いや~、長らく待ちましたが、日本時間の今夜ついにプレミアリーグが開幕します。



今年はスペインリーグが何やら盛り上がっていますが、

やっぱり私はプレミアリーグ!!



例年に比べビッグネームの移籍が少なかったように思いますが、

チェルシーを除くビッグ4はそれぞれ主力選手を放出。

でも、それを補う選手補強はしていない。

今シーズンはワールドカップイヤーだから、選手があまりリスクを負わないらしいです。



ということで、タイトル争いは接戦が予想されています。

どこが優勝するかは全くもって分りませんが、

注目選手はマイケルオーウェン。

ワンダーボーイといわれた彼も、今年で30歳。

度重なる怪我で最近はろくにプレーできていませんが、

ワールドカップでもう一度観たいので期待しています。

ただ、マンチェスターユナイッテドはもう優勝しなくてよいです。



リーグ戦以外にもFA Cup、Carling Cupもあるし、

チャンピオンズリーグも開幕します。

いや~楽しみですね!!!




Come on Gunners!!





昨日、U12レベルにおけるクラブチームと地域少年団の差について書きましたが、

それに関連するコラムを見つけたので紹介します。



釜本さんが書かれたコラム で、Jクラブの下部組織の選手は、

高校の部活でサッカーをやっている選手にメンタル面で劣るとの事。



U12のレベルではテクニックがメンタルや体力面を凌駕しており、

大きな差が出ていました。



しかし、学年が上がるに連れて、ユースから選出される代表選手の数が減っているそうです。

その理由として、Jのクラブは個の能力(テクニック)を上げる練習が多いため、部活よりハードワークをしないため、体力面ならびにメンタル面で負けてしまい、それが最終的にプロもしくは国際舞台で活躍できるかどうかにつながっていくと。




たしかに、Jユースと部活では完全に進むベクトルが違う。

ユースの選手は、ほぼ100%プロになりたい集団。

一方、部活の選手は、少しでもうまくなりたいとか、高校選手権で優勝したいという先に、プロになりという目標があり、長期的にプロを育てる集団ではない。



釜本さんが言うように、Jクラブの育成陣が

メンタルの部分で部活の選手より劣っているという部分を認識して、

指導を行っていかない限り、プロや国際舞台で活躍できる選手が育たないから、下部組織を持つ意味が薄れていってしまう。



ただ、ユースの選手が恵まれているという事には疑問がある。

相対的にみればJクラブの方が環境的には恵まれている。

ただ、近年の全国大会レベルのピッチはほとんどが芝生もしくは人工芝で開催されている。

スポーツに力を入れている高校であれば、練習場でも良い良いピッチコンディションがある。



そのクラブのアイデンティティを根付かせ、

個々の能力を向上させるという長期的な指導と、

日々の練習の中で、どれだけ勝つという部分を意識させ、

また、プロになるために相手を蹴落とすという短期的な指導の両面が必要なのではないかと思う。



とはいえ、メンタルの指導は難しいと思います。

最終的にはどれだけ本人が上を目指しているかによると思う。

それには、生活環境・家庭環境という大きな要素であり、

ユースvs部活という環境面の違いではないはず。



とりあえず言えるのは、10年後はどういう状況になっているか分りません。ただ、こういった議論がサッカー界で盛んに行われ、指導者の底上げにつながり、最終的に若年層の指導に良い影響を与える結果になれば良いと思っています。





