鍼灸科3期生 加藤光代先生の美容鍼施術に密着! | 卒業生の活躍に密着!

卒業生の活躍に密着!

了徳寺学園を卒業し、活躍している卒業生に密着!

今回は、HPの特集記事との連動企画。

『女性が輝ける職業!』特集にご登場いただきました加藤光代先生に、密着取材致しました。


加藤光代先生は、鍼灸科3期卒業生。

高校時代に整骨院でアルバイトをされており、施術者として働く女性の先生に憧れて鍼灸師を目指しました。



光代先生は、やはり当学園を卒業された加藤康太先生と卒後、ご結婚され資格取得後5年目に東京の浜町にて『NALU整骨院』をご開業されました。

現在は茅場町に2院目を開業され、院長として多忙な毎日。

光代先生は、通常の鍼灸治療は勿論の事、女性目線の治療、女性にうれしい治療を得意とされており、浜町、茅場町の患者さまからの『光代先生に美容鍼の治療を…』と予約が後を絶ちません。

また、自身の妊娠・出産を機に『プレママ・ママに優しい治療を…』『忙しいママや我慢してしまいがちな妊娠中の不調を我慢してほしくない』との思いから、『ママスタ』というメニューにも力を注ぎ、お子様連れでも通いやすいよう個室を設けたり、往診をしたり、と頑張るママを応援しています。

そんな加藤光代先生が普段主に勤務されている『NALU茅場町院』にての取材。

今回は、先生が卒後セミナーにて基礎を学んだという美容鍼の治療風景に密着させて頂きました。



『私は在学中働きながらの通学でしたので、中々時間が取れず、在校生向けのセミナーを受講できませんでしたが、卒業生向けの美容鍼のセミナーがあると案内はがきを頂き、もともと興味のある分野でしたので思い切って受講しました。
色々と勉強になり、ためになりました。本当に良かったですね。』

そうお話しくださる光代先生。

光代先生のように、在学中に忙しくて当学園自慢の無料セミナーを受講できなかった、もっとスキルアップしたい、という卒業生向けの各種無料セミナーは大変人気があり、より現場に即したスキルやテクニックを学ぶことが出来ます。

『場所柄、茅場町院の方が、美容鍼をご予約される患者さまが多いのですが、もちろん浜町院でも施術を受けることが可能です。ですので、私は主に茅場町院におりますが、予約状況によって浜町と茅場町とを行ったり来たり…臨機応変に対応させて頂いております。』


そうお話し下さいながら、美容鍼の準備を始める光代先生。



『色々な方法があるかとは思いますが、私は先ず、頭皮やお顔のツボを刺激することからスタートしています。血行も良くなりますしリンパの流れなど、これだけでもずいぶん変わるんですよ。』

そう先生がおっしゃるように、治療を受けているモデルさんも『わぁ、きもちいい!』とうっとり。



『ウチの院での美容鍼は、だいたい30分前後のお時間を頂戴しています。価格設定も、気軽に受けて頂きやすいよう、地域の相場より少しお得な金額に設定しました。開業する際、浜町の時もそうでしたが、地域に受け入れて頂けるよう色々なメニューの設定全般が大変でしたね。』

そうお話しされながらも、先生の手は休むことなく動きます。



あまりにも細い鍼なので…ピンボケしてしまいましたが、実際に先生がお使いになっている鍼はとても細いもの。
髪の毛と同化してしまい、何度撮影してもどうしても細さを撮影することが出来ませんでした。
(撮影の腕が悪くて申し訳ありません。汗)

『細い鍼を使いますので、消毒する箇所も小範囲で済みますのでお化粧も落とす必要はありません。もちろん痛さも感じる事無くリラックスして受けて頂けると思いますよ(笑)』

にこやかに説明する光代先生。
実は、細い鍼と言うのは、痛みを感じにくい、内出血しにくいなどのメリットがある分、素材により違いがあるものの使用するにあたりテクニックが必要です。

更に、お顔に使用するにあたり更に難しくなりますので治療家として高度なスキルが無いと、とても難しいのです。

了徳寺学園では、入学してすぐの一年生での実技には他校と違い『銀鍼』という種類を使います。
銀鍼はステンレスの鍼と違い、曲がりやすく、折れやすい、とても難しい鍼。

最初に難しい鍼で練習してから、2年、3年とより実践的な技術を勉強する為、実技の授業はとても楽しかったし、卒業後すぐに患者さまに自信を持って治療に当たれました。もしかしたら、そういったことも鍼治療の中でも難しいといわれている美容鍼、お顔に打つ鍼の技術にチャレンジしようと思えた理由の一つかもしれませんね、と先生。



