、ライフル弾は衝撃波で臓器を破壊します。

ちなみに、『メタルギアソリッド5』でクワイエットが使ったりしてるアンチマテリアルライフルは、当たった周辺が赤い霧になって消えるそうです。

人道的に、車両とか建物とか、モノを狙いましょうという訳ですね。


あと、小火器だけじゃなく、戦車や戦闘ヘリ、戦闘機まで登場します。

そして、戦国自衛隊と違って門が開いたままです。
補給が可能なのです。


ハマったコミック『エルナサーガ』の続編『エルナサーガ2』の最初のシーンを見て、あの作品に望んで叶わなかったことを全部やってくれてます。



世界設定や自衛隊のリアリティと並び、もうひとつの魅力となっているのがキャラクターです。


向こうの世界では、ヒトの他にもエルフやケモノ系、メデューサなどモンスターがかった種族までおり、何人か主人公たちと行動するレギュラーメンバーになりますが、中でも抜群のインパクトなのが、肉体を持った神である亜神ロゥリィです。

10歳程度の少女の姿で黒のゴスロリを着てますが、その実900歳を超えており、身体がバラバラになっても死にません。

死や狂気を司る神の使いで、軽く100kg、もしかしたら200kgくらいありそうなハルバートを振り回します。


そういえば、彼女がロゥリィ・マーキュリーと名乗ってるのはちょっと気になりますね。

マーキュリーはメルクリウス、ローマの神で水銀や惑星の水星にもなってます。
錬金術ではエリキサー(生命の水)やホムンクルスと同一視されたりしてます。

もしかして彼女が地球の神話の元に…とかいう方向だと川上稔作品になっちゃいますね。

そういえばアニメの構成は『ホライゾン』と同じ人みたいです。

製作は『ソードアートオンライン』のところです。


話は変わりますが、この作品でやっちゃいけないと思うのは、このロウリィがやられること、あと自衛隊が負けることです。

追い詰められても、ロゥリィや自衛隊が負けることは世界観の崩壊につながります。

というか、その巻のゲストならともかく、レギュラーが死ぬと世界観が壊れますね。


自衛隊側は、ケモノ耳ヲタがいたり、敵の真ん中でロゥリィと一緒に暴れまくる女性がいたり、こちらもなかなか濃ゆいですが、主人公の伊丹は若干キャラが薄い気がします。

アニメや同人のヲタだったりするのですが、存在感をガンガン主張する感じじゃないです。
全てにおいて、けっこう受け身…でもないのですが、読者が望むような行動をするかんじです。

つまり読者の分身ですね。
なかなかうまいキャラの性格付けだと思います。



長くなっちゃいましたが、最後に作品全体についての総論です。


ファンタジー世界へ現在の日本が繋がって、向こう側に自衛隊の陣地ができる。
最初に決めたのはそこまでだった気がします。

ひと段落したあと、自衛隊がどういう活動をするか、政府がどう動くか、アメリカやロシア、中国が何を考えるか、帝国側はそんな悪魔のような軍勢や全くの異文化に触れてどう動くのか、そんな感じで頭の中でキャラクターなり組織なりが動くままに任せたという感じです。

それを再構成して物語にしたイメージですね。


この作品の魅力は、確かに戦闘もそうなのですが、ボク的にはそこはオマケです。

陣地周辺や信頼を得た帝国のお姫さま(?)ピニャ殿下の領地などでの交易・交流などの日常風景が楽しいです。
ファンタジー世界の日常、アトリエシリーズ好きなので。

もしこんな世界と繋がったら広がるであろう光景を描いているのが、この作品の魅力であり主題だと思うので、レギュラーメンバーから死者が出たらダメですね。上でも書きましたが。

この作品は戦争モノでも冒険モノでもないと思います。
面白くするために、読者の敵への怒りを煽り、没入させるために、この辺で仲間を1人殺しておこう、とかは要りません。


そういえば、小説を調べたりすると、門を閉じるかどうかみたいな展開になるみたいですが、個人的に閉じて終了はイヤですねー。

現代日本の薄い書物に目覚めてしまったピニャ殿下がかわいそうすぎます。




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