【子育ての話①】うちの子、ちょっと育てにくくて... | リトミっくんのブログ

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音遊びとリトミック

こんにちは

小柳妙子です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

先日いらしたお客様、

ちょっとお疲れ気味なのがすぐにわかる

「最近、一年生のお子さんのことでのきがかりがあって・・・」と。

 

お友達はいるけれど人見知りですぐにはなじめない

みんなで何かをやるのが苦手

こだわりが強くて気に入らないとふさぎ込んでしまう

ちょっとした音や人の気持に敏感

注意したりするとすねたり、閉じこもってしまったり・・・

「ちょっと育てにくい」と、

お母さんは感じていらっしゃるのだそう。

 

で、

 

ちょうど以前、親子レッスンに来ていた

お子さんとお母様のお話をさせていただいたんです。

 

年長さんの男の子、Yちゃんは

まさに上記のお母様がお悩みのようなお子さんでした。

 

 

Yちゃん

おもちゃの太鼓をたたいたり

色々の音をだして、何か言ってるんですよね。

聴いてみると

 

「これは白鳥が水面を泳ぐときの音だよ」って。

 

「見たことがあるの?」と私

 

「公園の池で見たの」

 

「へえー、そんな風に泳いでるんだね。面白い音だね」

興味を持ってあげると突然色々なことを話しだす。

 

でも、お母さんがおっしゃるには

「興味があるのかないのかわからない事も多いし、

ちょっとした事ですぐぐずるので、困ってるんです」

 

忙しいときに限って、すねたりぐずったり。

小さな子どもにはよくあることですね。

 

忙しい時、何かしている時にかぎって

子どもがぐずったりすねたりするのは、

ママの気持が他に行ってしまっているので、

「自分のことを見てほしい、構ってほしい」というサイン。

 

言い換えれば、ママの事が大好きだから注意をひきたいのです。

 

「ママ、ママのこと大好きなの」って言っているんですよ。

 とお話ししたら『えっ』と一瞬戸惑ったようにおっしゃって。

 

 Yちゃん、お母さんのこと大好きなのね。お母さん幸せね。」

と話したら

突然Yちゃんの表情がニコニコに変わりお母さんもビックリ。

 

お母さんも表情が融けたように緩んで、嬉しそうな表情になりました。

 

そして

Yちゃん、ママもYちゃんの事大好きだよ」って。

お母さんね、思い返してみたら、言葉にして言っていなかった事に気が付いたの出そう。

Yちゃん、大好き」って。

 

 

子どもは、ママから「大好き」って言ってもらいたい。

でもそれ以上に、「ママ大好き!」っていつも伝えたいんですよね。

でも、言葉ではなかなか言えない子もいる。

だからお母さんからまず、大好きを伝えてあげてくださいね。

 

 

こういうお子さんは、お母さんの気持にも敏感だし

なかなか自分の気持ちを言葉にできなかったりする。

 

だから、困ったときはどうしてもママの気持をひきたくなる

ちょっとぐずったりして注意をひこうとしてしまう。

 

 

本当はほめてあげることで子どもに注目してあげればいいのだけれど、

お母さん、

いろいろありすぎてお母さんもどうしていいか分からなくなってしまう。

そうなればなるほど、言っちゃいけないことばかり言ってしまうんですよね。

 

この日は

まず、Yちゃんの好きなものを聴いて、イメージ遊びをしてもらいました。

イメージ遊びのことは、また次回に。

お読みいただきありがとうございました。

 


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