今、日テレで放送された全少の決勝戦をテレビで見ました。

昨年準優勝の名古屋グランパスジュニア vs 埼玉代表新座片山FCの対決。



結果は2-0で名古屋グランパスの勝利。

グランパスの攻撃を新座片山が凌ぎ、カウンターで反撃といった構図でした。



驚いたのは、グランパスの選手のこのレベルの高さと、

チームとしてやろうとしているサッカーのレベルの高さ。




ボールコントロールが抜群にうまいし、きちんと周りを見てプレーしているから、

ダイレクトのプレーも出る。しかも、フォワードの二人は常にシュートを意識していたので、

新座片山も連携してかなり堅い守備をしていましたが、

最終的にコースが空いてしまい、ミドルシュート2発に沈みました。



グランパスは個の能力も高く、プレッシャーがあっても落ち着いてプレーしていました。

ボールの受け方、身体の使い方もうまく驚かされるプレーが多くありました。

やはり、常日頃トップチームや、ジュニアユースなど上のカテゴリーを見ていると、

そういったプレーが身に付くんでしょうね。




決勝戦を見ただけですが、両チームの目指すサッカーと個の能力には大きな差が見られました。

友人とも話していたのですが、トップチームから一貫した指導をするクラブチームと、

地域少年団の差が少しずつ出てきている気がします。




今年のベスト16にはJリーグのジュニアチームが5チーム。(J目指しているクラブも含む)

そしてベスト4にはこの中から3チーム。


- 大宮アルディージャ

- 川崎フロンターレ(ベスト4)

- 名古屋グランパス(ベスト4)

- コンサドーレ札幌

- 横川武蔵野FC(ベスト4)



小学生のうちからこれだけ優れた選手を育てる事が出来るのだから、

Jのクラブが下部組織を持つ事の重要性に気付くはずだと思います。

そこで一貫した指導が行われるようになれば、今日感じた差が大きくなるような気がします。








今回は金融危機があるとはいえ、フットボール界で動くお金の大きさを記録に残す事もかねて紹介します。



まずは、プレミアクラブ全20チームの借金総額 、£3.1billion。

日本円にして約4,960億円(1ポンド160円計算)




またリバプールFCは£350million(約564億8千万)の借入金を、

7月24日までに返済しなければいけません。




その一方で、マンチェスターユナイテッドはAIGの代わりに、

Aonという会社と契約

2010~2011シーズンから4年間で£80million(約125億円)



