やぁ、元気にしてたかな?いつでも雑魚の原宿ジェンヌだよ。
さて、今回は近代麻雀を久々に買ったのでそこからネタを。
近代麻雀(以下近麻)に連盟の堀内プロの鉄鳴きという連載というかコーナーがある。
今号のお題は以下の通り。
東1局 西家 9巡目 ドラ7m
234678m677p4588s
この1シャンテンの手牌の時に8sが出たらポンするか?というもの。
堀内プロは鳴いた方がいいとのこと。
理由としては、この巡目だといつ他家から先制リーチが来てもおかしくない状況だから、満貫が見える1シャンテンでも鳴いた方がいいとのこと。
先制リーチが入ると局収支はマイナスになり、手牌の価値がぐっと下がってしまうとある。
グラフが載っててそれを元に話しているんだけどね。
(そのグラフのデータは天鳳のデータ)
自分、これを読んでてちょっと疑問に感じた。
これ、8000が狙える手牌で、しかもリーチしてツモって裏が1枚でも乗れば12000もある。少なくても自分はそう考える。
それなのに、鳴いて2000点にしてしまうのはもったいないかなと。
東南戦で東1局に2000点あがってどうするの?あと7局もあるんだよ?
2000点あがってもトップを取れる可能性ってほんの少ししか増えないよね?ラスになる可能性も少ししか減らない。
もし、これが8000点だったら?12000点だったら?トップになる可能性も結構増えるしラスにもなりにくい。
前にも書いたけど、麻雀って半荘(東風)が終わった時点で点数が一番多く持ってる人がトップだ。
最後にトップを取るために東1局から組み立てていくのだ。
もしこれが、東風だったらまだわかる。
4局しかない東風で最初に2000点でもあがった方が有利になるだろう。
しかも、起家だった人は親がなくなって少しだけど苦しくなる。
だから、堀内プロって東風思考だと思うんだよね。
堀内プロが日ごろ働いている新宿の雀荘はピンの東風みたいだからね。
自分は基本的に東南戦の思考だ。点5で祝儀が1枚100pをメインに打っているから上の手牌を鳴くのはもったいないと感じる。
そして、自分としては先制リーチされてもいいじゃんって思ってる。
この手牌、突っ張る価値あるよね?
仮に先制リーチが来て突っ張って振っても、あと7局あるから取戻しも利くと自分は考える。
麻雀というのはルールによって打牌選択、仕掛けるタイミングが違ってくると自分は思ってる。
状況も毎回違う。その各状況でどれだけ判断できるかが実力だと思ってる。
上の手牌、自分は鳴かないと言ってるけど、状況によっては鳴く時もあるよ。
8sがリーチ宣言牌で6pが安牌とか通りそうだったりしたら、鳴いて交わすこともある。
あとは8pが4枚見えてるとか、白と發を鳴いてる人がいて中が見えてないとかね。
こういう風に場況による判断が大事なのだ。
手牌だけで鳴くとか言い切るのは個人的にはあんまり賛成できない。
とつげき東北のデータもそうだったしこの天鳳のデータもそうだけど、どっちもルールが特殊すぎると思うんだよね。
東風の赤なし麻雀のデータと、ラスしか失うものがない麻雀って、巷のフリーとかではほぼ皆無に等しいからね。
巷のフリーだって、東風のピンで祝儀が500pのルールと東南戦の点5で祝儀が100pでは違うしね。
と言うことで、自分は上の手牌は鳴かない方がいいと判断するけどね。
鳴いた方がいい結果が出るときもあれば、鳴かない方がいい結果が出るときもあるからどっちが正解だとは言えないけどね。
それが麻雀の面白いところなんだよね。
最後に、麻雀は生き物だよ。