8月2日まで開催されていた舞台、「神様の言うとおり2 夏の夜の夢の超特急」を何度か観ました。








というのも、観客が物語の所々に設けられた選択肢を携帯で選び、多数決で選ばれた選択肢に基づいて物語が進むので、選ばれた選択肢がかわる事で今後の展開も結末もかわるので、何回観ても楽しめます。








会場に入場するとこのような紙を貰います。








案内に従って投票してゆきます。



開演までに、犬と猫どちらが好きかという練習問題で投票の練習をします。



投票が物語にどういう影響を及ぼすかの説明のため、京都に修学旅行中の女子高生が、その子の先輩に渡す土産を投票で選びます。

八つ橋を選ぶ事が出来ればめでたしめでたし、

とんでもない土産を選ぶととんでもない事になるという短い前説的な物がありました。



実はこの土産を選ぶ選択が後々物語に影響を及ぼす事になります。



京都に修学旅行に行った高校生達が、東京へ戻る途中新幹線が大雪で止まってしまう。



帯山(おびやま)さんと山本さんの仲良し女子高生コンビが、服部先生と話している際に、山本さんは笑顔を絶やさず敬語で話続け、帯山さんはむすっとしたタメ口で話しているのが対照的で印象的でした。





その後女湯を覗いて小沢さんに一目惚れした居丈高(いたけだか)君と、その居丈高君に好意を寄せる藤城さんが登場。



恋愛の事なら何でも願いが叶う神社のお守りで小沢さんとの恋を成就させようとする居丈高君と、それを阻止したい藤城さんがお守りを奪い合い、

その過程で藤城さんが繰り出す一発芸(?)と直後の居丈高君の反応が毎回違っていて、しかもかなり面白かったです。



このお守りの持ち主の神宮寺(じんぐうじ)君が、「修学旅行中に彼女が欲しい」というようなお願いをしました。

しかし、神宮寺君に彼女が出来ないので、修学旅行が終わらず新幹線が止まった。

新幹線を動かすためには神宮寺君に彼女を作る必要がある事が判明しました。



しかし、人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られて死んじまえという言い伝え(?)がある通り、神宮寺君の恋人選びを失敗すると、本来神宮寺君の恋人になるはずの人の恋路を邪魔したという事で、馬が現れて皆全滅してしまう。



高校生達はそんな出来事を繰り返した挙げ句、神宮寺君に正しい彼女を作る事ができていなかった。



元町さんが過去の数々の失敗から、馬の攻撃パターンを解析して応戦しようとするが、居丈高君がその話を信じない。



そこで、元町さんは元町さん自身の胸を、居丈高君に揉むように指示。



「俺はこういう時遠慮なく揉みに行くタイプだ」とか、

「俺はおっぱいが好きだが大きさにはこだわらない」と言って、

元町さんの胸を揉もうとするが、元町さんが居丈高君の攻撃パターンを完全に読んで胸を揉ませない。



こうして居丈高君は元町さんの言う事を信じ、

皆の前で

「元町さんの言う事は本当だ。俺が身を呈して証明しました!」

と、元町さんの努力を自分の手柄にしようとする居丈高君が面白かったです。



そんな事がありつつ神宮寺君の恋人を観客の二択の投票で選ぶのですが、選択を誤ると馬が出てきてジ・エンドになってしまう。



その回は終演予定時間より15分ほど早く舞台が終わってしまいました。



私も選択を誤ってしまったので、それ以降は同じ過ちをしないと強く誓いました。



で、そこで無事に元町さんを神宮寺君の恋人に選ぶと、新幹線が動き出し、これまでの選択によっては藤城さんの小悪魔ぶりが見れて、めでたしめでたし♪





と、思いきや、また馬が出てきて元町さんが銃で撃たれてしまうが、諦めず馬を追い払う。



山本さんは東京に戻ったら思いを寄せてる男性の先輩に修学旅行のお土産を渡して告白しようとしてました。

同じ男性の先輩に思いを寄せてる女子が他にもいて、その女子は例のお守りに先輩の事をお願いしていました。

その恋路の邪魔になるので、馬が現れて山本さんを狙い、かばおうとした元町さんが撃たれてしまったのです。



瀕死の重症を負った元町さんが「山本さんがいると恋が叶わなくなる人を皆で助けてあげて」という言葉を残す。

うまく表現出来ないのですが、本当に感動的でこの場面は何度観ても目がうるうるしてしまいます。



その後山本さんと同じ男性の先輩に思いを寄せてる女子がお守りに「私達の願いを叶えて下さい」と二人でお願いする。



そこでどちらの願いを叶えるかという最後の選択が現れる。



これまでの選択によって状況はかわりますが、登場人物達は、

「片方しか選べないなら選ばないという手もある」

「沈黙もまた答え」

「どちらも選ばない事はどちらも選ぶ事」

「スマホをしまえ~」

などと口々に観客達に呼びかける。



どちらかの願いを叶えるとどちらかの願いが叶わなくなってしまうので、バットエンドになってしまう。



そこで上のような呼びかけをして、サッカーで言うスコアレスドロー、つまり誰も投票せず0票対0票でどちらも選ばないという選択をもってハッピーエンドに持って行こうとしていたのです。

もしくは票数が同数でもハッピーエンドになります。



8公演中1回だけハッピーエンドになった回があり、幸運にもその回を観る事ができました。



お話の内容で感動する事はありますが、

お話がハッピーエンドになった事でこんなにも達成感があって感動的な舞台は初めてです!



バットエンドも観て楽しかったですが、ハッピーエンド観れて嬉しかったです!



ハッピーエンドの回、終演後考えがまとまらなくて、アンケート書くのにとても時間がかかってしまいました。



ちなみに瀕死の重症を負った元町さんは、実は風邪で修学旅行を休んでいて、神宮寺君の願いを叶えるために新幹線に幻の元町さんが現れて、本物の元町さんは東京にいて、東京へ帰ってきた神宮寺君を出迎えました。



終演後以前入手した台本にサイン書いてもらいました!








物語が分岐するので、稽古するシーンが多くいつも以上に大変だったようです。



お疲れ様でした!



今回はこんな物販でした。








次回作も期待したいです。
AD

リブログ(1)

  • NICE STALKER(ナイスストーカー) 箱入り彼女展示会観劇メモ”神様の言うとおり2”

    去年観劇した、ナイスストーカーの「神様の言うとおり2~夏の夜の夢の超特急~」は、観客が携帯で物語の途中に現れる選択肢を選んで、その結果に基づいて物語が進んでいくという内容で、8公演中1回しかハッピーエンド(トゥルーエンド)にたどりつけなかったのですが、その模様の上演会が実施されていたので観に行きまし…

    ryot10

    2016-07-10 14:44:17

リブログ一覧を見る