『販促カフェ in 宝生亭 加賀本店』販売促進や経営に悩む人のための珈琲店

何も知らないクセに生意気な若造だった頃の自分に言い聞かせるように書いてます。マーケティングを学んで実践した事。そこから気づいた視点などなど。僕と同じような事業継承者さんのためになれば嬉しいです。


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久しぶりのブログ更新ですね(。・ω・。)

実はいま、子供と遊べると遊べる観光地やグルメや旅館の事を書くブログを制作していて、このブログの更新が落ちてます。

あ、でもこっちも止めませんよ。このブログは僕にとってめっちゃ重要なブログですから。

あ、そんな事はどーでも良かったですね。さーせん。

さて、今日のお話は「宝生亭の販促物が販促物じゃなくなった瞬間」というお話。


実はこれ、先日の全日本DM大賞を獲った時、壇上でもスピーチさせて頂きました。



宝生亭の販促物がただの紙でなくなった瞬間



僕はかれこれ約10年、マーケティングを学び実践し続けてきました。

その目的はもちろん会社の売上を伸ばすため。

主に販促物について学んだのですが、チラシや紙媒体やホームページ等のその反応率を上げる事を学び実践してきました。

さすがの10年。かなり真剣に学んだのでそのスキルは高いと自分でも思いますし、何ならそのスキルを学びに来てくれるお客様がいたり、時には講演依頼も頂くほどです。

でも、10年の学びと実践を覆す事が起こりました。

それは嫁の一言。

ハッキリとは記憶してませんが、こういう感じだったと想います。



「そんな紙ばっかり送ってないで、もっと心に響くもん贈れんのん?」



はい。素人さんに「心に響く」とか言われると、とてもカチンときます。

だって、僕は10年も学んで実践し続けてきた。

なんなら失敗も沢山したし、その上に築かれた経験や成功法則も持ってる。

なのに、



「もっと心に響くもん贈れんのん?」



頭に来るを通り越して驚愕っすわ。

あ、驚愕ってのは「とてもおどろく」って意味です。


もとい、


嫁はその時、何を僕に伝えたかったか?というと、コレ。







「母の日にお客様にカーネーションを配りたい」




いつも嫁が宴席で接客するのは男性客がほとんど。

そんな男性客が温泉に遊びに来れるのは、家庭を大切に守ってる奥様のおかげ。

だから、そんな奥様達に宝生亭から感謝を籠めてカーネーションを贈りたい。

それが嫁が言いたかった事でした。


僕はその時感じたのは、



それ販促物じゃなくて贈り物だよ・・・



なに言ってんだ・・・




正直な気持ち、とても上手くはいかないと思いました。

だって、奥様にカーネーションを贈ると言っても、お客様の奥様の情報までは顧客名簿に無い。

もしかしたら、奥様がいない方だっているのにどうやって贈るのか?

僕の頭の中には。出来ない理由がグルグルと回り続けます・・・



ところが、贈ることが出来たんです



それは、いつもお客様の家に顔を出す営業マンと宴席でお客様と沢山語る女将のコンビネーションのおかげ。情報を沢山持っていたんですね。

初年度に贈った本数は20本程度。

いつもの販売促進に当てはめると、あまりにも少ない頭数。



でも反応がすごかった!



カーネーションを贈った奥様すべてから電話やお手紙の反応があり、それが予約に繋がっていきました。

むしろ、「もう、うちの旦那はアナタの所しか行かせないからヨロシク!」と言われる奥様もいたほど(笑)


その時、僕の知識や経験や自信がガラガラと音を立てて崩れていくのがリアルに聞こえるようでした。

でもそれは嫌な音ではなかった。

むしろ、崩れた跡からまぶしい光が漏れ出して、何もかもがスッキリとクリアになる感覚でした。




「僕は紙を通して何を送っていたのか?」




僕が作っていた販促物は、そのためには費用対効果や、反応率の高さや、捨てられない工夫や、読んでもらえる技術、そんなテクニックが沢山詰まったものでした。

確かに反応は良い。

でも、勉強した分だけ。20人中20人の心が動くような事はできなかった。


売上を目的にしている内に、仕事の目的の「そもそもの部分」が見えづらくなっていたんだと思います。


経済の語源は経世済民(けいせいさいみん) = 「世を治め民を救う」

カンタンに言うと、「世の中を良くして人々を幸せにする」という意味です。


だからお仕事の目的にはそもそも、「人々を幸せにする」という意志が根本的に組み込まれている。

僕は販促物を送る事で、誰を幸せにしていたのか?



自己満足を痛く恥じました



それからというものの、宝生亭の販促物は心を届けるもの、お客様の笑顔に結びつくものが中心となってきました。

全日本DM大賞を受賞したこのDMもその想いに則ったものです。




VIPのお客様は同封の〈金の名札〉をつけてお越しくださいDM

→そのDMについて詳しくはアドタイ記事




「そんな紙ばっかり送ってないで、もっと心に響くもん贈れんのん?」






「あなたの会社は、DMでナニを送っていますか?」




いえ、その質問より、




「アナタはどんなDMが届くと最高に嬉しいですか?」




きっとこう質問された方が、大切なお客様が欲しい本当のモノが分かるかもしれませんね。





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