竹田 亮 オフィシャルブログ 「1歩1歩、日々漸進!」

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MILLENIUM PRO/Enthena所属の俳優 竹田亮のblog
出演情報や日々の思いを更新します!!

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よろしくね!

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明けましておめでとうございます!!
本年もよろしくお願いいたします!

そんなご挨拶を言い合う時期になってしまったんですね。。

昨年の終わりは年越しの準備も出来ないまま過ぎていってしまって……

7年……
長いようで、あっという間でした。

2019年12月27日に発表されました。
株式会社Enthenaからの退所。

たくさんの方からご連絡いただけて、
ようやく実感が湧いたというのが正直なところでした。


本当に文字通り
突っ走ってきました。


少し振り返らせてください。

いろんな場所で話したことがありますが、
僕はもともと飲食店で働いていて、そっちのプロを目指して、15歳〜21歳まで日々勉強をしていました。


でも、実は中学生の頃から、表現者になりたい。
という気持ちはあったんです。


きっかけは、中学二年生の時に宮本亜門さんが監修で参加されていた、現代版組踊『大航海レキオス』という沖縄版ミュージカルに参加させてもらったことでした。

スポットライトを受け、拍手を浴びる気持ちよさが、当時くすぶってた僕には快感で、所属していた運動部をそっちのけで、稽古に参加していました。

※キャストではなく、ラストダンスのアンサンブルで、囃し立てるのみの役割だったので、毎日見学をしてるだけでした。それでもすごく楽しかった!w

それから、その公演の演出家さんから、
那覇(僕が住んでいた地域)に学生の劇団を立ち上げるから、そこのリーダーをやらないか?
と声をかけられて、
是非!!って二言返事をして参加を決意しました。

でも、ちょっと自分で生計を立てないといけなくなり、中学卒業と同時に県内最大級のディナークルージング船で働くことになりました。
当然、劇団は入所できなくなり、残念でした。。

しかし、その後、別で働いていた県内でとっても人気、(なんなら一番おいしい、僕これ食べて育ちました。w)の沖縄そば屋さんで、
「今度県内で初の俳優の専門学校を立ち上げるから、オーディション受けてよ!」ってその学校の理事長さんから直々に言われまして、なんのこっちゃわからん状態で、当日受けたら、準グランプリになってしまって。。

※ちなみにお芝居なんてしたことない、特技は接客と走り幅跳びです。みたいな状態。

オーディションでは中学三年の時に『大航海レキオス』の作り方を真似て、僕の地域の偉人のお話を舞台化した時のセリフを一言言っただけだった気がする。
ちなみに主演は僕で、演出も僕の名前で自分の学年全員でやった作品。
今思えば、どうやって作ったのかわけわからんけど、確か先生方がめっちゃ手助けしてくれていた!というかじゃないと作れない。。

話戻すと、結局受かったんですが、少しだけ通って、やっぱり飲食に戻って。。

その時のツテで、高校生の時にアフレコやドラマの出演をさせてもらったことはありましたが、僕の中では道は途絶えていて、飲食で生きていこう。という感じだったんです。

正直順調すぎるくらい飲食業は向いていた気がします。
沖縄一の観光スポットの「国際通り」で店長としてお店を回して、ディナークルージング船では最年少でフロアマネージャーに就任して、本当になんの問題もなかったんです。

でも、成人した時に、ふと聞いた話がいきなり僕の俳優になりたかった熱を焚き付けて。

思い立ったが吉日派なので、その日にすぐに親に話し、反対を押し切って上京しました。
(聞いた話というのは、幼馴染が東京で音楽を頑張ってるって話で、その時の僕にはとても衝撃的なことだったんです)

沖縄からの上京は「俳優になりたい」という目的からでしたが、そうすんなりいかないもので、
財産である飲食の技術で、渋谷の有名なカフェで働いてみたり、六本木ヒルズのレストラン、表参道のイタリアン、新宿の居酒屋、青山でラーメン屋、浅草のお蕎麦屋、横浜のディナークルーズ、などなど、色んなところで働いて、だいぶ本末転倒な日々を送ってました。泣

