死ぬことで動く金 | 『始発列車のおっさん』的日常

死ぬことで動く金

僕が好きなテレビ番組のひとつに『カンブリア宮殿』という番組があります。

今日の内容は久しぶりにぐっ、とくるものでした

取り上げられていた主なテーマは「葬式にいくらかかるのか?」

ゲストの葬儀会社の冨安社長もコメントしていたけど、葬式の価格って「消費者も突っ込まなかった業界」なんだと思います。

僕の場合はぶっちゃけ、お坊さんへの『お車代』とやらが昔から?マークつきまくりでしたね。

なんじゃい、そりゃ。
『交通費』とは違うんかい?みたいな。


まあまあ。
特に俺らみたいな若者は冠婚葬祭に関することは『事が起こって』から慌てて調べるパターンが多く、調べたところで「だいたい、このぐらいじゃない?」という曖昧な価格しか算出されない。
(みなさん、どうでっか?)

この不景気な世の中で、やれ『地味婚』だなんだという言葉がありますが。


お葬式にも『適正価格』というものが存在するのですねぇ。

少しだけ安心しましたよ

そんなことを思ったのと同時に、ある漫画で目にしたコメントも思い出してちぃとばかし切なくなったよ。


『気をつけてください。この国、死ぬのにも無料(ただ)というわけにはいきません』


……やれやれだね。