その一方で、ウェストハムのチェアマンは£300million(約480億)の借金を作り身売り




そして、カカは£56million(約90億)でミランからレアルへ

C.ロナウドは£80million(約128億)でマン.Uからレアルへ移籍しようとしている






不況とはいえ物凄い金額が動いているフットボール業界。

どのリーグでもクラブの買収や借金が騒がれていますが、

消滅するクラブが発生しない事を祈ります。




P.S. 金額の計算が間違っていたらすいません。











あら~、カカ移籍してしまいましたね。

今年の冬のマーケットでマンチェスターシティに移籍をしなかった時は、

数年はミランにとどまると思っていたましたが、

レアルマドリッドのブランド力は未だ選手にとって魅力的なんでしょうね。

イタリアではミランが一番好きなので残念です。




ただ、もう一つ残念なのがマルディーニの引退。



小学校中学校の時は左サイドバックでプレーしていた私。

最初は嫌々プレーしていましたが、段々好きになって、

トヨタカップで彼を観てからは断然ファンになりました。



長年トップレベルでプレーを続け、

サイドバックだけでなくセンターでも出来る。

さらには模範的な選手でキャプテンシーもある。

チームにとっては本当に欠かせない選手。

しか~も、ミラン一筋。

かっこいいですよね、男として憧れます。





長年のリーダーが引退し、信頼のある監督と、

時期キャプテン候補と言われていた選手が抜けたミラン。

これだけ中心的な人材が抜けると、チームとしては厳しい。

他の選手もアンチェロッティやカカのように移籍する可能性もある。

さらには時期監督は経験のない貴公子レオナルド。



不安で一杯です。。。




何だかんだいって世界最速で決めちゃいましたね。



昨晩のうちに、日本、オーストラリア、韓国、オランダの出場が決定。

オランダ大好きな私としては嬉しい限りです。



それにしても昨日の試合は久しぶりに緊迫感漂う試合でした。

開始10分で先制ゴール。

その後すぐに追加点と思いきや、オフサイドの判定でノーゴール。

楽勝かと思いましたがこれで流れが完全に変わりましたね。



ピッチは狭そうでしたが、芝が深くてボールが走っていない感じ。

また芝が深いおかげで、暑くないのに体力の消耗が早い。

決定的なのは、久しぶりに見る完全アウェーな審判&副審。

ファウルは取らないし、戻りオフサイドも見逃している。

あまりの酷さに笑ってしまいました。



ただ、こういった状況が生まれるからサッカーは観ていて面白い。

一方的な展開になる試合は、観た後の満足感が違う。

これは選手たちも同様だと思う。この試合を乗り越えて勝利し、

出場権を得た事は自信になったんではないでしょうか。

特にディフェンシブな選手たち。かなり集中して踏ん張っていました。




残り2試合は勝ちに行かなくても良いので、サブの選手を中心に使うか、

違った形を試す機会にもなる。

何はともあれおめでとうですね。



先日「ソサイチ 」というエントリを書きましたが、

5月26日付けで関連記事を見つけたので紹介します。



8人制の普及苦戦 今年度開始U-12リーグ



今年上旬にU-12レベルで8人制サッカーの全国大会があったそうです。

07年の11人制サッカーと比較すると、準決勝・決勝においては、


一人当たりのシュート数:約4本 → 3倍に増加

ペナルティーエリア進入回数:4回強 → 2倍



この数字から見ても分るように、

11人制よりもゴールへ向かおうという意識が強いようですね。

ピッチも狭いですし、技術や判断スピードを高めるために、

この年代で8人制を取り組むのは非常に良い事だと思います。



ただ、JFAが先日合宿を行ったのはU-20の世代。

やっぱりちょっと遅い気がします。

U-12の段階で、全国各地から子供を集めて刺激させあっても良いと思います。

むしろ、この年代の方が自分の地域以外の選手と接する機会は少ないはず。


また、U-12は体格差などの身体的な成長の差が、大きくプレーに影響します。

どうあがいても世界的に小さい日本人選手が、世界で活躍するためにも、

早いうちから、狭い中で通じる技術や、

判断スピードを高めることを意識付けることが大切だと思います。




しかも、U-12でサッカーと言ったら11人制。

浸透度は低いようです。

全日本少年サッカー大会を11人制から8人制にするという案も出ているようですが、

個人的にはフットサルではないので、11人制のサッカーの中でうまくプレーするための、

8人制という考え方の方が良いと思います。




なにはともあれ、基礎技術を会得するには若い世代のうちの方が良いはずです。





大事なお知らせがありました。



ありました??

はい、私のブログの事ではありません。




私の通っているフィットネスジムが7月一杯を持って閉鎖するそうです。

突然の通知が来て、かなりビックリしています。

5月から通い始めたばかりなのに。

やっと慣れてきたのに。



結構人が入っているので儲かっているのかと思っていたけど、

この店舗だけ閉鎖のようなので、ここだけ採算が取れていないのかもしれませんね。

確かに、駅前徒歩一分で、地下一階から5階まで全てが施設。

賃貸だったらかなりの料金のはず。

料金形体は何種類もあるので、人数で割り出すのは難しいかもしれませんが、

あれだけの施設を維持するのに、何人くらいの会員が必要なんでしょうね!?



やっと、腰の回復もゴールが見えてきたので、

少なくとも7月までは継続的に通いたいと思います。


遅くなりましたが、チャンピオンズリーグ決勝について書きます。



皆さんもご存知の通り2-0でバルセロナがマン・Uに勝利しました。

マン・Uは好きではないですが、正直がっかりしました。



C・ロナウドをワントップにして戦う布陣は準決勝のアーセナル戦セカンドレグと同じ、

あれはまず守備ありきのフォーメーションに見える。

実際、ルーニーとパクチソンはかなり守備に奔走していた。

最初の10分間で1点が取れていれば違ったのかもしれませんが。。。




それにしてもバルセロナは良かった。

何がって?システム的なことは分りませんが、

まずパススピードが速いこと!!それとトラップの正確なこと!!