もちろん、先生の努力、センス、技術が無くてはできないこの治療。
今人気上昇中の美容鍼、光代先生はいち早く自身の整骨院にて取り入れることに成功しました。



『美容鍼と聞くと女性の患者さまだけなんじゃないの?と思われるでしょうが、私たちの治療院では男性の方も受けられることがあります。
顔色が良くなりますし、眼精疲労や頭のコリもほぐれますし…何よりとてもリラックスできるし心地よいから、と女性の患者さまにも男性の患者さまにも喜んでいただけていますよ(にっこり)』

と、嬉しそうにお話しくださる光代先生。



『やはり、自分の治療で良くなった、楽になった、とおっしゃっていただけるのが嬉しいです。妊娠中は産後1年位は育休を取ろうかな、と思っていたのですが運よく希望する保育所に空きがあったこともあり、4か月ほどで復帰しました。復帰に当たり少し早いかな、とちょっと悩みましたが、復帰を待っています、とおっしゃて下さった患者さまの声に後押しされました。
仕事に、育児に、家事に、とっても大変ですが、それぞれが自分にとっては大切ですし、良いバランスなのかな、と。逆に私の場合、育児だけ、となるとちょっと大変かもしれません(笑)』

そんな先生に毎日のスケジュールをお伺いすると、

『朝7時半には起きて娘の朝食の準備から保育所に送り、9時半までには出勤してお掃除を始めます。
自分たちスタッフが心地よい空間でないと患者さま皆さんにとっても気持ちの良い空間にはなりませんから清潔感を大切にしています。
夕方は予約状況にもよりますが、たいてい私が娘を迎えに行きます。
それから娘に夕ご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり…9時には娘の寝かしつけ。
主人が帰ってきてからゆっくり晩御飯をとって…寝るのはだいたい夜中の12時。
主人に臨機応変にお迎えを頼んだり、家事を分担してもらったり(笑)
とっても忙しいですし、大変ですが、主人やスタッフの協力もありますし、最近は娘もだいぶ大きくなって預けられるようになってきたので、月に一回くらいは主人にお願いして、上手に息抜きしています。』

そうお話し下さいながら、手は休むことなく的確にツボに鍼をさしていきます。



『はい、これで鍼を打つまでが終了です。』

全部の鍼をさし終えるまで、ほんの数分。

『より鍼の効果を得る為に、しばらくこの状態でお待ちいただきます。その後、また簡単にお顔、頭をマッサージして終了です。』



モデルさんが『全然痛くないです。本当にきもちいい、って思っているうちに打ち終わってるんですね。本当に刺さってるんですか?』
とひとこと。



モデルさんにデジカメの画像をお見せすると『わぁ、こんなに刺さってるんだ!』と驚いていました。

『治療にあたって、自身やスタッフの技術の向上も勿論ですが、通いやすい雰囲気ということや、他のスタッフと患者さまとの会話などにも気を配るようにしています。』

そう先生がお話しくださったのを実感したのは、患者さまにお使いになっているタオル。

今回鍼のモデルを務めてくださった学園スタッフもブログ担当者も驚くほどフワフワでさわり心地の良いタオルがきちんと各ベッドに畳まれて準備されておりました。



こんな気持ちよさそうなタオルで治療を受けることが出来るなんて、と感動してしまいました(笑)

『NALU』という言葉はハワイの言葉で『波』という意味なんです。
寄せては返す波のように何度も患者さまに足を運んでもらいたい、という想いがこもっています。そうお話し下さった光代先生。


光代先生と、ご主人の浜町院長の加藤康太先生と、茅場町スタッフの金輪先生と。

ハワイ語で『波』という意味の『NALU』。
波という言葉を取り入れたのは、お写真中央のご主人、当学園柔整科、鍼灸科卒業の加藤康太先生との共通のご趣味でもあるマリンスポーツにもちなんでとのこと。
(ちなみに、右端の浜松町スタッフの金輪先生のご趣味は高級マンションの見取り図を眺める事だそう(笑)

『大好きなボディボードは当分お預けですが、その分家族でお出かけしたり、同じく了徳寺学園を卒業した鍼灸師のママ友や子供たちとランチしたり…上手に息抜きしながら、治療家としても、ママとしても、主婦としても(笑)全力で頑張りたいですね(笑)』

今後の夢をお伺いすると、自身の技術を磨くことはもちろんですが、スタッフの育成にも力を注ぎたい、とお話ししてくださった光代先生。


加藤光代先生、お忙しい中での密着取材へのご協力、本当にありがとうございました!

『NALU整骨院』での美容鍼治療、ママスタなどの詳細につきましてはHPをご覧ください。

HPはコチラ




本日のおまけ



当学園スタッフが鍼モデルをつとめてくれたのですが、その様子を康太先生がパチリ。


あまりの気持ちよさに、モデルを務めた学園スタッフ『私、絶対通います!』とのこと。
お伺いした際にはヨロシクお願いいたします(笑)