だいぶ長くなってしまいましたが、
こんなくすぶってる僕をこの世界に入れてくれたのが、Enthenaでした。

上原拓馬くん

彼が僕をEnthenaに入れた人間です。
高校の同級生で、テニスをひたすら頑張ってたキラキラスマイルの拓馬が、「オレ、東京行って俳優になるわ」って言った時の衝撃はすごかったなー。

心の底では、『ちょっと沖縄のローカルCM出たくらいで、東京で俳優なんかやれんやろ!』って思ってました。
いや、なんなら本人に言った気もする。。

そんな拓馬が、久々に連絡くれたと思ったら、
俳優たちで事務所を作るから、一緒にやらないか?
代表には俺が信頼してるやつにお願いしてる。

もう色んなところに載っちゃってるので、あれですよね。
そうやって、佐藤宏一と出会ったんです。

それから試行錯誤、
たくさんの出会い別れ、
喜んだり、悔しかったり、
悲しかったり、苦しかったり、
幸せだったり、

特に彼とは、たくさん分け合ってきて、たくさん知っていった気がします。


あまり語り過ぎてもなんで、このあたりに。。

とはいえ、十人十色、たくさんの意見や思考があるわけで。
仲が良くても、少しずつずれてきたり、各々の感情が育っていきます。

僕らが出会ったのは、22歳くらいの時だったと思う。
約7年。7年もあれば、お互い成長します!

もともとね。
入った当初からずっとこうなるって予言されていたらしい!!
それはみんな言ってた!!w

だからね。
この決断は、全然悲観的でもないし、むしろもう30歳になるので、新しいスタートを切るための門出です!!

ご心配かけてしまった皆様すみません!!
だからとっても元気ですよ!



そして、これからのことを話すうえで、もう一つ発表があります。

私、竹田亮は、2020年1月〜2月に上演される
舞台『SHINOBI NOW!!』で俳優を引退します。


あーーー。
これは一番迷った。


正直まだステージに立ちたい!
俺、もっとできるよ!!

って思ってた。。

でも、ゆっくり冷静に考えるとね。

それって、頑張ってきた人が言える言葉で、、

ご存知の方も多いと思いますが、僕はプロデューサーや演出家としての活動もしています。
なんなら、そっちの方が年間での割合はとても多いです。

必要とされる場所もそっちの方が多い。


【僕が輝けなかった分は、みんなに輝いてもらおう。】


そう思うことができました。
というより、それがすごく好き!!

誰かのためって思うと燃えるんですよね!!
むしろ、自分のことだと、すぐに諦めるんで……w


だからこの決断も喜んでくれたら嬉しいです。

これまでのことが、全部夢だった感覚にも襲われたけど、全部があって、今の僕がいるから、

演劇と出会った中学生の僕も、
飲食店で働いていた高校生の僕も、
くすぶりまくってた成人成りたての僕も、
20代の全てを捧げてきたEnthenaの僕も、

全部全部、宝物です。

だから、この場をお借りして。


Enthena
本当にありがとう。
とてもとてもお世話になりました。

みんなが幸せに、いつまでもキラキラした場所に迎えることを祈ってます。



これからのことは、まだ考えていません。
当面は最後の舞台になる『SHINOBI NOW!!』を頑張ること!!!

でも、ものづくりと人を輝かせることはしたいので、いずれやると思います!

その時も応援してくれたら嬉しいです。




すごく長くなっちゃった。。
なんか、こういうのは短い方がってネットにも書いてあったし、いろんな人にも言われたんだけど、すごく短くしてもこれだけだよ。。

そのくらいたくさんあったな。。



うん!!
2020年から新たなスタート!!!

感謝を翼に変えて、羽ばたきます!!

本当にどうもありがとう!!!


Enthena 
竹田亮  

卒業します!!


だけど、
これからもたくさん、よろしくお願いします!!



読んでくれてありがとうございました!!