ラスト15分は疲労のせいかズレが生じていましたが、

バックラインからのビルドアップ含め、かなり正確で選手全体に共通意識が浸透しているようでした。

この部分ではマン・Uとは雲泥の差。



あとは縦に行くタイミングが素晴らしく良い。

いくらポゼッションが高くても、どこかでゴールに向かわないといけないですから。

これはもう受け手と出し手のセンスの問題ですね。



誰もが認めていますが、イニエスタとシャビの判断とボールコントロールはずば抜けていて、

マン・Uのディフェンスは対応が出来ていませんでした。

この負け方はマン・U選手にとってショックだったと思います。

それとスコールズのタックルは一番見たくないものでした。

あれは確実にレッドカード!!あの時点でマン・Uの負けは決定しましたね。




これで今シーズン3冠となったバルセロナ。

ものすごい完成されたような褒められ方と結果を残していますが、

グアルディオラ監督は就任1年目。

素晴らしいメンバーがいるとはいえ驚異的としか思えない。

良いメンバー揃えても勝てないチームはいくらでもいますからね。




ヨーロッパ最高峰の決勝でこれだけの結果を出したら、

今後数年は栄光が続くと思いますが、そうはいかないのがフットボール。

今シーズンはこれでお終いですが、また来シーズンが楽しみです。




あっ、FA Cup決勝忘れてた。

がんばれエバートン!!がんばれモイーズ監督!!!











今日は珍しく野球のネタを書こうと思います。



Yahooのトップページにも出ていたので、ご覧になっている人も多いと思いますが、

ファウルボールで負傷し損賠請求訴訟になっているそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000600-san-base



昨年五月の楽天のホームゲームで、ファールボールが観戦者に当たり、

失明寸前になってしまい、訴訟問題に発展しました。




リンク先の一番下にもありますが、

チケットの裏側には以下のような但し書きがあるそうです。



第13条(責任の不存在)には「主催者は、観客が被った以下の損害についての責任は負わないものとする」との項目がある。「ホームランボール、ファウルボール、その他試合又は練習行為に起因する損害」が該当し、「主催者が負担する損害賠償の範囲は、治療費等の直接損害に限定されるものとし、逸失利益その他の間接損害及び特別損害は含まれないものとする」と記している。



つまりは、主催者は治療代は補償しなければいけないけど、

それ以上のことには関知しませんよと。



今回はここで法律的な見地から検討するつもりはありません。

実際に球団側が敗訴となった場合に考えうる損失について考えてみたいと思います。





近年、野球界も観客動員を確保するために色々なアイデアを考えています。

例えばジャイアンツは2005年よりエキサイトシート というものを導入しています。

ピッチレベルに観客席を作り、より選手を身近に見ることができ、

一層の臨場感をかもし出してくれる席のようです。

また、安全のためヘルメットとグラブの着用をお願いしているそうです。



こういった席は数も限られますし、練習中などにサインももらいやすいため、人気があるそうです。

球団としても、2番目に高い価格 に設定していますし、

CLUB G-Po会員を中心に販売しているという事で、

非常に価値のある席となっていると思われます。



どの程度の安全装置が必要なのかは分りませんが、

ファンはより選手を身近に、遮るものがない環境で観戦したいと思っているはずです。

ホームランボールは無理かもしれないけど、ファールボールなら取れるかも!!

と思っている子供も数多くいると思います。



球団としても、売れる席を失いたくないはずです。

単純なシート数の減少や、安全装置設置のため観戦意欲の低下を招き、

入場料の低下が予想されます。

また、安全のためのスタッフ配置のため、支出も増えるでしょう。




こうみると観客も球団もHappyにならないような気がします。

どんな結果になるか分りませんが、気になります。